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小さい秋み~つけた (2013.12)

井の頭公園を散歩していたら、「ちいさい秋みつけた」の歌碑がありました。ただ、歌詞を何度読んでも、感性が鈍いせいか、「ちいさい秋」がなんなのか、わかりません。「ちいさい秋」があるのなら、「おおきい秋」もあるのでしょう。けれど、そもそも秋にサイズがあって、それが大きかったり、小さかったりするわけはありませんから、きわめて情緒的な表現なのでしょう。とすれば、私に情緒力が不足しているから、わからないことになるので、ちょっと悔しい気持ちにもなります。

それなら自分で小さい秋を見つけに行こうと思って、出かけたわけです。まず、大自然の中の秋は、どうみても大きい秋だろう、絢爛豪華な秋も、大きい秋だろう、メジャーな紅葉スポットも、大きい秋だろう、秋のファッションも華美過ぎるだろう、ということで候補から外しました。そこで、人気スポットではなくて、身近に秋を感じられる場所を選んでみました。

選んだのは、井の頭のほか、善福寺、小金井、殿ケ谷戸、武蔵野、太田黒、甘泉園、戸山の各公園、それに鬼子母神と、三の酉の花園神社です。数回に分けて、自転車で巡ってきました。

どの場所も紅葉真っ盛りでした。紅葉といっても、紅もあれば黄もあれば橙もあります。それらの中間の色もあります。実に多種多様です。なかでも、真っ赤なモミジのある場所には、たくさんの人だかりができています。外国には真っ赤なモミジがありませんから、外国人もたくさん群がっています。誰もがパチリパチリやっています。

そういう私もパチリパチリやり始めました。しかし突然、ちょっと違うな、これは小さい秋ではないな、と思い至ったのです。そんなかんなで、自問自答しながら、小さい秋を撮り集めてみました。

写真を撮りながらも、「小さい秋」って何だろうと考えてみたところ、結局のところ、「小さい秋」とは、「小さな死」なのではないかと思ったしだいです。唐突に怖そうな言葉ですみません。

万物は生まれれば、必ず死にます。大きな死である生命のおわりを迎えるまで、小さな生死を繰り返しています。私達のからだでは毎日3000億個以上の細胞が生まれ変わっています。毎日ですよ。新陳代謝と言ってしまえば、「あ、そう」、ですんでしまいますが。細胞が壊れ、だんだんと縮んでいって、これ以上縮めなくなると、こんどは、新しい細胞が生まれ、生のエネルギーが充満してきます。そういう意味でいえば、眠ることも小さな死でしょう。オーガズムは文字通り小さな死です。

植物にとっては、晩秋から冬にかけて、ちょうど今頃が小さな死を迎える季節なのでしょう。だから秋は、アンニュイで、エロチックなのかもしれません。

人間にとっての秋から冬にかけては、基礎代謝が上がってきます。この時期に燃えるからだになれば元気になりますが、小さく縮まっていれば、脂肪として貯えられてしまいます。気をつけましょう。

rojist





モネを彷彿させる自然の絵画。二度と同じ絵にめぐり会えないから撮るほうも緊張する




この歌が生まれた井の頭公園に行けば小さい秋に出会えるかもしれない。毎日たくさんの人が小さい秋を見つけにやってくる




劇団四季の「オペラ座の怪人」が今年25年目を迎えた。映画の「マスク」、ハロウィン、仮面舞踏会。なぜ人は仮面にあこがれるのだろう
冬も間近になると、真昼でもあちこちに長い影ができる。背が高くなったみたいで、少し気持ちがいい




紅く大きなモミジを撮る人が多い。個人的には魅力を感じない。モジミは侘びの世界にこそ生きると思うから




メタセコイヤの下にいると、自分が小さいことに気がついて、心が素直に、気持ちが楽になる




トランクス好きはアクティブでノリがいい。ブリーフ好きは真面目で変化を嫌う。ボクサー好きは知的でスマート。ビキニ好きはナルシスト




歳をとっても仲のいい男女は、適度な距離をキープするのが上手だと思う




カメラの前に枯葉を投げてみた。別に意味はないけど、やってみたくなる場所ってあるもんだ
しらさぎはいつ見ても真っ白。汚れた場所でも汚れない。しらさぎの皮脂で化粧品を作ったら売れるかも




欠点のない人はいない。欠点を隠しとおせる人はすごいけど、欠点をさらしながら人を引き付ける人はもっとすごい
影が客体でなく主体に成り代わるときがある。映画でも主演賞の俳優より、助演賞の俳優のほうが存在感のあることが多い




水鏡の美しさにびっくり。下を仰ぎ見るという不思議体験のできる殿ケ谷戸公園




好きな色を聞くと、ほとんどの国で青と赤だった。でもロシアと中国は黒と白。国の体制に影響されることがあるのかも




錦秋絵巻は柄でもない。モミジは小ぶりがいい。一輪挿しが似合うから




曇りガラスは、見えすぎないからこそ、エロティズムを増幅させる




3Dの世界を2D風に撮ってみた。こんな柄の裏地があったら使ってみたい




黄斑変性と白内障を同時にわずらうとこんな風に見えるかも。やっぱり定期健診は欠かせない




葉は周りから枯れてくるようだ。人間は内からも外からも、どこからでも枯れる。いっそ枯れることに抵抗するより、美しく枯れたいな




まず旧約聖書の海割れの奇跡の様子が目に浮かんだ。そのあと、わたあめが。連想は時空を超える
「群れず媚びず  置かれた場所で 咲けモミジ」。撮ってちょうだいと、聞こえたような気がして




小粒のダイヤモンドのようにキラキラと輝く穂。一陣の南風に、みんな揃って北を向いた




多年草のように毎年生まれ変われる人生と、人間のように長いけど1度きりの人生。どっちでも選べるとしたら、どうする?




樹齢600年、幹周8mともなると、根はごつごつした岩のよう。そういえば、先日小笠原で新しい岩礁ができて、日本が少し広くなった
フランスじゃ落穂拾いだけど、東京じゃギンナン拾いが晩秋の風物詩。ギンナンの地雷原を抜けたところで、すれ違った人がイヤな顔した




貧乏で病気の母親に薬が買えない子に、ススキでみみずくを作って売りなさいと、鬼子母神のお告げ。飛ぶように売れて薬を買うことができたそうな




雨にも負けず風にも負けず、ひとりしがみついたまま朽ちるのと、地面まで落ちて仲間の濡れ落ち葉と共に朽ちるのと、どっちを選ぶ?




こぼれ落ちるような秋の彩りに、しばしうっとり。そのままで生け花になっている。人気の紅葉スポットじゃないから、ひっそりとして、得した気分




ローラースケートの音がしたので、振り向いて反射的にパチリ。びっくりしてブレた。ちょっと見せすぎじゃない?
女性ホルモンが少なくなると、皮膚が乾燥してしわっぽく、薄くなる。でも女はそれからが強くなり、長生きする




ここ4年間で40%も減ったホームレス。オリンピックに向けてさらに減るだろう。この人みたいな度胸があればどんな仕事もできると思う
お尻も冷やさないほうがいいと思うけど。それよりも、犬や金魚なら出目がカワイイのに、どうして人間だと駄目なの?




花園神社は、2年ぶりの三の酉で、日も暮れないうちから大賑わい




もちろん、神頼みの大好きな女子たちもお参り。なにをお願いしたのかな
熊手のご利益は1年限定。毎年初心に戻ってがんばってほしいから




大入り袋はうれしいけど、会社だと所得税がかかり、ポケットマネーだと贈与税がかかる。税金払ってもいいから、たくさんもらいたい




熊手を買って、景気づけをしてもらって、満面笑みのおばあちゃん。来年もずっと笑顔ですごせたらいいね




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