東京路地ランキング

文化遺産として残しておきたい路地をランキングしてみました

春の江ノ電めぐり (2017.3)

神奈川県には、それこそ数えきれないほど行っているのに、藤沢下車は初めてです。江ノ電乗車も初めてです。縁がなかったのでしょう。帰ってから地図を見てみたら、近場の駅でも、ほとんど降りたことがないのです。これは驚きです。還暦を越えて、世の中を多少でも知ったつもりでしたが、実は何も知らないのです。まったくの自由人ではありませんから、物理的に無理からぬことかもしれません。考えてみれば、行動域だけではありません。知識の量や経験の深さや人脈の多さなど、どれをとっても、自ら得たものはささいなものです。要するに小さな人間なのです。偉そうにしてはいけないのです。我以外皆我師です。それを再認識しただけでも、儲けものでした。

話がよけいな方向に行ってしまいましたので、もとに戻します。今回の江ノ電めぐりは、「藤沢」から「極楽寺」まで行って、徒歩で「江の島」まで戻ることにしました。極楽寺という駅には、名前もあるのでしょう、たくさんの観光客が訪れていました。しかし、極楽らしい何かを感じたいと念を込めても、何もおりてきませんでした。

次の「稲村ケ崎」からは、海沿いをぶらぶら。個人的には、夏の海より好きです。ごみごみするのは都心だけで十分ですから。アニメで有名な「鎌倉高校前」には、たくさんの観光客が。特に踏切周辺は、ナニコレ珍百景状態です。どの駅周辺か忘れましたが、普通の和風レストランの前にフジテレビ名で「立ち止まりを禁止します」なんて、失礼な看板がありました。後で調べたらドラマのロケ地だったようです。テレビ恐るべし。

「腰越」では漁港に行ってきました。人が働く場所は、ほかの場所より温度が高いというか、熱が漂っているようで、気分が高まります。漁港だけにあちこちの店のメニューにシラス丼がありましたが、どこも値段が高め。漁港なんだから、「安くて旨いはず」がくつがえされて、ちょっとがっかりしました。「江ノ島」駅へ続く江ノ電の電車道に、気張っていないレトロさがオシャレな古い建物が軒を連ねていました。昔は街道筋だったのでしょう。ほんとうに素敵な街並みでした。今回最高の発見でした。

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住宅の間からぬっと顔を出した「えんのくん」。これから海に行ってくるって?また干物を買いに行くのだろう。




旅は極楽寺から。極楽って、きらびやかな場所ではなく、実は、質素な場所かもしれない。




極楽洞。トンネルを抜けるとそこは極楽(寺)だった?




昔からのコンビニ。お客との会話にマニュアルなんてない。




コートを脱ぐと気持ちが軽くなる。肩こりも軽くなる。




頭も軽くなる。




海の見える寺(成就院)。海を見るとどうしても被災地に思いを馳せてしまう。自然に逆らうのが文明ならば、行き過ぎないほうがいい。




美しい海が広がっていても、足元だけを見て生きるしかできない人もいる。




海の見える床屋。




海の見える小道。




もはや千日回峰行。




海沿いの普通の和風料理店の横に意味不明な看板。TVドラマのロケ地のようだ。TVの影響恐るべし。




線路沿いの3連階段。毎日?ムリムリ。




五感を感じる写真が撮りたくて。難しいなあ。




自転車と並走。心地いい生き方のスピードって、どうだろう。




短い車体に細い軌道。線路に優しい電車。




TWINの景色。




わあ、チメタイ。




威風堂々。からだの大きさには関係ないようだ。




江の島まで泳いじゃおうか。




ビールと焼き鳥=外人女性のランチ。




単線の狭い踊り場。江戸しぐさに似たマナーを感じて心地いい。




やってきました。アニメで有名な踏切に。




中国人観光客が群がるその踏切。車内の客が多くて車窓からの海が見えにくい。




自分好きな人。




駅のホームから直接お墓詣りができるって。




午後の漁港には残り香だけが漂っている。




黒々、ふさふさの時代が懐かしい。




うわあ、かっこいい!海近住人の特権。




これぞ接近。




まるで映画セット。修理したばかりの自転車を見送る輪業店の奥さんがすてき。




古い商店でも、ニーズに応じて柔軟に変化しているようだ。「貸自転車」の看板の方が目立っている。




また来てね。


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  1. 2017/03/28(火) 16:43:43|
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新宿再開発待機中 (2017.3)

誰もが、東京一極集中はよくないといいながら、実態としてなくなっていないばかりか、むしろ強まっていると言わざるをえません。なかでも、新宿は、集中の象徴だけでなく、膨張の象徴でもあります。

内藤新宿の時代、街は現在の新宿3丁目の追分あたりの狭い地域にありましたが、明治時代に新宿駅が開業して、街は西に広がっていきます。大正時代には私鉄が新宿駅に乗り入れ、歌舞伎町もできて、繁華街が爆発的に拡大します。太平洋戦争後の高度成長期を迎えると、駅のすぐ西側の巨大な淀橋浄水場の跡地が副都心となって高層ビル街が誕生します。平成になると、丸ノ内線の西新宿ができて、高層ビル街は青梅街道に沿って西に向かいます。そして現在、青梅街道を挟んで古い木造住宅が密集している北新宿や西新宿の5丁目、8丁目で、再開発が進んでいます。いずれ、高層ビル群は神田川を越えて、山手通りの中野坂下に至るでしょう。まるで得体のしれない生命体が増殖を重ねながら隆起していくように。

今回は神田川の手前、古い街がわずかに残っている西新宿5丁目と8丁目を歩いてみました。この地域は、1年も行かないと、以前の街の形が想像できないほど、急速に変貌を続けています。見知った場所が高層ビルに変わっていたり、更地状態だったり、住む人もいなくなり解体を待っていたり。そういえば、以前より猫が多くなっているようです。住みやすいのでしょうか。いやむしろ、猫たちは、怯えているように見えました。

都内でも、これだけ巨大化している街はほかにありません。新宿のお姉ちゃんにうつつをぬかしているヒマがあったら、街をもっとよく見てみましょう。

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@西新宿8丁目。再開発待機中の街には決まって路地が多い。だから猫も多い。




裏側までオシャレしているビルは少ない。本当のオシャレは背中と内面にあるのかも。




時代は呼吸するたびに、古いものを消し、新しいものを吐き出す。




壁を張り巡らす二次元の木は、一見逞しくみえるが、実は苦しがっているに違いない。




こういう街にはトゥクトゥクがよく似合う。




「共同住宅A」の跡地には「共同住宅B」が建つようだ。共同住宅は余っているっていうのに。




瀕死の建物に、躊躇なく覆いかぶさる巨大建物。再開発には暴力が不可避だ。




にじり口のように小さな入口。大好きな仲間しか招待しないよと、言っているような。




家はキャンバス。これ以上開放的なキャンバスはない。




都会の土地は息が詰まっている。時々は呼吸させないと。




色気のない人や色気の似合わない人が急に色気を醸すときは注意しよう。




奥行50センチくらいの薄っぺらい神社@西新宿5丁目。ご利益も薄っぺらくなければいいけど。




無秩序なこの辺りは、「街並み」という言葉が存在しない。




都庁から徒歩5~6分、再開発順番待ちの土地がたくさんある。




もぐら叩きが間に合わないほどニョキニョキと。




60階建てビルは、どれくらいの日影を生み出すのだろう。今のうちに、空を見ておこう。

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  1. 2017/03/20(月) 21:19:58|
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マラソン見る人、時々、走る人 (2017.3)

3年ぶりに行ってきました。東京マラソン。今年からゴールが変わりました。40キロを過ぎて丸の内仲通りに。素敵なオブジェやハイソでオシャレな店がたくさん。思わず口笛を吹きたくなるような並木道なんて、めったにありません。自然石を敷き詰めた舗道なので、多少は走りにくいかもしれないけれど、沿道を埋め尽くす応援の声が、そんな不安なんて忘れさせてくれます。そして行幸通りを左に曲がると、突然皇居の圧倒的な緑が目に飛び込んできて、あっという間の100m。ゴ~~~ル。ほっとして振り返ると、赤煉瓦の東京駅舎が、ランナーたちを優しく包みこんでくれます。完走を讃えてくれます。こうした風景+アルファのもてなしに、感動したランナーは多かったと思います。すばらしいじゃないですか。走らなくても、イメージしただけで、涙腺が緩みます。

ところがです。ゴール周辺にはまったく近づけないのです。最後のデッドヒートも、ふらふらになりながら完走をめざす姿も、万歳しながらのゴールインも、ゴール後の表情も、まったく見えません。がっかりです。明らかに過剰規制です。スタッフばかりが見物しています。その反動で、仲通りが超満員で身動きが取れません。それなのに、レストランが歩道にテーブル席を出して営業しています。おかしいでしょ。こっちを規制しないと危険でしょ。来年に向けて改善してほしいものです。

3年前に見たときは、ランナー側も応援側も、コスプレイヤーがたくさんいて、スポーツというより、どこもかしこもお祭り状態でした。それが今回は、だいぶ少なくなって、真剣に走る姿が多くみられました。なんと96%が完走したそうです。42キロですよ。面白半分では、とてもじゃないけれど、完走はできません。

今回は、スタート地点の新宿、10&28キロ地点の日本橋、そしてゴール地点の丸の内を、移動しながら撮影したのですが、いずれも沿道には黒山の人人人で、ランナーに近づけません。ということで今回は、マラソンを取り巻く人たちの雰囲気を中心に、ランナーの画も時々交えたアルバムになりました。

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この日、東京が揺れた。36000人が走ったから。




走っている女性は美しい。普通の人も美しく見える。だから走る女性が増えている。




スタートして1km、余裕綽々。




大切な人を探しているふう。もう少し近くだったらよかったね。




以前はコスプレイヤーが多かったけど、今は真剣なランナーが増えている。




ランナーをバックに。あ~楽しい。




4人娘。左の2人は姉妹だね、きっと。




あ~たいくつ。




新宿大ガード下。高見から見物。穴場だった。




なんでこっち向いてくれないの。




走ったら腹が減るのに(ホームレス氏)。




影も走る。




歩行者天国でもないのに新宿東口が埋まった。




上はランナー、地下はまだ夢の中。




日本橋を渡ったら10キロ地点。まだまだいけそう。




こんなサービスほしかった。




「ママ」が走ってる。




「お父さん」も走ってる。




救急隊。出番がなければいいね。




夫婦?兄弟?親子?よく似てる。




道端に高そうなレンズがたくさん。




太ももとどっちが重いかな。




わかるわかる、時間かかるし。




ジャージに「チームみつお」?気になる。




次ぎ、どこいこケロ。




ポーチ持って走ってもカッコいい。




トップ争いに、走る人たちも応援。




上り坂にのぼりがたくさん。国技館みたい。




そろそろゴールの皇居前に移動。




遅刻する人とは、あまり関わらないほうがいい。後悔する人生になるかもよ。




シルバーシート。




混んでんだから、こんなとこで、食べるなよ。




参加賞のメダル@皇居前。




走り終わったあとのバナナと水は、メロンとシャンパンよりうまい。




おつかれさま。

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  1. 2017/03/07(火) 09:31:11|
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