東京路地ランキング

文化遺産として残しておきたい路地をランキングしてみました

東大駒場潜入 (2014.7)

東大生の志望職種に異変?「プレジデントFamily 2014夏号」によると、四半世紀前、東大生のうち約3割が公職をめざしていましたが、今や2割を割っているという記事がありました。医学や法曹界などの専門職も減っているそうです。

その分、増えているのは、民間企業です。実際の就職先でも、文系はメガバンクがトップ3、その次に3大商社が続きます。理系トップはずっと日立です。毎年日立に50人も入っているのですから、埋もれている博士がごろごろいるはずです。それでも、行きたいというか、先生が薦めるそうです。

保守的といえばそれまでですが、なんとも割り切れません。徐々に減ってきてはいるものの、国立大学、特に東大には、多額の国費が投入されています。国としては、投資というほうが正しいかもしれません。問題は、それに見合ったリターンが国家にもたらされているかどうかです。

公職や大企業に勤めることが国家に役立っていないとは言いませんが、これからの日本の行く末を考えれば、農業の高度産業化のために能力を発揮してもらうとか、過疎地での医療介護に従事してもらうとか、国立大学の卒業生なのですから、これからの日本のために、先鞭となるような仕事に、もっと積極的強制的にかかわってもらうような仕組みにならないものでしょうか。また、これからは、地方が元気にならなければいけませんから、片道切符で、地方自治体に行ってもらい、地域主権に命をかけて取り組んでほしいとも願っています。

はたして、東大はどういうところで、東大生はどんな人たちなのでしょうか。ということで、今回は、東大駒場キャンパスに初潜入してみました。写真を通して、少しでも感じ取っていただけたらと思います。

本郷も広大ですが、駒場も負けずに広大です。敷地の三分の一くらいは使われていないので、売却すればいいのに、なんて、小市民的ですみません。正門を入ると、本郷の安田講堂に似た時計台が聳えているのが見えます。敷地の東側の端には、本郷の三四郎池にちなんで、一二郎池があります。イチョウ並木も似ています。本郷のコピーのようでもありますが、生協購買部や学食は新築だけに、清潔できれいです。暗くて汚いというイメージだと、受験者数にも影響するそうです。少子化の現実がここにも現れていました。

学食はいいですね。コスパが抜群です。それに、カロリーや塩分や栄養バランスがレシートに印刷されています。明るいテラスで、ママ友や子供たちもランチを楽しんでいます。都心にいることを忘れさせてもらえるひと時でした。

rojist





安田講堂事件を思い出させる時計台。過激さを増すごとに変質していった学生運動の目的。結局、学生たちは要求し続けることが目的になっていたのだろうか




500m近くも続く緑の並木道。みんなが笑顔になれるのは、緑の空気を吸っているから?




その異形で周囲を圧倒するヒマラヤ杉に、隠れるように博物館がある。存在感ではひけをとらない




ちょうど、ジャコメッティの特別展をやっていた。リトグラフは初めて見た。オリジナルの書体も面白い




気に入った作品。描いていないのに、描いてある、空間を想像させる描き方が面白い




博物館のファサード。意味を調べれば理屈になってしまう。いまは、美しいと感じるだけでいい




構内には、三角屋根の建物があちこちにある。心して入れよ、と言っているように




ここにも三角屋根。森の中には洋館が似合う




その洋館のような校舎の前に、「葉っぱのベンチ」というモニュメントがある。格好の遊び場になっている




ローマの水道橋のようなアーチが美しい




生協の売店は、スーパーマーケットくらいの大きさがある。生鮮以外なんでも売っている




そういえば「生協の白石さん」という有名人がいた。白石さんほどのウイットはないけれど、生協職員の誠心誠意さが伝わってくる




こんな消しゴム知らなかった。なんかすごくいい感じ。買ってみた




「柿の種チョコ」って何?これも知らない。探してみよう、買ってみよう




東大女子@大学院校舎建設現場。東大女子に見えないのは反則じゃない?




この季節にピッタリのさわやかファッションがかわゆいよ。バッグがちょっと暑苦しいかな




構内のあちこちに掲示板があるけど、誰も立ち止まらない。だから掲示板を真剣に見るフリをした。もしかして、あの人、すごい人かもしれないと思われたかな




朝から晩まで満員の学食(2階もある)。メニューの多さははんぱない。量り売りのデリもある。しかも安い!




領収証に摂取したカロリーなどの情報。これいい。街のレストランもそうしてくれたらいいのに




勉強している人が2割以上。パソコンで作業している人も。談笑している人もいるが、大声出す人皆無。これが東大学食




テラスで食事中。2階から撮ったところをジロ。さすが東大女子、周りが見えている




レストランランチのママ友と比べると、まともな金銭感覚の学食ランチのママ友




こっちはピクニックの親子。とても東大構内には見えない




生協書籍部。一般書の品揃えも充実しているのに、お客がほとんどいない




学食横のレストラン。学食より高いのに、ここにも学生がたくさん。仕送りする方の身にもなったらどう




本格フレンチレストラン、ルヴェサンベール。2階は教師専用のクラブだって。東大教授は特権階級なんだ




駅から1分、東大正門を入るとATMがある。でも駅前にATMはない。これって、どうなの?




明るくてキレイな学食の前の広い庭。税金なんだよね、う~ん。でも学食で安く食べられたからいいや




居心地の良さそうな図書館。寝てても怒られない。エアコンも効いてる。でもホームレスは入れない




東大の体育会系女子は、ゆる~い感じが多い。運動している自分が好きだからやってる、みたいな




座禅部のモットーは、「食う、寝る、坐る」。ただのろくでなしと、どう違うのかわからない




準硬式野球部の若者。動画でスイングチェックをしながら練習していた。毎日積み重ねてれば、必ず芽がでるよ




子どもたちにすれば、一緒に遊んでくれるお兄ちゃん。いつか君たちも、このお兄ちゃんみたいになれたらいいね

関連記事
スポンサーサイト
  1. 2014/07/25(金) 09:34:46|
  2. 目黒区
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

異世界の歩き方 2 (2014.7)

こどもの頃、都内のあちこちに「おばけ屋敷」がありました。夏休みになると、どこも超満員。でも、こどもたちにとっては、夏休みに欠かせない行事のひとつでした。最近でも少しはあるのですが、訪れるきっかけがつかめません。大人ひとりで行くのも、気が引けますし。ちなみに、東京ドームシティのおばけ屋敷は、今日7月18日に公開です。新作のひとつがさきほどTVで紹介されていました。10年前にかくれんぼをしていたとき、隠れたまま、誰からも見つからず、そのまま死んでしまった子供がいました。入場者には、その子を見つけ出す、というミッションが課せられる、というものです。

おばけ屋敷と言っても、実際には、おばけもいれば、幽霊もいるし、妖怪もいます。「幽霊にしか興味がないよ」、「いやいや、妖怪でしょう」、などなど、言いたい放題。超情報化社会ですから、情報過多なゆえに、好みも細分化されていて、これじゃなきゃだめ、という人たちが増えています。それはそれとして、おばけ屋敷は、右代表としてのおばけ、それでいいとしておきましょうよ。

今回は、おばけ屋敷に行かなくても、ぞっとできる場所を紹介します。前回に続いて、梵寿綱さんの作品巡りです。

最初は、杉並区和泉にある賃貸マンション2つです。200mも離れていません。民家が密集するところなので、やっぱり浮いています。しばし異世界を体験したあと、次は、南池袋の小さな賃貸マンションです。こちらはあまり目立たないので、通り過ぎてしまうくらいです。よくみれば、なるほど、という感じです。作品名が「輝く器」というくらいですから、外観はアルミパネルに玉虫色のステンドグラスがはめ込んであります。いずれも、普通(?)の人たちが住んでいるので、変質者として通報されないように注意しないといけません。

夏のひととき、ちょっとした異世界を体験してみたらいかがですか。

rojist





代田橋駅近く、OOホテル風の賃貸マンション、ラ・ポルタ和泉。民家が密集する街に、異様さが際立つ




これ以上立ち入ることを躊躇させる門。毎日この門を通る人の神経は、鋭敏になるか、鈍感になるか、どちらかだろう




氷の館のような、吹き抜けの玄関ホール。叫んでみたくなる




飛べない天馬。最近、馬を見るたびに、宮本輝の『優駿』を思い出す。これほど激しく感情を揺さぶられる小説にはめったに出会えない




ラ・ポルタ和泉から北に200m足らず。もう一棟の梵作品、マインド和亜。テナントのコンビニの普通さが、むしろ違和感がある




凹凸が多いとゴミが溜まるなんて、ヤボは言わないこと。芸術なんだから




エレベーターを降りると、そこはお釈迦様の手の平だった(?)。気持ちが穏やかになりそう。(住人に門を開けていただいた)




パティオの中。脳や目が慣れるまで、時間がかかる。慣れるけど、慣れたくない自分もいる




具象だろうけど、一般人には抽象にしか見えないステンドグラス。でも教会のステンドグラスより好きかな




流れる涙で、口びるも流れてしまいそう。 ♪涙の数だけ強くなれるよ♪




パティオの主?バルセロナのグエル公園の怪獣の兄弟分みたい。落ちつかないな




住人しか入れない場所を外から覗いてみた。裏口への通路?ゴミ置き場?よくわからなかった




南池袋にある、作品名「輝く器」。間口が小さいので、気づかずに通り過ぎてしまいそう




ゲロゲロ。吐くなら、家に入る前にしてゲロ




ホルンを鳴らしながら、ギターを弾く超技おじさん。ここにいる意味?う~ん、わからない




朝バナナ+ガセリ菌ヨーグルト。健康にいいと信じることが、健康にいいみたい






関連記事
  1. 2014/07/18(金) 09:36:19|
  2. 世田谷区
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

異世界の歩き方 (2014.7)

7月15日、ユニバーサルスタジオにハリポタのテーマパークがオープンします。映画のほうも、新作が発表されました(公開は来年?)。もうブームは終わったかと思いきや、またまた復活。さすが、魔法使い。ところで、ハリポタって、ファンタジーなのかホラーコメディなのか、よくわからないところがあります。このへんを、ファジーなままにするのも戦略なのかもしれません。人に夢を与えるには、情報は少ないほうがいい場合もありますから。映画ビジネスとすれば、客が入ればいいわけで、客が乗りやすい仕掛けづくりが求められます。

そういえば、ヒマつぶしにTVを見るようになって、気になることがあります。ドラマやバラエティに、毎日毎日、同じ俳優やタレントがでていることです。映画の世界でも同じことがあるのかないのか、よくわかりませんが、特にひとりの俳優が、同時に別の作品に別の役柄で出演しているとなると、使いまわしの度がすぎます。見ているほうは混乱するし、失礼だと思います。

制作側からすれば、表向き、お客が求めるからと言います。でも本音は、ある程度計算できる俳優やタレントを、使いまわしてキャスティングしておけば、手間隙かけずに集客できるし、視聴率が取れるからです。新鮮さや感動よりも、とにかく、集客力と話題性が優先されるわけです。賞味期限が切れるまでは。こういった状況は、制作側のサボタージュに因るところが大きいでしょう。

話が余計な方向に行きそうなので、戻します。今回は「ホラーハウス」チックな建物探訪です。ハリポタの世界を近場で体験しようという試みです。建物の作者は日本のガウディの異名を持つ、梵寿綱さんです。ガウディ建築は、一見してわかりますが、アートそのものです。それに対して、梵さんの作品は、ホラー映画に出てくるような、奇妙で、陰鬱で、いささか気持ち悪い、アングラ風の建物が多いのです。実は、ガウディ建築とは極めて異質です。

最初は南池袋2丁目。作品名「賢者の石」。賃貸マンションなのに、暗い、じめじめ。なぜか手足より頭が冷える。冷たい空気が澱んでいるから?長く居てはいけないような気がして、でてきました。次は高島平1丁目、西台駅前、高島通り沿いの賃貸マンションです。ふつうの大きなマンションに見えます。特別な興味を持って見なければ。異世界への入口は、そういうものなのです。ふつうではないから、異世界なのでしょう。

さあ、異世界へどうぞ。

rojist





南池袋にある賃貸マンション「ルボワ平喜」。小さくても、異様さでは、後方の超高層ビル「サンシャイン60」をはるかにしのぐ




1階に飲み屋。築35年、作品名「賢者の石」。名前がつけられたのは、ハリポタの映画よりずっと古い




シワやたるみを外科的手術で取り除くと、皮膚の動きが不自然になって、笑顔が怒り顔になってしまうことがあるという




昼間なのに、暗くてじめじめしたホール。風もないのに、間接照明が心をざわつかせる




1本1本の管が、先端をくねらせながら、ヴーヴーと荒い呼吸を繰り返している。そんな妄想にかられる




環境は人格を変える。住まいとて同じ。決して気分次第で変えるものじゃないと思う




タイルアート、ちぎり絵、貼り絵。大きなことを成し遂げるには、小さなことを積み重ねなければならない




人は休むためだけに座るのではない。寝るため、瞑想のため、叱られるため、縛られるため、そして恐怖を体験するため




宇宙人の骨格図?三葉虫の骨?一応シンメトリーぽいけど、発想についていけない




手の平は歳をとらないけど、手の甲は歳をとる。からだの中で一番早いかもしれない。でも手の甲の老化防止って聞いたことがない




高島平の異世界。一見ふつう。誰にでも気づかれるなら異世界ではなくなるから




異世界の外壁。期待は高まる。ホコリは溜まる




歳をとるほどに、鏡を見なくなる人が多い。見ないより見るほうが、確実に魅力的になれるのに。もったいない




先週、駅で赤い色のゲロをみた。初めて。なんで赤?気になって未だに映像がよみがえる




自然を知らずに育った人たちが、日本のあり方を決める時代が来る。恐ろしいと思うのは私だけだろうか




四足動物にしろ鳥にしろ肩甲骨を動かすことで生きている。肩甲骨の大事さがわかってから、毎日肩甲骨体操をしている。ひどい肩こりがなくなった




あえて大阪名所の一番をあげるなら「太陽の塔」。大阪には、笑いやギャグのない名所はいらない。最近はおもろない。大阪人なら、もっとはちゃめちゃな発想で爆発してほしい




子供のとき、エンジェルを見て、こんなに小さな羽根で飛べるならと、木の上から傘を開いて飛んでみた。足をくじいた




女性の太ももが好き。太いから太ももであって、細い太ももはありえない




高島平駅には不似合い(失礼)な像。ハチ公みたい。誰を待ってるんだろ


関連記事
  1. 2014/07/10(木) 08:34:17|
  2. 豊島区
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Rojist

rojist

Author:rojist
FC2ブログへようこそ!

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

一枚の物語 (0)
最新ランキングはこちら (1)
路地ランキングについて (1)
日々のこと (16)
千代田区 (8)
中央区 (10)
港区 (11)
品川区 (5)
目黒区 (2)
渋谷区 (13)
新宿区 (19)
中野区 (11)
文京区 (7)
荒川区 (4)
豊島区 (7)
江東区 (1)
台東区 (8)
墨田区 (5)
大田区 (2)
世田谷区 (4)
杉並区 (10)
練馬区 (1)
板橋区 (2)
北区 (5)
足立区 (1)
葛飾区 (0)
江戸川区 (1)
都下、その他 (48)
未分類 (2)

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

フリーエリア

にほんブログ村 写真ブログ 東京風景写真へ にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ