東京路地ランキング

文化遺産として残しておきたい路地をランキングしてみました

東京のへそ? (2015.1)

杉並区にある大宮八幡宮の記事が新聞に載っていました。タイトルは「東京のへそ」。なにコレ?こんなタイトルを付けられたら、どうしても読んでしまいます。この八幡宮は、東経139度38分45秒、北緯35度40分54秒にあって、東京の重心だそうです。だからといって、信用するほど素直じゃありません。さっそくネットで検索しましたが、納得できる理由が見つかりません。苦労して見つけた理由は、東京の住民1人を同じ体重と仮定して、人数と所在地で調べていくと、重心がちょうどこの神社になるとのことです。え~~、なんか屁理屈っぽい。ちょっと考えただけでも、都内の人口移動は頻繁にあるので、いつも「へそ」であり続けることはありえません。ですが、これ以上時間をかけて追求するテーマでもないので、これくらいで放免しておきます。

記事には、「小さいおじさんの妖精が棲む」ともあります。テレビ番組で、タレントが妖精目撃談を語ったらしいです。パワースポットとしても有名らしいです。霊力が強くて、「ものごとを全方向に広げる力がある」??? わかったような、でもちっともわかりません。東京の地の奥底に潜む邪霊の上にこの神社が鎮座して、邪霊を封じ込めているという話もあります。「へそ」にしても「妖精」にしても、「霊力」にしても、キツネに包まれたようです。あ、だから、神社なのか。

ということで、ほんとうに霊気を感じるかどうか、実際に行ってきました。東京で三番目に大きい、1万5千坪の広大な敷地です。八幡様なので、安産・子育て・縁結びにご利益がありますが、この日、ちょうど今年初めての祈祷が行われるということで、着物を着た、たくさんの人が訪れていました。

二之鳥居をすぎて、参道を歩いていると、向こうから神主さんの行列が、ボコボコと木靴の音をたてて歩いてきます。いやがおうでも、厳かな気分になります。

名物「ダルマおみくじ」を買いました。木製のダルマの底の穴におみくじが入っています。達磨大師は仏教徒なのに、なんで神社なの?いけない、いけない、歳をとると疑り深くなっていけません。

隈なく探しましたが、小さなおじさんにも会えませんでしたし、がっかりして、境内の北側から外に出ると、崖下に善福寺川と緑地が見えます。この崖地が弥生時代末期の大宮遺跡です。川をはさんで、対岸には松ノ木遺跡があります。これらの遺跡は大宮八幡宮の社殿地と重なっているので、この一帯が聖域とされていたのかもしれません。

神社の大木に触れて、エネルギーを沢山もらってきました。

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「世界はひとつなのに、なぜ人間は自分から波風を立てたがるのだろう」。天皇が崩御して100年経っても、人間は懲りない生き物なんだ




着物を着た日がいつだったか忘れた。遠い昔のことだった。虫干しもしていない。虫も臭くて近づけないかも




威厳に負けて、思わず避けてしまった神主さんの行進。聖者の行進?




静かな参道を、カボカボと音高らかに社殿に急ぐ。雅楽の合奏を聴いているようだ




権現造りの荘厳な屋根。たしか明治神宮も東照宮も同じだったかな?桁外れに大きなものの前では、人間は力が抜けて小さな幼子になる




生きるってそんなに簡単なことじゃない。四苦八苦、喜怒哀楽の連続だから。完全じゃないから助け合う。それが人間だもの




途切れたって、問題ない。いつでもつながることができる。やる気さえあれば




貫目が彫られた力石が神社の隅っこにごろごろ。用済みになった物や人にも敬意を払おうよ




弓道場には張り詰めた空気が。邪魔しないように外からそっと覗いてみる




心技体のバランスが崩れたら武道は成りたたない。ビジネスの世界も同じ




友達親子の是非が話題になっている。子どもや孫を大人のペットにしないでね




おみくじをそこらに捨てられたらかなわない。神社のすばらしき発明かな




大吉を引いても、運をキープするのは楽じゃない。大凶を引いても、あとは上昇運を待つだけだから気が楽だ。要は「日々是好日」




なぜ正面でお参りしないのだろうと、後で調べた。正面ではエネルギーが高すぎるので一歩左右にずれてお参りするのが正しいと。わあ、今まで間違えていた




春の訪れって、いつも意識していないとわからない。画像が少しずつ変化する、あの脳トレゲームみたいに。気づいたときは、とにかく嬉しい




ポップコーンの自販機。塩味ボタンを押してっと。まだ出てこないよ




カワセミ狙いの大筒が並ぶ和田堀池では、おじさん達が井戸端会議




吉祥寺にハンモック・カフェがある。お茶しながら、ゆらゆら、気分は宙を漂う。浮遊感が嫌な人は子宮にいたときに居心地が悪かったせいかもしれない


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  1. 2015/01/28(水) 13:06:05|
  2. 杉並区
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冬枯れの雑木林 (2015.1)

寒くて寝床から出たくないこの頃です。しかたなく起きても、用事がなければ、家から出たくありません。毎日が日曜日になると、外出しなければならない用事なんて、そうそうあるものじゃありません。自分から進んで、用事を見つけたり、あの人ヒマそうだからと用事を頼まれたり。そうでもなければ、外出することなんてありません。

でも、歳を取れば取るほど「きょういく」と「きょうよう」が大事だといわれます。「きょういく」は「今日行くところがある」、「きょうよう」は「今日用事がある」です。そのくらいの気持ちで毎日を過ごそう、ということです。そういえば、子どもの頃、「家の中ばかりいたら、根が生えちゃうよ」って、よく母に言われました。

そんなわけで、重い腰を上げて、井の頭公園まで散歩に行ってきました。どうせ行くならばということで、冬枯れの様をテーマに撮ることにしました。でも散歩がてら、ですから、気楽なものです。肩の力が抜けているせいか、かえって、普段見ていないところに、自然に目が行きました。どこかのイベントを撮りに行ったり、これを撮らなければなどと、みょうに気負うこともないので、それがよかったのかもしれません。けっこう自然体で撮れたような気がします。

冬枯れの雑木林なのですが、そこかしこに春の息吹きを感じました。季節は春夏秋冬というように分かれていますが、自然はそんな杓子定規に分かれていなくて、寸断されていなくて、ずっとつながっているものだということを実感しました。

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小学校のとき、寄生虫のいる子がたくさんいた。ギョウチュウ・カイチュウは当たり前、「俺サナダムシいるんだ」って、自慢している子もいた




くせ毛がイヤだった青春時代。あまり気にならなくなった壮年時代。白髪が混じり、くせ毛のほうが上品だと思うようになった老年時代




人にしがみ付くにも、振り落とされないようにするには、知恵と気力がいる




メガネを掛ければ視力は良くなるけど、視野が広くなるわけではない




ジブリの森は賑やかすぎて、冬を探すのに苦労する




ランウェイを歩くモデルみたい。近づくと劣等感を感じそうだったので、遠巻きにしてやりすごした




光芒はたまに見えるからキレイなんで。一日中、そこらじゅうに見えたら、頭が壊れてしまうだろう




よく見ると、枯れ枝から新芽が出ていた。悠久の生、ここにあり。感動した




見たいものだけ見て、見たくないものは見なくてもいい人生があったら、お目にかかりたい




この子を撮った次の日、眼科に行ってきた。濁りは年のせいだと言われた




手の血管が浮き出ているのに、血液検査では血管が見つからないと、いつも言われる。なぜ?




「芽吹き」「息吹き」。吹くとは空気が流れる様をいう。澱んでしまったら、自分で空気を動かしてみよう




控えめに春の訪れを知らせてくれた。名前は知らなくていい




子供のときに大きめのクツを履かせていると、間違いなく、大人になって大足になる




毛があるところに服を着ているのに、毛がない足の裏は寒くないのだろうか




毎日こうして散歩しているんだろうね。季節の移ろいを足と目で感じながら




アカギレで皮が剥けたけど、その下に新しい皮があった。なぜか「ありがとう」って言ってしまった




公園のあちこちに枯葉の山ができていた。人が通らないときに、そっと寝てみた。思った以上に気持ちよかった




スギ花粉が飛ぶ前の今のうちだけ。5月になったら、また来るからね




教習所のクランク走行は好きだったけど、クランクの多い街はないほうがいい




見てすぐに千手観音をイメージした。なんともミステリーで、セクシーなフォルムだ




このセピア感がなんともいえない。人生枯れ時になると、セピアが好きになるのだろうか




セピアな人見っけ




モクレンの芽で耳をほじってみたいと、ずっと思っているんだけど




枯れたって、簡単には落ちないぞ。元気をもらいました




落ちた人を、手を広げて受け止めてくれる社会であってほしいのに、その逆に進んでいるような寒気を感じる




一番先に春を感じさせてくれる蝋梅。今年も春はすぐそこまで来ているようだ


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  1. 2015/01/16(金) 11:21:30|
  2. 都下、その他
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百年の轍 (2015.1)

2015年の今年、百歳以上の人口が6万人を超えることが確実です。ひとくちに百歳といいますが、たくさんの偶然と幸運と愛情が幾重にも重ならなければ、成し得ない偉業です。生き抜いた。それだけで尊敬されるべきだと思います。

老人というだけで老害扱いする昨今の風潮には辟易しますが、老人というだけで我儘放題する姿を見ると、もっと辟易します。老人こそ静かに美しくなければいけません。そう、東京駅のように。

2014年12月20日に百歳を迎えた東京駅、テレビでも何度か特集が組まれました。しばらくは冷静と情熱の間で揺れていましたが、ついに、気分は東京駅に吸い寄せられてしまいました。

折りしも年末、帰省客と観光客と百歳を祝う人たちで、東京駅は大混雑です。たくさんあるコインロッカーもすべて赤いランプが点っていて、クロークサービス所も長蛇の列。最も驚いたのは、丸の内側改札から出て行く人たちの多いことです。数年前には、サラリーマンしか使うことの、ほとんどなかった丸の内改札が、再開発のおかげで八重洲に負けないほどの賑わいを見せるようになりました。

今回は、点在する駅舎百年の印を撮ることと、行幸通りの皇居側の端から駅舎の遠景を撮ることでした。しかし、東京駅と丸の内仲通りのイルミネーションイベントが重なったため、通行規制区域が設けられ、行幸通りの中央帯には多数のバリケードと警察官がいて、撮影意欲が失せてしまいました。しかたなく、夕景の東京駅を諦めて、これも混雑しているKITTEガーデンからちょっと撮影して、終わりにしました。

東京駅の復元工事にかかった500億円は、東京駅の空中権を売って賄ったそうです。その結果、駅周辺にぼこぼこと高層ビルが建ってしまいました。関係者の間ではすべてが丸く収まったようですが、都民とすれば、東京駅舎が一部しか見えなくなって残念でもあります。いずれ、皇室が空中権を売って、高層ビルの真ん中に皇居が見えるなんてことにならなければいいのですが。

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百周年記念ポスターが駅構内のあちこちに。さすがにプロは魅せる




開業当時からある支柱。ホームの端なのに、次々と見物客が訪れる




支柱の緑が山手線と相性がいい。昔省線と呼ばれていたときは、レンガ色の電車だった。その頃の柱は何色だったっけ




おととしなら柱の傷も残っていようが、百年となるとどうだろう。どうでもいいか。過去を忘れるから今を楽しめるんだし




山手線ホームの上にも百歳の印。こういう何気ないオシャレがそこかしこにある。現代人より遊び心があったようだ




東京駅が日本の鉄道の起点であることを標すゼロキロポスト。すべてのホームの間にあるなんて、今まで気づかなかった




待ち合わせのときに、本を読んでいる人が少なくなった。あと10年もたてば、これが普通の景色になるのだろう




京浜東北に山手線に、え~と、え~と、もっとわかりやすくできないの?




帰省ラッシュで、コインロッカーはどこも空いてない。最近は、手ぶらで遊んでいる間に宿泊するホテルに荷物を届けてくれたり、お土産でいっぱいの荷物を家に運んでくれるサービスがあるそうだ




銀の鈴。かなり年増のはずなのに、箱入り娘になってしまった




浜口元首相が狙撃された東海道新幹線の切符売り場の階段下。瀕死の首相が「これも男子の本懐」と言ったそうだ。今、そういう政治家が見つからない




こちらは丸の内北口改札脇にある、原敬元首相の暗殺現場。私利私欲のまったくない人だった。今、そういう政治家が見つからない




世の中の流れがますます速くなっている。百年どころか、一年前の記憶も遠い彼方へ行ってしまった




鼻をなでると幸せになると言われる仔豚像。羊の鼻じゃダメ?




なぜか八重洲地下に箱根駅伝のPRコーナー。山の神、柏原竜二が実際に履いた靴。まだ汚れがこびりついているレアものだった




光が滝から落ちてきた。LEDによるイルミネーション革命が社会を変えたが、自然の光の崇高さにはかなわない




リアルとヴァーチャルの狭間にも、知らない世界が拡がっているのかもしれない




一目瞭然、幾何学模様のような、きちっとした社会が好きな人もいれば、諸行無常、塞翁が馬のような社会が好きな人もいる




東京駅のように、見栄えが良くて、耐火・耐震に優れたレンガ積みの建物が人気になりそうな気配を感じる




KITTEの吹き抜け天井から降り注ぐ光は、広い室内の空気まで柔らかく変えていた




細胞膜のない生物は存在しない。細胞膜という小部屋の中で細胞は育つ。膜がなければSTAP細胞の問題も起きなかった




四角いものを見ると、なぜか歪めてみたくなる。四角四面はつまらないから




巨大なものに覆いかぶさられても、それを後光に変えてしまうような存在感が、東京駅にはある




横顔も凛々しい東京駅。この安定感は、きっと体幹がしっかりしているからだろう




粘板岩のスレート屋根の黒光りが尋常じゃない。大震災の津波に耐えた被災地からもってきたからなのか、芯の強さを感じる




335mもある駅舎の端から端まで手が抜かれていない。何事も徹底してやり切れば誠意は通じるものだ




東京駅のイルミネーション点灯を待つ人たち。数年前まで、丸の内改札を使うサラリーマン以外の人は少なかったのに。びっくりした




3次元で創るのもすごいけど、2次元画面に3次元を見せるピカソはもっとすごい




原発がなくても都市は不夜城のまま。不夜城を減らせば、電力はもっと余るのに






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  1. 2015/01/06(火) 09:02:02|
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