ロジストの路地街めぐり

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい。

The Ginza reflected -映射される銀座- 2013夏

日本全国に「銀座」と名のつく場所はいくつあるでしょう?人によって、数はまちまちです。いちいち数えることに意味はありませんが、数百はあるようです。しかし、○○銀座は山ほどあっても、ただの銀座は、一ヶ所しかありません。まぎらわしいので、ここでは銀座のなかの銀座ということで、「THE 銀座」としておきます。

最近のTHE銀座にはディスカウントショップが増えてきて、少し目障りではありますが、今も日本で一番「おとなの街」であり、「ハレの街」であることに異論はないでしょう。なぜだかわかりませんが、歩いているだけで、自然と背筋が伸びてしまうのです。

そのTHE銀座のシンボルのひとつ、松坂屋が88年の歴史を閉じました。日本で初めての、土足で入れるデパートでした。屋上遊園地ができたのも、ここが最初でした。ときどきはお世話になったことでもあり、最後の日に記念写真を撮りにいきましたが、入場制限されるほどの買い物客でごったがえしていました。皮肉なものです。

アベノミクス効果で、今年に入ってデパートが好調とのことですが、詳しくみると、バカ売れしているのは一部贅沢品だけで、その他の衣食住に関わる商品の多くはマイナスです。ちなみに、スーパーの売上もずっとマイナスです。長いスパンで見ても、凋落傾向に歯止めがかかってきたとはいえません。今夏の線香花火にならなければいいのですが。

ついでに、松坂屋周辺のTHE銀座を歩いていると、この街にはウインドウが多いことにあらためて気づきました。まるで、遊園地のミラーハウスのようです。こんなウインドウに反射させながら写しこんだ虚像は、実像にはない、計算できない面白さを見せてくれます。

「そうだ!これを撮ってみよう」。

ということで、松坂屋を撮りに行った初回は晴海通りと銀座通り、2回目は晴海通りの西側、3回目は晴海通りの東側に分けて、すべての通りを歩きました。出来上がったアルバムが「The Ginza reflected -映射される銀座-」です。

なにしろTHE銀座です。面白い被写体はいくらでもありますから、そのまま撮っても、面白く撮れますが、反射させながら撮るとなると、いかに難しいかを実感しました。撮りたいものがあっても、反射させるものがなかったり、あっても材質が悪かったり、角度が悪かったり。それらをクリアーしたとしても、日光や照明の位置によって、PLフィルターでも調整できなかったり。そうこうしているうちに、被写体がいなくなったり、変化したり。これらの条件を備えたシーンにはめったに出会えません。それでも、ひとつの街で、写りこみ写真だけを集められたのは、それがTHE銀座だったからでしょう。

写りこみ写真については、昨年の法改正で、写真に写りこまれた著作物には、著作権が発生しないことになりましたので、よほど悪質でなければ、自由に撮れるようになりました。ましてや、反射させながらの写りこみは、それ自体に運と技術と感性が必要ですから、当たり前といえば、当たり前です。もちろん、肖像権の問題には気をつけなければいけませんが。こんな楽しみ方もあるのでしょう。

rojist




サヨナラ松坂屋。銀座の風景がまた変わる。閉店セールといっても、年中やっているものもある。注意しよう



土足で入れる初めての百貨店だったそうな



ユニクロビルから松坂屋を見下ろす様は、小売業界の力関係そのまま
閉店メッセージ。(松坂屋は)「いつか生まれ変わるだろう」。企業活動で「いつか」はありえない。たったの一行なのに、痛々し過ぎる



シャツに乳首が透けないように、縮小手術をする男が増えているらしい。男の乳首もワイセツになる時代がくる?



最近は、開花宣言も梅雨入り宣言も当たらないことが多い。自然界の不思議に追いつけないから、科学は進歩する
「はくちょう」は硬いけど、「しらとり」は柔らかい。人間も同じ。うまく使い分けるほうが生きやすいと思う



銀座の名店がオタクショップに?確かめてくる価値はある



落書きは迷惑という固定観念を捨てよう。逆転の発想で人が集まる



銀座には丸源ビルがたくさん。そういう、儲かっている奴ほど脱税する。昔は納税が生きがいの経営者もいたのに
そういえば、レゴブロックがまた流行りだした。レゴやプラモは脳にいい。少なくとも液晶画面で遊ぶよりは



数寄屋橋交差点がスクランブルなのに、なぜ四丁目交差点はスクランブルではないのだろう。なぜだか知ってる?



手もみ、爪もみ、肩もみ、足裏もみ・・・もめば命の泉湧く(?)
新しい歌舞伎座は古さと新しさのコンビネーションが素晴らしい。古いものの再生、やればできるじゃない



海外旅行シーズン。かわいい子供を見つけて、頭をなでてはいけない。特にアジアでは絶対ダメ。犬もそう。女性もそう・・・多分



飛びすぎ疑惑で騒がれたプロ野球のボール。人間も、外見を変えなくても、中身を変えれば飛躍できるチャンスがある



犬好きは協調性があってアウトドア派。猫好きはマイペース人間でインドア派。どっちでもいいけど、ペットの臨終までちゃんと面倒みてほしい
花を贈る文化が根付かない日本で、銀座には驚くほどたくさんの花屋さんがある。銀座ではどんな人がどんな人に贈るんだろ



富士山が世界遺産に。でもこれ以上汚さないでほしい。入山制限が難しいなら、入山料を1万円にしてもいいと思う



健康には、5色野菜がいい、ビタミンA・B1・C・・・、鉄分も、肉も、いや魚、日本人なら米だろう。言うとおりに食べて肥満になる
ワインブームなんていうけど、日本人のワイン消費量は1年にこのボトル2本分だけ。とてもじゃないけど、ブームなんていえない



日本ではサングラスの普及率が低い。サングラスに対するネガティブなイメージが根強いせいだろうか



場外馬券売場の周りに予想屋がちらほら。新聞もTVも選挙予想屋。予想屋が商売になる社会って、考えてみるほうがいい
ことさら「勝負服」をアピールする意味がわからない。外出するときは、いつでも勝負服じゃないの?



記念日や大晦日にしか上げない外国と、いつでもどこでも上げる日本の花火。職人のレベルが違うのは当然

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東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ボチボチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

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