ロジストの路地街めぐり

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい。

代々木・初台(2012年9月)

たまたまですが、ブログで「春の小川ルネッサンス」運動というのを見つけました。玉川上水もそうですが、最近は都心の水辺環境を再生しようという運動が盛んになってきているようです。お隣ソウルでも都心に清渓川という美しい川ができています。川ができて、周りが緑に覆われるようになれば、景観だけでなく、防災の観点からもよくなるのではないでしょうか。これからの都市創りは、ただの懐古趣味に終わらず、機能的にも優れた新しい形で進めていってほしいと願っています。

ということで、今回は河骨川(こうほねがわ)という聞きなれない川を中心に代々木・初台を巡ってきました。河骨川は知らなくても、「春の小川」は誰もが小さい頃に歌ったことがあるでしょう。♪春の小川はさらさらいくよ♪という、あれです。このモデルになったのが河骨川です。

河骨(こうほね)というのは、水質のきれいな小川や池などに生息する植物で、水面に出た根が白い骨のように見えるところから来ているそうです。

この川は代々木4丁目と山手通りをはさんだ初台1丁目の2つの窪地を水源として、代々木公園の西側を下り、代々木八幡で宇田川に合流していました。また、初台1丁目の西端、甲州街道の本町1丁目交差点の近くには、初台川の水源があって、そこからも代々木八幡に流れてきて、宇田川に合流していました。代々木八幡駅の南側には、これら3つの川やその支流が集まっていたのです。これらの川は、東京オリンピックの前年に全域暗渠化されました。一方、宇田川はご存知、渋谷センター街の真下を通り、原宿キャットストリートを下ってくる渋谷川に合流し、東急渋谷駅の東側にやっと姿を現しています。

暗渠となった川筋を探すのは古地図がないとなかなか難しいのですが、渋谷から電柱に「春の小川」の案内があったり、ブログでも紹介されていたので、迷うこともあまりなくて、楽しくたどることができました。ときどきマンホールに耳をすませると、下をゴーゴーと水が流れていることがわかります。

こうして歩いてみると、東京は大小たくさんの台地で成り立っていて、その低地をたくさんの川が流れていたことが、よくわかります。立ち止まって、その当時の景観をイメージしてみることも楽しいです。頭を使うのでボケ防止にもなる?

rojist





 代々木八幡駅近くのトンネル壁画




 
宇田川の暗渠@渋谷センター街。この街の朝はどこもこんな感じ
右側の道が宇田川の暗渠部分




 
宇田川の遊歩道がここから始まる
外国人の多い神山町




 
見たことのない花だけど目立っていた。ランタナ?
単に色がそうだから紫式部?それとも勝気で陰湿な性格の紫式部に似ているから?





 
電柱に案内が出始めた。「この通り」に行けばいいってことだね
すぐ横の電柱に「その通り」って、「この通り」じゃないの?どの通り?



 
暗渠の道いっぱいに広がるマンホール。下はごーごー水の音がしていた
宇田川遊歩道が井の頭通りに突き当たった。前方左右に拡がる代々木公園は元陸軍練兵場、戦後はGHQのワシントンハイツだった



 
代々木公園の北海道フェスに寄り道。撮るなら買ってくれといわれた
北海道のじゃがいもは55種類もある。でも本場ドイツには130種類以上ある



 
入れ放題はけっこう頭がフル回転する
食べれば腹はフル回転する。アイフォンを帯にはさむなんておしゃれだね



 
井の頭通りを越えて続く遊歩道。ピンクの立看板には「浴衣ございます」とあるんだけど、なに屋さん?




 正面の路地を流れてきた河骨川「春の小川」は、ここで宇田川に合流し、右に流れて渋谷川に合流する




 河骨川の暗渠を行くと枝分かれするが、本流の右へ行く




ミッキーだったり、ハロウィンだったり、マーヤだったり、とにかくかわいいお店



 
なついて何回も腹を見せてたネコ。でも目が笑わってない。あたりまえか



 
♪ 春の小川はさらさらいくよ ♪
な~んてカワイイんだろ



 
右の白い生き物、インベーダーゲームを思い出す
上から目線を感じた。喜捨してもらうには頭が高いんじゃない?



 
初台川の河岸跡だろうか、代々木八幡駅の周りにはいくつもの川の流れが集まってきている
こちらは河骨川の暗渠。河岸の石組み跡が残っている




 
「春の小川」の歌碑とロマンスカー。ミスマッチでした
これも河岸の石積み跡みたい



 
「春の小川」の案内がここにも
代々木5丁目の豪邸街には普通にこんなものがある



 
参宮橋駅の近くからオペラタワーが見えた
先週井の頭公園で見たのは赤と白だったけど、黄色もあるんだね



廃業したお風呂屋さん。煙突だとツタも巻きつきがいがあるね




玉川上水の暗渠にかかる三字橋。80年以上経っても欄干が立派に残っている




 ついに来た!「春の小川」の水源のひとつ。道の一番凹んだところだそうだ



 
山手通りを越えて西側にも川筋が続いているのを見つけた



 
ここがもうひとつの「春の小川」の水源




ここは甲州街道の本町1丁目交差点の近く、初台川の水源のようだ。代々木八幡駅まで流れて宇田川に合流する



 
初台川はこの下を右から左に流れていた。あの芸人ではないですが
この下も右から左に(しつこいかな)


 
タクシー会社の敷地を真っ二つに遮って流れている
河岸の跡を見つけた



 
初台橋の欄干
ゴジラだって。こんな太いワイヤーキー初めて見た



 
初台川が山手通りに突き当たった
代々木八幡神社の下を通る初台川跡



ここで代々木八幡にお参り。鳥居の上に石を投げて願掛けするらしい。落ちてきて人の頭にあたったら迷惑だってわからないの


 
代々木八幡では縄文人の竪穴式住居跡が見つかった
神社のネコにはなぜか下手にでてしまう



 
久々に見たロマンスカー。突然なので撮っただけということで・・・von voyage


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東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ボチボチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

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