ロジストの路地街めぐり

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい。

ポキと行く三鷹の旅 後編 (2013.8)

三鷹の旅の後編です。三鷹のキャラクター「ポキ」は、写りたがりなので、前編では、せっかくの、いい感じの写真も、「ポキ」が入ってしまったばかりに、コメディタッチというか、おふざけ写真になってしまいました。それもいいでしょう。一緒に旅をしていると、だんだん「ポキ」が好きになってきました。もちろん、今回も一緒です。

まず訪れたのが、天命反転住宅。「死なないための住宅」という、大そうな触れ込みの集合住宅です。日本より、海外で知られているかもしれません。東八道路沿いにあるので、見た人もいると思いますが、とにかくビックリです。しばらく言葉が出ません。総天然色なのです。「さまざまな身体能力の違いを越えて、人間の持つ可能性に気づかせてくれる。今まで不可能と思われていたことが可能になるかもしれない=天命反転が可能になる。だから死なないための家」、だそうです。よくわかりません。体験してみなければわからないでしょうから、ここまでとしておきます。

今月5日、国立天文台のハワイ島にある、すばる望遠鏡が、第2の木星を発見したというニュースが流れました。ということで、話題の国立天文台にも行ってきました。天文学的には、すごいことなんだろうと思います。ただ、一般人の興味は、小学校のときに覚えた「すい きん ち か もく どっ てん かい めい」が、数年前に、冥王星が太陽系の惑星からリストラされて、「すい きん ち か もく どっ てん かい」になったばかり。それが、今回「すい きん ち か もく もく どっ てん かい」に変わるかもしれません。あわただしいことです。

世の中、諸行無常ですから、ここは、気持ちよく変化を受け入れましょう。天文とは関係ありませんが、高度成長時代に、「げつ げつ か すい もく きん きん」のつもりで働けって、よく先輩に言われたことを思い出してしまいました。

この国立天文台、三鷹の研究施設だけで、約55千坪もあります。この広大な敷地に、建物はまばら、8割以上は森というか空き地。天文台ですから天空の観察であって、動植物は対象ではありません。印象としては、いかにも、もったいない。個人的には、古くは「陰陽道」、新しくは、小説「天地明察」のファンですので、天文学の味方のつもりですが、それにしても、この広大な空き地は、もっと使い道はあるだろうにと思いました。

天文台の施設のひとつに、子午線の計測機があります。子午線は赤道と両極を結ぶ直角線です。それを見ながら、連想ゲームのようですが、「直角死」という生き方をあらためて考えてみました。やりたいことをやって、一生懸命に生きて直角死する。ストンと。

でも、それはそんなに簡単なことではないでしょう。自堕落な生活をしてもいいといいうことにはならないし。むしろ、心と体がいつも喜んでいられるように、普段から気を使って生活をしなければいけないでしょう。直角死はけっこうチャレンジングな目標かもしれません。

三鷹でたったひとつの田んぼ、ほたるの里にも行ってきました。「はけ」と呼ばれる国分寺崖線から、たくさんの湧水が流れてきて、田んぼを潤して、それから、野川に注ぎ込んでいます。セミ、トンボ、チョウチョ、やっぱり三鷹は田舎なんでしょう。

「ポキ」、よくがんばったね。お疲れさま。

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「ここは、天命反転住宅。ぼくは難しい説明ができないから、ネット検索してね。死なないための家だって。大きくでたね」



「色とりどりの住宅に囲まれると、ぼくまでウキウキポキポキしてくるよ」



「生活道路のすぐ脇にアートの館がある。最初はびっくりしたけど、だんだんなじんできた。アートと日常は共存できるかも」
「部屋の中まで総天然色なんだって。夜ちゃんと寝れるか心配」



「これは国立天文台で一番古い建物。60年以上赤道の黒点を観測してきたんだって。今日も頭を修理してくれてるし。まだ働けるよ」



「最近、冥王星がリストラされたので、すいきんちかもくどってんかい。そうでんな。急に大阪弁っぽくなった」
「これは、子午線観測所。赤道と両極を直角に結ぶ線。線だけど、世の中に線は存在しない。線を引くことは文明であり、アートなのだと思う」



「ねえ、ぼくのヘルメットにぴったりじゃない」 (こら、どきなさい、写真が撮れないよ)



「早く魚釣りに行こうよ」
「この子、トンボ取りに来たんだって。田んぼのあぜ道をいったりきたり。獲れるまで帰らない。すっごい根性。ぼくはムリ」



「ここはホタルの里。みんな湧き水なんだよ。ぼく、こんなに髪の毛ボサボサだったっけ?わぁぁ~、落ちちゃうよ」



「セミさんのように、あと一週間しか生きられないとしたら、何するだろ。ほんとあせる。セミさんはえらい、命のかぎり力いっぱい生きている」



「頭が冷えてきもちいい~~~。シャンプーもってくればよかった」



「ぼくの汗は、ねとねとして臭いのに、水車の汗は、冷たくていいにおい。うらやましいな」



「ここは、近藤勇の生家にある、天然理心流の道場。小技より気迫を重んじたんだって。現代人も学んだらいいのに」
「このドームは戦闘機の防空壕だったんだ。戦争末期は飛べる飛行機も少なくて貴重だったからね。どうせ残すなら、人間の防空壕にしてほしかった」



「実際には、こんな感じかな。最近戦争モノを、かっこよがってる人が増えてる、戦争賛美し過ぎないように見せ方気をつけてほしいな」



「丘の上にベンチがひとつ。360度見渡せる。何も考えない。ただただ、誰も吸っていない空気を吸えることが、ちょっとうれしい」



「ここは調布飛行場の端っこ。うつらうつらしていたら、突然轟音がした。すっごいビックリした」

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東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ボチボチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

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