東京路地ランキング

文化遺産として残しておきたい路地をランキングしてみました

ぶらり途中下車の旅。 都電と緑と赤 (2014.4)

何の気なしにTVを見ていたら、「ぶらり途中下車の旅」をやっていました。いつもならスルーするのでしょうが、なぜか、その日は、「途中下車」というフレーズに脳が反応してしまいました。しかも、そのフレーズから連想したのは、その日の番組内容とは関係のない、「都電」でした。私の中では、きっと「途中下車」=「都電」なのでしょう。現役時代なら、さぞかし、途中下車=書店、あるいは、途中下車=ちょっと一杯、だったでしょう。

ということで、都電荒川線、途中下車の旅と、あいなったのです。1964年の前回の東京オリンピックの頃は、まだ都内全域に都電が走っていましたし、トロリーバスも走っていました。その頃の東京の空は、高層ビルではなく、都電やバスの架線でいっぱいでした。通るたびに、架線がパチパチと火花を散らしていました。雪の降った日には、石畳の軌道が滑るので、気をつけて歩いた記憶もあります。東京に都電があることは、当たり前の風景でしたし、それが今や、荒川線ひとつを残すだけになるなんて、想像もできませんでした。

都電の魅力は、なんといっても、街や人や自然との距離が近いことです。手の届くくらいのところに民家の庭木があります。スピードが遅いので、行きかう人の表情までわかりますし、同じ目線で風景が流れていきます。最近は、世田谷線のようなビビッドな色の車両も走り始めました。遊園地の電車みたいで楽しくなります。

都電といえば、沿線のバラが評判です。でも、まだちょっと時期が早いので、5月末くらいにあらためて行くことにして、今回は早稲田から王子まで、乗ったり降りたり、新緑の中を、ぶらぶら撮り歩いてみました。

道中撮り歩いたのは、早稲田では芭蕉庵や新江戸川公園の新緑、鬼子母神周辺の路地のある景色、巣鴨の商店街、飛鳥山の大カーブ、パワースポットとして有名な王子の稲荷神社です。想定外だったのは、沿線に高層ビルが乱立して、サンシャイン60ビルが見えにくくなってしまったことです。以前は沿線随一、昭和を代表する高層ビルだったのに。時代の変化を実感しました。

5時間くらいの旅でしたが、都電の楽しさを再認識できたことが収穫でした。次回、王子から三ノ輪を楽しみにしてください。

roji






始発駅、早稲田をでてすぐの学習院下。まるで廃線のよう。通ると草いきれが鼻をつく




高層ビルの乱立で、以前は正面左にそびえていたサンシャイン60ビルが見えない。東京の空も狭くなってきたものだ




胸が地面に付きそうなほど急坂だから、誰知らず、付けられた名前が胸付坂。途中に休憩スペースがある。両側の緑が日よけになって心地よい




左手が芭蕉庵と椿山荘、右手が永青文庫と新江戸川公園。途中一休みして下を見る。正面に新宿方面が望める




芭蕉庵のバショウの木。人生はどうせ歩く影法師。気楽に行こうよ




僕が見ている赤は、君が見ている赤と同じではない。一瞬一色。心に映る色は、ひとつとして同じ色はないと思う




外国人旅行者が、どこから歩いてきたのか、神田川のほとりをコロコロと。「早稲田駅?10分以上あるけど、歩くの?」




気安く、親しみやすくしていれば、人も近寄りやすい。そんな人なら、よってたかって助けてあげたくなる




鬼子母神参道の入口から、七曲という路地がある。教習所のクランクよりきついけど、曲がった先に何があるかわからないからおもしろい




新型井戸。どうせなら、小便小僧みたいに、もっとかわいくしてほしかった




鬼子母神の日本一古い駄菓子屋。店主のおばあさんは13代目。でも公式HPにこの店はない。なくても存在感はある




手塚治虫がトキワ荘から、鬼子母神の路地奥、ここ並木ハウスに移り住んだ。場所が場所だけに、神がかり的な売れっ子になった




年寄りが急増しているのに、おしゃれで生活習慣にフィットした老眼鏡が少ない。マーケットは大きいのになぜ




一駅300mの間に12ヶ所の踏切。東池袋5丁目の異界では、どの踏切も路地につながっている




遊園地よりゆっくりだから、ジェットコースター気分もゆっくり味わえる




カーブもいい感じ。家が密集しているから、踏切だけに光の線ができる




@巣鴨。入居者をカネづる扱いする施設が摘発された。「まごころ」というものが目に見えるなら、どんなにわかりやすいだろう




とげぬき地蔵のベンチは満員御礼。日本の年寄りはどうして地味好きなんだろ。男か女かも区別ができない




巣鴨名物「赤パンツ」。エネルギーのツボが刺激されて運気は上がるし、腰痛も冷え性も治るって。恥ずかしいからネットで買おうかな




お岩さんが眠る田宮家の墓(巣鴨・妙行寺)。最近の子供、読めない名前が多すぎる。「お」をつけて呼べる名前のほうがカワイイのに




愛ちゃんは王子サーブ、都電は王子カーブ。無関係です。すみません




王子カーブを曲がった飛鳥山下は、荒川線で唯一都電と車が軌道を共用する。それでも渋滞がすごい




1500円以上ならデリバリーしてくれるって。毎日そんなに食べてたら救急車にデリバリーしてもらうようになる




お狐さんの世界では超有名な王子稲荷。お稲荷さんを食べただけ、ご利益があればいいのに




「お石様」。持ち上げるとき、軽く感じれば願いが叶いやすい、重く感じれば叶いにくい。心願成就にはまず身体を鍛えねば




日本ではずる賢しいイメージの狐も、英語では優美でセクシーな女性を意味する。金運・幸運のシンボルでもある




落語、「王子の狐」のオチに、『近頃の人間は油断がならないからね』とある。まったくそうだ。騙しのテクニックは日々巧妙になっている




大人の赤が似合うようになった彼女。やっと自分のことが好きになれたから?愛されようと頑張らなくなったから?


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