東京路地ランキング

文化遺産として残しておきたい路地をランキングしてみました

築地・湊(2012年12月)

これから何回かに分けて、隅田川を河口から浅草の手前まで、遡ってみます。まずは河口の築地から八丁堀の手前まで。築地市場は一週間後に迫った都知事選の争点にもなっていますが、今日の市場は、そんなことあるの、というくらい、いつも通りの賑わいです。そりゃそうでしょ。なにしろ師走ですから。軽トラやターレがびゅんびゅん飛ばしています。あのターレですが、一度運転してみたいです。場外市場のたくさんの人たちを蹴散らして走るのって、カッコイイこと間違いありません。

東京生まれなのに、初めて築地本願寺に行きました。浄土真宗は、念仏を唱えれば極楽に行けますし、妻帯してもいいですし、他力本願を勧めていますし、誰にでも開かれた宗派といえます。だから、日本で信者が一番多いのでしょう。築地本願寺も、建物は古代インドの様式ですし、お堂の中には誰でも入れますし、パイプオルガンやステンドグラスがあって、キリスト教会かと見まごうばかりです。イスラム寺院に似た雰囲気も味わえます。フレキシブルといえばいえますが、空海ファンの私としては、どうも軽すぎてねえ。そんなことより、最近の葬式離れ、檀家離れは、少子化=経営危機の図式となることが明らかですので、どんな形で宗教の存在価値を残せるか、いずれにしても、大改革が必要になってくると思いますが、どうでしょう。

築地や新富町の料亭街は縁もないので、チラ見しただけで素通りしまして、隅田川沿いに広がる湊地区に進入しました。このあたりには、紙工・印刷・製本といった関連する小さな会社が集まっていますが、街のほとんどは、バブル期による地上げ屋の暗躍で虫食い状態になってしまい、凄まじい光景を見せつけています。以前訪れた西新宿もひどかったですが、立地的に恵まれているので、再開発は時間の問題です。一方の湊地区は、海の向こう、佃・豊洲・晴海・台場・有明などの高層ビルを見ると、悲しくなります。


なぜそうなってしまったのでしょうか。この機会に考察してみました。この界隈は、銀座に歩いて10分と至近距離にあり、ウォーターフロント的な眺望にも恵まれているので、立地条件としては最高です。だからこそ、地上げの対象になったのでしょうが、幸か不幸か、戦災を免れたことで、戦前から続く街を守ろうとして、住民が抗い続けたことが、現在のひどい状況をもたらしてしまったようです。ようやく今年の10月、一部地区で大手デベロッパーの再開発が決まりましたので、いずれ、優良不動産の穴場的存在になるかもしれません。投資をするなら今のうち?(年末ジャンボ宝くじより確率は高いかも、と言う意味で)

今回の撮影では、大チョンボをしでかしました。もう帰ろうかというとき、ほとんどが露出オーバーなのに気づきました。単なる設定ミスというか、前回の設定のまま出かけたわけです。最初の2・3枚で気づきそうなものを、どういうわけか、何も考えずに、気分よく、バチバチ撮りまくってしまいました。あとの祭りです。帰ってから補正を試みましたが、ほとんど白とびしていて、手の施しようがありません。でも、せっかく撮ったものですから、失敗例としてアップしました。失敗は成功の・・と言いますから、いい経験をしたということにしておきます。

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移転の話はあるけど、銀座と地続きだからいいんだよね。豊洲じゃねえ





人気のお店には平日でもこの行列。結構高いのに。若者はみんな貧乏だってマスコミで言ってたけど?
むさい男ばかりの市場で、華やか紅一点。どんな仕事をしているの?





いいの?隅っこで休んでいて。みんな忙しそうにしているよ
オレってカッコイイよね





思わずパチッ





築地場外はみ~んな古い。これがピッカピカのお店だったら、う~ん
築地川の門跡橋。生き埋め状態で放置。もう少し優しくしてやって





インドのような本願寺。中はもっとびっくり。明日からキリスト教会としてもイスラム寺院としても使えそう





草花は、おしゃれな家にもらわれても、下品な家にもらわれても、文句も言わずがんばらなきゃいけない。人間はぜいたくだ





その昔、勝鬨橋には開閉を知らせる信号があった
大型船が通ると、ここから左右に橋が持ち上がった





勝鬨橋から隅田川の上流を望む。ゼロメートル地帯なのがよくわかる
サビも、新しいデザインであり、新しい色彩だと思えばすごく新鮮だ





上手に新旧折衷ができている





このあたり、お店でなくても、ふつうに銅版葺きの家が多い
銀座総本店のあんぱんは酒種だけど、分家のここはビールホップ種を使う。これがまたオイシイ





ターレのある路地。ここから築地市場に出勤するのかな





やっぱりモミジは日本家屋によく似合う





鉄砲州稲荷。 「威張る時には神に捨てられ、 欲張る時には金に背かれ、 妬む時には友を持ち得ず、怒る時には己を失う 」
お久しぶりの金次郎さん。小学校のときの金次郎さんは本を読んでたけど





お店の裏にお稲荷さん。「あんじょう儲けてや」
ちょっと寂しい大川端





笹子トンネルの天井のボルトはこんな状態だったのかも
壊れかけた街は、壊れかけたラヂオより、タチが悪い




地上げにレイプされた街の路地は、かえって日当たりが良くなった
川向こうと川こちら、あまりにも対照的な土地利用の現状を見た





櫛の歯が抜けたような湊の街。中途半端な地上げはかえって迷惑する





けなげに咲いてくれ!寂しい町だから





何屋さんかわかりますか?ヒントは右の皮切れ
ブフッ!





佃島への船着場跡。昭和30年には、一日70往復した。東京オリンピックの年まで300年間も現役だったとは
湊から佃公園を望む





"peace"と連呼しても平和は来ない。衣食住の充足が平和の重要な必要条件だと思う

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