ロジストの路地街めぐり

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい。

お茶の水・神保町(2013年1月)

今回は、お茶の水と神保町を歩いてきました。お茶の水には、なぜか昔から、学校・古書店・楽器店・スポーツ用品店・カレー店がたくさんあります。これほどバラバラな業種が狭い場所に集積している地域は、世界中、ほかにないかもしれません。これだけ特定業種が集積し続けている理由はなんでしょう。調べ始めると左脳人間に戻ってしまいそうなので、やめておきます。

さて、懐かしの明大通りですが、学生運動が激烈さを極めた70年頃、この通りは催涙ガスに覆われ、道路のアスファルトは剥がされ、たくさんの車が燃やされました。駅のホームも電車の中も、誰もが催涙ガスで目を腫らしていました。この前年には、東大入試も中止されました。比較することではないですが、大阪桜宮高校の入試中止騒ぎより、社会的には、もっと大きな問題でした。

神保町には、古書店や小さな出版社が、およそ700店もあって、毎年増えているそうです。10年以上も出版不況が続いているのに、なぜでしょう。写真専門の古書店、魚山堂書店を覗いてみました。白山通りから人ひとりがやっと通れる狭い階段を上ると、鉄の扉が閉まっています。見渡すと扉の横に、小さな文字で店名が書いてあったので、ドアを開けました。中はうなぎの寝床のように細長い通路があって、両脇に古書がうず高く積んであります。昭和の初め頃の雑誌もあります。気をつけないと崩れ落ちそうです。一般人相手でないことは、ひと目でわかります。

魚山堂のように、専門書や希書は、それなりの流通ルートがあるのでしょうが、それだけではないような気がします。スピード・ロープライス・マスセールスがビジネスの常識のようになっていますが、それと、逆の流れで生き残っているのが古書店です。古書の売り方は、レアものを扱う、売り急がない、多数を相手にしない、ことが基本です。キーワードは、「スモールビジネス」ではないでしょうか。人は成功すると、次はもっと大きな成功が欲しくなります。しかし、スモールだからこそうまくいく事業もたくさんあるということです。

明大通りから、空家となっているカザルスホールの脇の道を通って東へ行くと景色が一変します。高層ビルが林立し、超一流ビジネス街に変身しつつあります。本郷通りを北上し、そこから旧万世橋駅まで下っていく間、ずっと続いています。下りきると、そこは秋葉原。このギャップがぞくぞくするほど面白い。万世橋駅周辺が完成する今年の夏が楽しみです。

ランチは老舗の共栄堂のカレーにしました。なにしろカレー店が100店以上あるそうです。おいしかったです。

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満月じゃないよ



地下鉄でも少しは陽にあたるほうがいいかもね
危なくて寄りかかれないフェンス



闇はときに人を誘惑する
静寂のなかの文化学院。長い歴史の物語がある



開幕を待つ舞台のよう
揺らぎのない灯火ができてから闇の恐怖が和らいだ



映画にカチンコはつきものだけど、映像と音声が同時録画のビデオ撮影には必要ないと思うのだけど
真っ直ぐに下りる男坂



曲がりながら下りる女坂
アテネフランセ。日本オタクの仏人が増えている。カルチャーパワー恐るべし



もう少し左に下りる坂だったら、富士山が見えるかも。せっかく晴天なのに残念
腕立て前方転回の分解図みたい



車体がオレンジ色だったとき、中央線には飛び込み自殺が多かったらしい
カトリック神田教会。たたずまいがいい感じ。ただ、マリア像は・・・



当初は交番だったのだろうか



能は江戸時代までは、猿楽といっていた



日本人=お米の時代ではないので、常に新しい料理方法や食べ方を提案し続ける努力が必要だと思う
バス停の名前にまでなる居酒屋なんて、すごい!でも、「市バス」って?



写真専門の魚山堂書店。ビルの2階の鉄扉を開けるとここ。素人は来なくていいって意思表示している
メガネとマル金マークが怪しい



授業を抜け出してここでお茶することを、「さぼ(う)る」という?
狭いのに人通りの絶えない路地



その昔、古書店街といえば、すずらん通りだった
いたるところで見られるこんな光景



こんな人だかり
超有名な政治家や文人墨客が通った店



かっこいい路地み~つけた



気になって調べたら、「ラドリオ」はレンガの意味、「ミロンガ」はタンゴなど南米の舞曲だった。勉強になる
神保町花月。吉本興業がどんどん劇場を作ってくれるから、芸人はテレビにでなくても生きていける



日活はロマンポルノ路線に進まなければよかったのに



背表紙が外向いてたら、見にくいよ。もしかしたら、外の人にも見せたいのかも



神保町の古書店街には約1000万冊の本がある。文句なく世界一
米国人教師、ウィルソン氏が、この地にあった東大の前身、開成学校に初めて野球を紹介した



威風堂々のニコライ堂



「初めに言葉ありき、 言葉は神と共にありき」。神は何語を話したのだろう



St.Niclaus。サンタクロースと言ったとたんに庶民的になってしまう
こういう形の出入口をみると、なぜかアウシュビッツを思い出してしまう



工事中の万世橋駅。完成したらまた来よう
気が付けば秋葉原。赤と黄色が多くて頭痛がする


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  1. 2013/01/27(日) 11:27:05|
  2. 千代田区
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東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ボチボチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

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