東京路地ランキング

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大井でトゥインクル (2013.10)

前回の馬事公苑に続いて、今回のテーマも馬です。突然馬好きになったわけではありません。たまたまです。

たまたま、16日の夜、大井競馬場で「ハイセイコー記念」レースが行われることを知りました。このレース、元々は青雲賞という名前でしたが、ハイセイコーが記録した優勝タイムが、40年経った今日まで破られていないこともあり、この国民的スターの偉業を称え、「ハイセイコー記念」に改められたそうです。

そもそも大井競馬という地方競馬出身の馬が、中央競馬に出ること自体が至難のことです。それも、中央競馬の頂点にまで登りつめてしまったのですから、日本中が驚愕至極のできごとでした。時は高度成長期、誰もが自分の人生とだぶらせてハイセイコーの活躍を応援しました。日本国民のあこがれの星でした。わずか3年間でしたが、その頃はジャイアンツより人気があったかもしれません。あの頃のことは、今でも覚えています。

懐かしさから、ハイセイコー記念を見に行こうと思ったのですが、当日は、台風26号の直撃で、夜半から朝にかけて暴風雨が吹き荒れました。ほぼ諦めていましたが、午後になって、引き続き風は強いものの、陽もさしてきましたので、思い切って出かけることにしました。

80年代、事務所のあった浜松町から大井競馬場まで、モノレールで2駅でしたから、会社帰り、男女数人が連れだってよく遊びに行きました。全員が競馬新聞を丸めて持ち、耳に赤ペンをはさむのがお決まりのファッションでした。勝った人が浜松町に戻ってからみんなにおごるというルールもありました。楽しかった思い出があります。

結局メインレース発走まで待てずに帰りました。光量不足もあり、また流し撮りもうまくいかず、がっかりでした。でも数十年ぶりの競馬見物を十分楽しめました。

ダートの白砂がライトに映えてキラキラ光り、まさに「Tokyo Twincle」しています。昼の競馬はギャンブルですが、夜の競馬はエンターテイメントでした。

rojist





地方の星、庶民の星、ハイセイコーの雄姿。引退記念のCDで唄われた「ありがとう、友よ、さらばハイセイコー」。また会いにきたよ




競馬場の隣に馬の宿舎がある。カッポカッポとのんびり歩く音が響く。糞の匂いが不思議に高揚感をかきたてる




さあ、競馬場に到着。指定席を買わなければ、入場料100円で一日中熱闘観戦ができる。すごいコスパだと思う
陽がまだ高いのでパドックもまだのんびりムード。西日を受けて光るトモが美しい




場内には予想屋のブースがたくさん。人の意見を聞きすぎると余計に迷ってしまうのが人間




勝ちそうな馬を決めたら、連勝複式のマークシートに記入。迷うのも含めて楽しい時間
馬券を自動販売機で買う時代。競馬場に女性が多いのもこの時代




ゲートが開きました!横一線のスタートです!




夜半から朝まで風速30mの台風だったので、ダートはまだ重馬場。蹴り上げた砂もちょっと重そう




ライオンヘアがいいね。馬を見るときの女は野生の匂いがする




パワースポット通いが女子の一番の開運行動らしい。だからパワースポットがどんどん増える
昔は特別なとき「よそ行き」を着た。今は「勝負服」「勝負下着」を着る。でも勝ち負けにこだわり過ぎると結局負けることが多い




馬は筋トレしないのに、筋肉がしなやかでムダがない。躍動美。実に美しい




地響きが伝わってきた。ムチが入った4コーナーからが本当の勝負。人生も同じ




寒くなってきたのでみんな室内へ。一番高い指定席は1人1万円。ちなみに、中央競馬の一番高い席は3千円。恐るべし地方競馬
オッズが気になるお年寄り。退職金をつぎ込むギャンブル依存症の高齢者が多い。仕事で得られなかった興奮に酔いしれる。いつ止めるの?今でしょ




レースが終わるたび、ただの紙切れとなった馬券が乱れ飛ぶ。日本国債がこういうふうにならなければいいけど




夕焼け空は赤くない。白・灰・橙・黒、実にたくさんの色。彦魔呂風にいえば、「夕焼け空が雲のちらし寿司や~」




陽が落ちてくると腹が減るのかな。どんどん人が集まってきた。メニューは糖質と脂肪のオンパレード
こちらも昭和テイストのお店。ハムカツがなつかしい




暮れ時の女子は誰でもきれいに見える。でも夕日はあっという間に落ちてしまう




失われていた、もうひとつの月が姿を現した。月が月になれなくても、もうひとつの月としての生き方がある。それもまた尊い




スタートは混沌としていても、いずれ雄雄しい姿として現れればいい




スローシャッターではブレるのに、人間の目はスローでもブレないのがすごい。でも私の目はいつもブレている




馬は負けると泣いたり、暴れたりする、負けた相手も覚えているらしい。競争心があるということ。本番に弱い馬もいるところが人間っぽい




競輪・競艇・麻雀・パチンコ、競馬もギャンブル。だけど競馬が一番不確実性が高い。愛と信頼が勝つ条件に加わるから。そこに品格を感じる

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  1. 2013/10/18(金) 14:03:16|
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