ロジストの路地街めぐり

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい。

元祖東京港逍遥 (2014.10)

バブルが崩壊した直後、まだバブルの酔いから醒めきっていない時代、2千人を収容する巨大ディスコクラブが芝浦にありました。流行語にもなった、ウォーターフロントと呼ばれた地域です。ディスコの名前は、ジュリアナ東京、正式名は「JULIANA'S TOKYO British discotheque in 芝浦」。ワンレン・ボディコン女子が、お立ち台に上って、羽扇子を振っていました。近所にも、港湾施設や倉庫を改造したディスコがたくさんありました。

このウォーターフロント、今はベイエリアと呼ばれています。そのイメージのとおり、空間的にはずいぶんと拡がってきています。台場・晴海・有明・豊洲・・・。2020年のオリンピックに向けて、ますます拡がっていくでしょう。海が都心からどんどん離れていきます。

ウォーターフロント時代よりずっと前、東京港といえば、竹芝・日の出・芝浦でした。現在のように巨大化した東京港とは別物として理解をするほうがわかりやすいので、当初の東京港には、「元祖」の枕詞をつけてみました。

今回は、元祖東京港と運河のある街、芝浦を巡ります。浜松町駅から真っ直ぐ、潮の香りをたどって行くと、竹芝埠頭に出ます。ここは何度も訪れた懐かしい場所です。まだビッグサイトや幕張がなかったころ、晴海の見本市には、みんなここから船で行きました。日の出も、水上バスや旅客専門の埠頭として思いのほか元気そうでほっとしました。寂しげなのが芝浦埠頭です。まだ物流拠点への未練を断ち切れていないようです。老朽化した港湾施設や倉庫が、私にはセピア色に見えました。

海に沿って芝浦運河が走っています。芝浦はほとんどが埋立地です。いくつかの運河と橋を渡らなければ、なんの用足しもできません。明治の昔、外国人が賞賛するほど優れた海水浴場だったことなど、想像すらできません。地元では「東洋のベニス」を目指しているようですが、う~~ん、まだ道のりは遠いようです。

運河沿いには漁師が住んで、屋形船の伝統を守り続けています。昭和の高度成長期には、運河の水質が悪化して、漁獲量も減りましたが、スズキなど、魚介類が戻りつつあります。水鳥も集まるようになりました。芝浦は、人工と自然が混在した複層的な街でした。

運河に囲まれた島、芝浦アイランドには驚きました。小さな島に高層マンションが乱立して、1万人以上が住んでいるそうです。田町駅まで徒歩で10分足らずにもかかわらず、生活に必要な施設はすべて整っています。ハイソでオシャレで住みやすい街だと思います。地震さえ起こらなければ。

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竹芝桟橋。その昔、晴海の見本市会場には、ここから船でわずか5分。でも十分旅気分を味わえた




ますます燃料高になれば、帆船時代も復活するかもしれない。パイレイツ・オブ・カリビアンの登場もある?




小顔に見せるため、額や輪郭を隠す女子が多い。顔を隠すのに、肌を隠さない女子が多いのはなぜだろう。肌より顔はワイセツなのか




水はストップモーションで、ダイヤモンドのチェーンに変わる。一粒でもいいから本物に変わってくれ




毛深い人は、風呂あがりにブルブルってやるのだろうか、体中をドライヤーで乾かすのだろうか




隅田川の一番河口寄り、勝鬨橋の手前に新しい橋がかかった。今日10月1日、築地大橋という名前がついた。245m、アーチがきれいだ




海には船の道があり、空には飛行機の道がある。どちらも目に見えないのに、事故が少ない。目に見える陸上の道で事故が絶えないのはなぜ?




コンテナ埠頭の座はとうの昔に、青海や品川・大井に奪われたけど、もっとアクセスを便利にして、感動を演出すれば、客船専用で生きる道はある




乳色の靄が好き。少しの赤味が射せばもっと好き。景色がセクシーに見える瞬間が好き




ガントリークレーンが海の向こうからやってくる恐竜に見える。海のジュラシックパークみたいでゾクゾクする




日の出桟橋は東京湾クルーズのお客で賑わっている。でも駅からのアクセスが地味すぎる。もっとウキウキさせてよ




海の上で、夜景を楽しみながらちょっと一杯、台場に上がってディナー。そんな東京湾の楽しみ方に、いいねボタンを押そう




芝浦一丁目交差点。レトロな建物が目を引く。長生きするだけなら邪魔にされるけど、役に立てば喜ばれる。あたりまえのことだ。年齢に関係ない




都心の路地にも秋が来た。誰もが早足に横を通り過ぎていく。そういう人は、きっと食べ物で秋を感じるのだろう




音楽はいずれCDから配信にパラダイムシフトされるだろう。ジャズやクラシックのファンはどんな生き方を選ぶのだろうか




芝浦アイランドの昼下がり。オープンカフェでは、運河をなでる潮風の味付けがされている




レインボーブリッジのループ下には、ありのままの芝浦埠頭が残されていた。懐かしい景色をみると、自然に肩の力が抜けるようだ




レインボーブリッジのループは思ったより大きい。かなり離れても全景が見えない。ここでやっと3/4だけど、ベストスポットかも




ずいぶん歩いて関係者以外立入禁止の場所まで来た。全景は見えないことがわかっただけでも収穫だった




高浜橋北詰のホルモン村は、道路拡張工事のため、ほとんどが立ち退いていた。闇市を彷彿とさせる雰囲気も風前の灯




山手・京浜東北・東海道・横須賀・新幹線の下を通る地下道、通称泉岳寺トンネル。全長230mもある。山手線の新駅ができたら消滅必至。遺影写真になりそう




桁下1.5m。バイクも頭を下げたまま走る。タクシーの天井ランプが破損する事故も多い。230mも下を向きながら歩くのはちょっと辛い




外からはこんな感じ。電車より低いことがわかる


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  1. 2014/10/01(水) 08:56:24|
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東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ボチボチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

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