ロジストの路地街めぐり

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい。

多重の梅雨 (2017.7)


梅雨といって、何をイメージするでしょうか。雨、紫陽花、食中毒、カビ、サビ、コケ ・・・。紫陽花を除けば、どれもこれも湿っぽい。からだが痒くなりそうです。頭の中にもカビがはえそうです。考えていたら、なぜか「イパネマの娘」が頭の中を流れたので、CDをかけてみました。意外でしたが、梅雨空にボサノバがフィットするのです。小さな発見です。そしたら、だんだん元気になって、紫陽花を見に行きたくなりました。突然に。

近所で湿っぽいところといえば哲学堂公園です。旬を過ぎた紫陽花を見ているうちに、すべて多重露光で撮ってみたくなりました。以前にも、この公園で撮ったのですが、どうも、そんな空気に満ちた公園なのかもしれません。

雨あがりの午後、人もまばら。花といっても、紫陽花のほかに、色気もあまりなくて。ウキウキした気分にはなりません。それでも、最初からウキウキしていたわけではないので、無駄な力も入らずに淡々と。

撮影も1時間程度で終わり。帰ってから現像したところ、RAWで撮影したはずなのにJPEGになっていました。マニュアルを調べたところ、「多重露光ではJPEGデータのみ」とのこと。わ~知らなかった。がっかり。できるだけ早く改善してほしいものです。

静かな、静かなアルバムになりました。

rojist







哲学と紫陽花の相思相愛。




日影で頑張る紫陽花は、日本人の気質?




雨も風も嫌い。暑いのも寒いのも嫌い。でも四季のある日本が好き。




小さい頃、空には天井があって、深い池には底がないと思っていた。




井戸、竹垣、紫陽花。日本の夏。少しムシムシしてきた。




細い人は雨に濡れにくい?





季節外れを見つけたとき、なぜか楽しい。




丸いものを見ると、「かわいい」より「強い」と感じてしまう。




観賞用として人気のシダ。我が家にも。部屋が湿っぽいのはそのせい?




移り気と人は言うけれど、それでもいいよ、美しいから。




自然界にはたくさんのキャンバスがある。見つけたいと強く思う人には見つけることができる。




虫のついた女性。




夢。男は白黒、女はカラーが多いという。それとなく納得できる。




透明水彩では白は紙の白のままと先生は言う。けど、真っ白って存在しないと思っている私はどうすればいい?




天の川、みたいな。




梅雨の空気はカラフル。




きのこのき。




湿潤の森 ver.1




湿潤の森 ver.2




紫陽花のかつら。




哲学堂のねこと問答中。




うっ、片目眼帯作戦に出た。




いきなりのウインクでKOされた。




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  1. 2017/06/30(金) 08:46:38|
  2. 中野区
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踏切のある風景 (2017.6)


今年1月、「参宮橋~代々木八幡間で人身事故が発生したため、小田急小田原線の運転を見合わせております」という車内放送があり、のちに、「接触したのが犬と判明したため、運転を再開いたします」との放送があったそうです。犬にはかわいそうですが、笑えました。

都内の鉄道の事故による遅延は日常茶飯事化しています。迷惑を被るのは乗客ばかりではありません。踏切を通る人や車も多大な迷惑を被っています。

そのためか、線路を地下化したり、高架化して、踏切を廃止する工事を始めている路線が増えています。それでも踏切はまだまだなくなりません。特に多いのが、前述した犬の交通事故の現場、小田急線の新宿から代々木八幡まで。わずか1800mの区間に10ヶ所もの踏切があります。その数、都電並み。踏切から次の踏切が見えます。

ただ、都電は、道路の信号が優先なので、赤信号で止まりますが、JRや私鉄は、人や車を待たせて優先的に走っています。これって、おかしくありませんか。それも、たまにしか通らないのであればいいですが、頻繁すぎるほど通ります。結果が、開かずの踏切の大量生産です。世にいう「開かずの踏切」とは、1時間に40分以上開かない踏切を言うとか、言わないとか。

すくなくても、あとどれくらい待てば踏み切りが開くのかを表示ほしいものです。横断歩道にある、だんだん点灯部分が減っていく、あの標識みたいに。路線バスでも、今どこを走っていてあと何分で到着するとか表示されています。時間が読めないバスでさえ、こんなサービスをしているのですから、踏切でもできるはずです。

電車に乗っている人だけが鉄道会社のお客様ではありません。電車を降りて踏み切りを渡る人も、踏切を渡らなければ生活ができない住人も、突き詰めればみんなお客様と考えてほしいと思います。

今回、代々木八幡から新宿まで10ヶ所の踏切をすべて踏破しました。どうせなら電車も入れて撮りたいですが、待つのはいや。でも、それも杞憂でした。電車がどんどん来ます。これでは、踏切を渡る人はたいへんだ。開かずの踏切を実感できた一日でした。


rojist







代々木八幡。開かずの踏切に集まる人たち。手前の黄色いポールは、内側に並べという標のようだ。




幹線道路沿いに住むのは辛そうだけど、線路沿いに住むのはもっと辛そう。




小学生の頃、長い連結の貨物列車の両数を数えることが楽しみだった。ギシギシ唸る音に負けじと、友達と声を張り上げて。




すきまを走るロマンスカー。




踏切は、電車が人間より偉いってことの証明。




見せない方が価値のあることは少なくない。




踏切を越えると、坂上の高級住宅地につながる。




こっちの踏切にあっちの踏切。都電みたいに近い。




「線路の向こうは・・」という言い方をしてしまう。電車は生活圏を分断する。




さすが高級住宅地。よく見たらニセモノ。騙された。




電車が通過して踏切が開くと思っているとき、反対方向のランプが点いたときの、がっかり感はきつい。




鉄柱を抱き込むヘンな木発見!




手は口ほどにものを言い。




沿線のみなさん、お騒がせしてま~~す。




多少のカーブは眠気覚ましにちょうどいい。




あらまあ。サングラスしていない部分の日焼けが心配。




あちこちに「春の小川」(本名、河骨川)の看板。




「春の小川」といったって、小川ほどもないこの道の下を流れている。




珍しい斜め型の信号機。




こちらも珍しい円筒形の信号機。最新式かも。ドコモビルの全景を入れるため、斜め撮りに。




そろそろ天の川の季節がやってくる。




踏切ありの絵標識。今回初登場。




車の通れない踏切にも容赦なく電車が通る。




新宿が近くなり、道路幅が広くなった。




いよいよ終点。




こっちは出発進行~。




新宿駅前なのに、踏切だらけ。




最新型のロマンスカーが自動車たちを睥睨している図。それなりに存在感はある。


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  1. 2017/06/14(水) 10:59:28|
  2. 渋谷区
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バラと電車2017春 (2017.5)


都電荒川線の愛称が「東京さくらトラム」に決まったそうです。一般公募で選ばれたそうです。東京を走る都電はここひとつだけ。だから「都電」といえば荒川線です。そう、荒川線という路線名など知らなくても、都電といえば、早稲田と三ノ輪橋を結ぶ、この路線です。東京都民ならほとんどの人が知っています。愛称などなくても、「都電」で、いいではないですか。

だいたい、ネーミングが長すぎます。外国人には難しすぎます。「TODEN」の方が覚えやすいし、音の響きに愛嬌があります。「トラム」という外国語を使ったことで、一見、外国人にも優しい感じがしますが、フランス語なのでユニバーサルな言葉ではありません。北米では「STREETCAR」ですし、ドイツでは「STRASSENBAHN」です。広島の路面電車は「STREETCAR」を採用しています。同じ日本でも、紛らわしい限りです。

まだあります。「さくら」です。沿線には桜の名所があるから「さくら」ですが、1年のわずか1週間が盛りの花の名前を付けることで、誤解する外国人観光客がいるはずです。「あれ、さくら、ないじゃん」。バラの方が、春と秋にシーズンがあるので、咲いている時間は長いですが、これとて大差はありません。この時期、都電は「バラ号」を走らせています。さくらトラムなのに、バラ号?さらに紛らわしいです。

さてさて、バラと電車です。予想以上に日差しが強くて苦戦しました。コントラストが強すぎて。露出補正やダイナミックレンジやフィルターやストロボなど、いろいろな対応策はあるでしょうが、面倒なので、今回は無手勝流でやりました。それでもダメなときは、富士フイルムの現像ソフトのお世話になって、なんとかアルバムに仕上げました。

撮影は5月23日でしたが、残念なことに、バラは盛りをすぎていてがっかりです。あと1週間早かったら感動的な美しさを実感できたでしょうに。ネットでは6月初めまで見ごろとあったので信用したのですが。この時期、毎日沿線のバラの開花情報を流してくれたらよかったのにと思いました。

それでも、バラの香りに包まれて、幸せな一日でした。

rojist








夫唱婦随。




開放的なバラよりも、内包的なバラが好き。




都電の車庫入れは自動車より簡単そう。




暖かな光。花には生の栄養、人には心の栄養。




都電はどんな気分でバラ道を走っているんだろう。




紅一点。反対語はハーレム?




夢は買うより、見るくらいでいいと思う。




トゲの見えないバラには注意しよう。




2万種以上もあるといわれるバラ。毎年新種も生まれる。少子化問題解決のヒントがあるかも。




ハイ、座布団10枚。




イチローは視力が0.4でも動体視力は飛び抜けて優れているんだって。




軌道緑化。ここで寝てしまう人がいるかもしれない。




撮るより描く方が時間がかかるに、作品の価値に、時間の要素はない。




バラ疲れしたので、ちょっと寄り道。




クラシック車両が来た。バラ君たちに負けていない。




老人たちの日向ぼっこ@三ノ輪駅。日傘持ってくればよかったね。




下町のランドマーク。今日もたくさんの人が見上げている。




路面電車っていいな。観客と心が通じ合う小劇場のようで。




グリーンカーテンのある街。




虐待親より、親バカの方がいい。




回転しながら、走る電車を見る・・・。う~ん、気持ち悪い。




インテリア雑誌みたいな花屋さん。




まぶし~い。




気位の高い人にはなりたくないが、気品のある人にはなりたい。

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  1. 2017/06/01(木) 15:52:58|
  2. 荒川区
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Author:rojist
東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ボチボチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

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