ロジストの路地街めぐり

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい。

大道芸が街にやってきた (2015.4)

昔風にいえば「大道芸」、今風だと「路上パフォーマンス」、欧米では「ストリートライブ」でしょうか。しかし、大道芸人についてどれだけ知っているかと問われれば、「う~ん」と答えざるをえません。大道芸人ってどんな人がやっているの? どんな資格が必要なの? 生活していけるだけの収入はあるの?

『13歳のハローワーク』には次のように紹介されています。
「路上や公園、歩行者天国などで、特別な芸を見せて、観客の投げ銭で収入を得る。戦後直後までは、南京玉すだれや猿回しなどの曲芸、ガマの油売り、バナナのたたき売りなどの口上売りがさかんに行われていたが、近年は路上風俗の規制が強化され、多くの自治体では禁止されている。ただし、2002年に東京都は「ヘブンアーティスト」の資格制度を開始し、審査を通過した大道芸人が都内の公園や都営地下鉄の駅構内などで活動、投げ銭をもらうことも認められている。この1年間で、ジャグリングやパントマイム、中国雑技などのパフォーマンス部門と、南米音楽やオカリナなどの音楽部門あわせて246組が資格を取得した。静岡県や横浜市では、年に数回、大道芸大会を開催している。プロの大道芸人に弟子入りして技を磨くのが一般的だが、大道芸塾などで学ぶ道もある。ただ大道芸だけで生計を立てられるのは一部の人で、多くの芸人はアルバイトをしながら、というのが実状だ。」

この本に紹介されていることが驚きですが、とにかく、儲かるからやるというよりも、好きだからやる人が多いようです。

先週末の2日間、高円寺に大道芸人がやってきました。その数44組が、駅周辺の15ヶ所でパフォーマンスを行いました。しかし、その場所は駐車場ならいい方で、ほとんどが店先や曲がり角や道の真ん中です。どの芸人も、巧みな話術で観客を乗せていきます。会場が笑いの渦に巻き込まれたところで、真剣な顔になり、難しい技に挑みます。そのスイッチのオンオフがとても上手なのに感心しました。30分もぶっ通しでパフォーマンスできる大道芸人って、TVででている並の芸人より優秀かもしれません。

気になったのは、投げ銭をする人より、しない人のほうが多いことです。決まった額の入場料を先取りしてパフォーマンスを見せる芸よりも、自分が評価しただけの額を後払いする大道芸のほうが、合理的だしわかりやすいと思います。だから、投げ銭をするという約束事を守らない人が多いことに驚きました。

モノには当然のこととして代金を支払うのに、コトや情報にはおカネを払いたくない日本人が多いのは、なぜでしょうか。考えさせられました。

rojist






新型扇風機?ありかも




狭いところの好きな人​間は多い。狭くて落ち​着くというので、カプ​セルホテルが人気らし​い




30分間ずっと観客を​引き付けるのはたいへ​んなこと。アドリブで​鍛えた話芸は一流。そ​こらのTVタレントで​はかなわない




びっくりすると口を隠​す女性が多いのはなぜ​?そんなとき男はどう​する?う~ん、思い出​せない




一生懸命こねて、ぺた​ぺたやって。でも粘土​アートは大道芸にはち​ょっと退屈かもしれな​い




女性の帽子は服装の一​部。だから室内でも脱​がない。男性の帽子は​服装じゃなくて、なん​なの




美しい所作は、抑制さ​れた状態の中から生ま​れるのかもしれない




古典のR&Bを彷彿さ​せる古典の津軽三味線​。アコースティックな​音が心の奥に突き刺さ​ってとれない




東京の空家の7割は賃​貸住宅。それなのに毎​年大量に新築する愚。​「相続対策にアパート​経営」の宣伝文句に注​意しよう




何気ない仕草もストッ​プモーションにすると​、違う世界、違う自分​が現れる。写真の功績​は大きい




火を見たことのない子​供が増えている。火が​熱いことも知らない。​教育は自分を基準にし​ないことが必要だろう




まだ手品に驚く犬を見​たことがない。大いな​るチャレンジ




2015デビューの高​円寺ゆるキャラ「サイ​ケ・デリー」が阿波踊​り。東の「浅草サンバ​」、西の「高円寺阿波​踊り」。酷評されるパ​クリもあれば、絶賛さ​れるパクリもある




Tバックからはみ出た​イボ痔はワイセツ物?




顔の白い人より、目の​白い人のほうが美しい​と思う。毎日白目のケ​アを心がける人は少な​い。残念なことだ




唐十郎が紅テントを始​めて約半世紀。非合法​・反権威を標榜したア​ングラは、いまサブカ​ルに一くくりにされ、​居心地が悪そうだ




片言の日本語で汗をか​きながら熱演する外国​人パフォーマー。なぜ​か切なさだけが伝わっ​てきた




オシャレなBGMとダ​ンスに乗って、人形が​マジック。これは面白​い。投げ銭の価値があ​る。ショーとして一流​だから




突然遭遇。飛べない鳥​人。歩くのも得意じゃ​ないみたい




高身長の女性はペタン​コ靴が相場だったのに​、今はハイヒールを履​く人が増えている。ま​じ怖い!




ライブ感が好きだから​始めたというチョーク​アート。作品は残せな​くても、人の心に思い​出として残せればうれ​しいと。モノに対する​価値観が変わる




意外にキレイで楽しい​高円寺。偉大なる路地​の街




手書き看板を見て歩く​だけでも面白い。一つ​一つは小さな店でも、​たくさん集まれば、街​全体がショッピングパ​ークになる




ちょっと心ひかれたフ​ォトギャラリー・バー​。開店には時間があり​すぎる。どんな客がど​んな一家言をまくし立​てるのだろう




24時間365日保育​。いっそ養子にだすほ​うがいいんじゃない?​とにかく子どもを泣か​すことのないようにし​てほしい


関連記事
スポンサーサイト
  1. 2015/04/29(水) 17:55:40|
  2. 杉並区
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

さくら想い (2015.4)

さくらは散り際がセクシーです。いや、むしろ散ってからのほうがセクシーでしょうか。ぴちぴちした満開のさくらが嫌いなわけではありません。十分に美しいと思います。でもセクシーさは感じません。

まだ寒いのに、ちょっとだけ顔をだして、でも好奇心旺盛な芽吹きの頃、競い合い、われ先に少女の殻を脱ぎ捨てる、薄くて白い肌がまぶしい青春の頃、匂い立つフェロモンを解き放つ女盛りの頃、それもあっという間に過ぎて、枝にしがみつく体力もなくなり、しかし芳醇な香りを残す散り際の頃、地に落ちてなお、色香を失わず、地上に光を運んでくれる、慈悲に満ちた頃。まるで菩薩のようです。

それぞれの時期に魅力はあるし、十人十色の感じ方があるので、深入りはやめて、別な視点で問題提起をしてみます。いつの頃からか忘れましたが、私は、さくらを見ると、仕事にしろ、人間関係にしろ、人生にしろ、潔い散り方ってなんだろって考えてしまいます。考えようとして考えているわけではなくて、見ているうちに、気づいたら、また今年も考えていた、といった具合です。まだ回答はでていません。死ぬまでずっと考え続けることこそが、散るまでのエピローグならぬ、エピロード(造語)。それでいいと思っています。

さくらも満開を過ぎた頃になって、でかけてきました。といっても、どこそこの名物桜が目当てではありません。近所を自転車で巡るだけです。最初に行った小金井公園はまだ満開で、花見客でごった返していました。こんなはずじゃなかったのにと、がっかりはしましたが、今年は晴れる日が少ないので、集中したのでしょう。次に多摩湖自転車道。さくらのトンネルもあって、わくわく。でも、多摩湖まで行くのは疲れるので、小平ふるさと村までにして、井の頭公園に向かいました。公園は、歩くに歩けないほどの混雑です。散り始めでしたが、散り方が中途半端だったので、善福寺公園へ。翌日は強風。桜吹雪を期待して、善福寺緑地公園まで行きましたが、あいにく途中から雨模様になり、あわてて帰りました。

さくらを見ていると、吸い込まれていく感覚になります。きっと、脳に働きかける何かが、さくらからでているのでしょう。ぼ~っとしてきて、白日夢を見ているような感覚です。想はランダムに宙を飛んで、わが身に帰り、心の底を揺るがしてくれました。

rojist





まるでカエルの卵みたいで、びっくり。物事の一部を見て気づかなくても、全体を見れば気づくことがある




ちょっと離れてみる。よけいにツブツブ感が増してくる。巨大なアジサイの木に見えてきた




電車の中で、手鏡を思い切り自分の顔に近づけて覗き込んでいる女性がいた。きっと狼に変わる瞬間が見たいんだね




「透けるような白い肌」になりたい女性は多いが、透けたら血管ばかりが目立って気持ち悪くならないかな




影絵のさくら。なるほど、色気がないとはよく言ったものだ




さくらだって、いつも主役だとは限らない。でも目立ちたがりの性格は変わらない




井の頭公園には、休日も平日もない。なぜか、人のいない公園に行ってあげたくなった




重さで橋が歪んでいる。最大定員のある橋を見たことがない。だからたまに落ちることがある




この会社の新入社員は毎年花見なんだって。この格好で。ちょといて帰っていった。社会は本質より形式が大切だってことを学んだね




花見マナーの悪い外国人が多いという。でも、井の頭公園には、こういう人たちばかりだった




こんど、思い切りオシャレして花見に行きたくなった




女子が「外で食べると何でも美味しいね」と言うとき、男子はその後にしたいことを考えている。きっと




いくら人間様以上にオシャレをしても、わんこたちには自分たちの色もわからない




この季節、かかしさんも、さくらファッション




1羽だけいるオススワン(左)に乗ると幸福になれるという。現実は、あなたの言動しだいで、幸福にも、不幸にもなる




酔客が満開を愛でているとき、さくらたちは、散る準備を始めている




ペールトーンでコーデされた公園を通るとき、なぜか居心地が悪くなって、黒を脱いでみた




ファインダーをのぞいていたら、さくらの花てんこ盛りのパフェを彼女に食べさせてあげたくなった




さくらを眺めていると、潔い散り方ってなんだろうって考えてしまう。でも自身で納得できる答えにまだ出会えない




さくらの花びらと金属は相性がいいようだ。すべり台の急勾配にも、ぴったりくっついて離れようとしない




ひとり時間差花見をしていた女性は、缶ビールを2本だけ空けて帰っていった。空き缶を袋に入れて




口を開けていると、心の中まで入ってきそうで。だから、口を閉じていたら、こんなに積もってしまった


関連記事
  1. 2015/04/14(火) 11:30:13|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Rojist

rojist

Author:rojist
東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ボチボチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

最新記事

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新コメント

QRコード

QR

カテゴリ

一枚の物語 (0)
最新ランキングはこちら (1)
路地ランキングについて (1)
日々のこと (16)
千代田区 (8)
中央区 (12)
港区 (11)
品川区 (5)
目黒区 (2)
渋谷区 (14)
新宿区 (19)
中野区 (13)
文京区 (9)
荒川区 (5)
豊島区 (7)
江東区 (1)
台東区 (8)
墨田区 (5)
大田区 (2)
世田谷区 (5)
杉並区 (12)
練馬区 (1)
板橋区 (2)
北区 (5)
足立区 (1)
葛飾区 (0)
江戸川区 (1)
都下、その他 (49)
未分類 (2)

最新トラックバック

フリーエリア

にほんブログ村 写真ブログ 東京風景写真へ にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ