東京路地ランキング

文化遺産として残しておきたい路地をランキングしてみました

田端文士村(2012年4月)

初めての田端です。明治の昔、たくさんの芸術家や芥川龍之介などの執筆家が移り住んで、芸術家村、日本のモンマルトルと呼ばれた町ですが、無知な私は、路地を歩き始めるまで、そのことを知りませんでした。

駅前には文士村記念館なる立派な建物があって、映像や資料で説明してくれました。パンフも充実しているので、地図がなくても、パンフをみながら散策できます。田端は、駅のある東側が谷、駅のすぐ西側が急峻な崖地になっていて、登りきると、上野台地の尾根になり、そこから西に、不忍通りまで下っていくという、起伏に富んだ土地です。

台地の部分は、緑も多く、落ち着いた、いい街でしたが、西側に下るところから、およそ町の半分くらいが大規模な再開発と道路建設で破壊されているところでした。パンフに載っている、歴史的な価値のある場所たちも破壊され、ミニ住宅に姿を変貌しつつあります。文士村記念館の説明と、現実のギャップが激しすぎて、頭が混乱してしまいました。田園調布や松涛など、地域ぐるみで、街の歴史遺産や景観を守っているところはいくらでもあります。田端はなぜそれができないのか、理由はわかりませんが、住人であれば、日々、破壊と変貌を目に焼き付けているわけですから、何か感じていることでしょう。

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田端の路地は陽気で明るい






排他的な路地が多い中で、田端の路地は通る人に優しい






なぜか鼻歌がでてしまう路地





 


カラス避けだろうか、たくさんの手作り風車が塀の上でブルブル音を立てていた

田端の街の1/3が再開発の津波に飲まれつつある。「田端文士村」の名前がむなしい







美しさを兼備した防犯対策など、昔の家作りに学ぶことはたくさんありそうだ







路地の奥の住宅地に突然現れた日枝神社。鳥居の代わりに大きな門がある神社は珍しい







赤紙仁王尊。自分の患部と同じ場所に赤紙を貼ると身代わりになってくれる。

顔に赤紙がない。みなさん顔には相当な自信をお持ちのようで





 


今は暗渠となった谷田川の石橋を保存している

田畑神社にはたくさんの神輿庫がある。祭囃子の音が聞こえてきそう







田端は坂の街。道を行くと階段に出会うことがある







上の坂の石垣をくり貫いたところにちいさなお地蔵さん







意外にも田端には緑があふれている。昔多くの芸術家が住まった意味がわかるような気がする







これでも山手線の駅。見栄をはらないところが好き
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