ロジストの路地街めぐり

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい。

2013年 総集編

写真を始めて2年目になる今年も、いろいろなところに出かけました。掲載したブログ記事は42本、うち41本が「東京風景写真」部門で1位、残り1本が2位を獲得しました。小さな小さな部門ですが、ちょっとだけうれしい。掲載した写真は1184枚。報道写真を撮るわけでもなく、芸術写真を撮るわけでもなく、マニアックな写真を撮るわけでもなく、フォトコンに応募するでもなく、ふつうに街角スナップを撮り続けた1年でした。

スナップ写真を気に入っているのは、瞬間勝負ができるところです。そもそも写真を始めたのは、右脳的な見方ができるようになるためですから、あえて理屈や技法をこねくりまわすことなく、五感や直感で捕らえられるようにと、心がけています。

最近は、撮ったあと、よく見ると、自分の意図しなかったものが、画面の中で異彩を放っていたり、別の物語が浮かんできたりすることがあります。そんな裏切り写真に出会えると、うれしくなってしまいます。しかし、まだカメラがからだの一部になっていません。理想をいえば、頭で感じるよりさきに、気がついたら撮っていた、です。とにかく、ただただ場数を踏んで、からだに覚えさせる以外に方法はないと思っています。

そろそろ今年もおわります。そこで、昨年同様に総集編をアップすることにしました。今年撮った写真の中から、いまの世相や風俗を映すもの、個人的に気に入ったもの、もろもろの50点を選びました。水子写真も含めたら、撮影した写真の1%くらいでしょうか。はたから見れば拙い写真でしょうが、我が子のようにかわいいものです。

来年もいいことがありますように・・・・

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オレが最初で悪かったな。文句あっかよ。1月だったんだから、しょうがないべ(吉祥寺)




下半身つながり。股のぞきすれば、デフレがインフレに変わるほど、生易しくないかもよ(高田馬場)




寒い中、レトロ建物を見つけて入ってみた。暖かい光と木の匂いが、ホッコリ気分にさせてくれた。、ひなたぼっこに最高の場所だった(早稲田)




これだけマンホールが多いと、ケンケンパができる。行って帰ってくるだけで、けっこう運動になる(幡ヶ谷)




都心では年明けから、クレーンが動き出した。ビル建設現場が増えている。アベノミクスの先取り?(大手町)




2月。毎週繰り返される竹島奪回のデモに、在日の人たちの思いは複雑。2013年後半、この街の人気にも少しかげりが見えてきた(新大久保)




このコピー、引いちゃうよ。ブタは太ってこそブタでしょ(新大久保)




3月。109がまだない頃、渋谷といったら、ハチ公と、このカマボコ型の屋根だった。その屋根はもう見られない。今年思い出がまたひとつ増えてしまった(渋谷)




暗渠からやっと顔を出した渋谷川。この川も近いうちに蓋がされるかも(渋谷)




停留所にあるオシャレなメッセージ。都バスもやるねえ(都内各地)




東横線の旧型車両。今は「ま~るいミドリの山手線」だけど、その昔、丸くて緑は東横線だった。当時は最高にオシャレだった(渋谷)




心配ごとがあると、お参りにも自然と力が入る。2013年、高齢人口が国民の1 / 4を超えた(巣鴨)




AEDの普及率が上がっても、救命率は上がらない。ないよりましでは意味がない。人の意識が高まってこないと(巣鴨)




下を向いて歩く人が目に付く。アゴを引く習慣がつけば、自然に姿勢がよくなるのに(荒川)




4月。広場に来ると、なぜか走り出す。子供は楽しさをからだで表現するから(みなとみらい)




ハマの空気が流れる特等席(横浜大桟橋)




居眠りは健康にいいけど、長過ぎるのはNG。さあ、そろそろ元気出して次、行こうよ、おじさん(汐留)




ロッカーも立派なキャンバスになる。こんな楽しいロッカー、ほかの街にもあったらいいのに(秋葉原)




言葉を記憶するのは難しいけど、歌は世につれ、世は歌につれ。歌なら記憶できる。ミューズ神のパワーはすごい(両国)




カラスにとって、墓石は最高の食卓テーブル(染井霊園)




5月。旧東海道をブラリ。品川沖から八ツ山橋に上陸したゴジラ。今だに核はなくならない(北品川)




創業234年、特別なことなんて何もない、やるべきことを普段どおりにやり続ければいい(北品川)




6月。今年もまた、吉祥寺が住みたい街NO.1に選ばれた。吉祥寺みたいに、毎週行ってもワクワクする街は、あまりない(吉祥寺)




テラスカフェで通行人を見るほうが好き?それともテラスカフェでお茶する人を見るほうが好き?(吉祥寺)




松下翁曰く「青春とは心の若さである」。老人よ、街に出よう!(井の頭公園)




6月、富士山が世界遺産に。でもこれ以上汚さないでほしい。入山制限が難しいなら、入山料を1万円にしてもいいと思う(銀座)




ユニクロビルから松坂屋を見下ろす様は、小売業界の力関係そのまま。その松坂屋も6月末にひっそりと姿を消した(銀座)




7月。ヒコーキを見に行った。LCCが定着した2013年。超豪華クルーズや寝台列車も人気だった2013年。さあ来年は?(羽田空港)




500個の風鈴がセミよりすごい風鈴祭。小学生のとき、ブランコで一回転したいと、何度も挑戦した。その頃、毎日が生き生きしていた(本門寺)




8月。ホタルの里で見つけた。セミのように、あと一週間しか生きられないとしたら、何をするだろ。ほんとあせる(三鷹)




シャツに乳首が透けないように、縮小手術をする男が増えているらしい。男の乳首もワイセツになる時代がくる?(銀座)




真夏のランチは、冷房の効いた室内より、日陰の階段ランチにかぎる。こういう場所をデザインした人に拍手を送りたい(大崎)




まだ暑さが残る9月。朝はまじめでも、夜はよろよろきょろきょろ。足の表情は実に豊かだ(上野)




「ああ上野駅」が歌われてから50年、集団就職の「金の卵」たちも高齢者の仲間入り。心の駅に帰ってくる人もいる(上野)




9月。ヒルズが草間弥生とコラボ。花が呼吸するたびに、水玉のあぶくを出している。赤い花だから赤いあぶくなんだ(六本木)




電車の中とか、公衆の面前で居眠りするのは、日本人しかいないらしい。安全なのはわかるけど、緊張感がなさ過ぎるのもねえ(六本木けやき通り)




10月はウマの季節?「こらこら、晴れ舞台なんだから、もう少しの間我慢しようよ」(馬事公苑)




シティ競馬は立派なレジャースポット。ライオンヘアがいいね。馬を見るときの女は野生の匂いがする(大井競馬場)




秋の六大学。明大優勝の瞬間。1番になることよりも、1番を続けるほうが百倍も難しい。でも今は喜びだけあればいい(神宮球場)




11月。オリンピック会場を見に行った。海浜公園は、トライアスロン会場になる。真新しい建物もいいけど、もう少しきれいな海にしてほしい(台場)




埠頭を風の音が通り抜けている。波の音がBGMのようにフォローしている。ふたつがハーモニーされたときの音は気持ちいい。ほかに音はない(潮風公園)




12月。モネを彷彿させる自然の絵画。二度と同じ絵にめぐり会えないから撮るほうも緊張する(善福寺公園)




トランクス好きはアクティブでノリがいい。ブリーフ好きは真面目で変化を嫌う。ボクサー好きは知的でスマート。ビキニ好きはナルシスト(井の頭公園)




歳をとっても仲のいい男女は、適度な距離をキープするのが上手だと思う(井の頭公園)




曇りガラスは、見えすぎないからこそ、エロティズムを増幅させる(殿ヶ谷戸公園)




好々爺に見える吉良さん。年寄りは、自分じゃ人の役に立っていると思っても、そうじゃない。長生きしてもいいから、もっと謙虚に、もっと感謝を。私も含めて(両国)




訪問入浴って介護する方はすごい重労働。これでは従事者が増えないよ。軽くて折りたたみタイプがあればいいのに(両国)




♪かもめが飛んだ♪ 肩甲骨がやわらかいのでびっくり。肩こりもしないんだろうな。うらやましい(清澄庭園)




大きなコッペパンでランチ。お茶とコーヒーもあるし、不満はない。あっ、ランチョンマットに使う袋が風で飛んだ。見てないで早く取りに行きなよ(隅田川)




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  1. 2013/12/26(木) 09:10:00|
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討ち入り凱旋ロードは、いま (2013.12)

12月14日は、赤穂や東京は言うに及ばず、日本列島各地で、赤穂浪士を偲ぶ催しが行われます。310年を過ぎた今でも浪士たちの人気は衰えを知りません。

なぜこれほど人気があるのでしょう。よく言われるのは、江戸庶民の判官びいきの気質のせい。今風に言えば、半沢直樹の倍返しに通じるものがあるのかもしれません。それも、47倍返し。ただ、判官びいきといっても、すべての弱者に同情するといった気質ではなくて、カッコいいのに敗者になってしまった人に対する同情に近い感情です。あるいは、権力に対して反抗できない時代にあって、死を賭して権力にあがらった行動に対する喝采なのかもしれません。あるいは、武士道における忠義が地に落ちた時代にあって、かたき討ちという違法を冒しても忠義を全うした行動に対する喝采なのかもしれません。大石内蔵助の辞世の句、「あら楽し 思いは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし」に、その気持ちが素直に現れています。

しかし、ここで少し違った角度からこの事件を考えてみると、また違った面も浮かび上がってきます。例えば、討ち入りに参加しなかった80%以上の浪士たちの人生です。参加しなかった理由はいろいろあるでしょう。怖いから、意味がないから、養わなければならない家族がいたから、などなど。そういった浪士たちの多くが、幕末まで、そしてときにその子孫まで、周囲から厳しい批判の眼にさらされてきたことです。自害してしまった人までいたそうです。討ち入りに参加した浪士たちも、ここまで大騒ぎされるとは思ってもみなかったでしょう。

自分の行動が自分の思いとは違った方向に影響を及ぼしてしまうことはよくあります。浅野内匠頭もそうです。私怨に心を乱したために、多くの身内の人生を狂わせてしまいました。戦前戦中の施政者たちもそうです。国のために死ぬことが美徳の時代でした。そしていま、隣国との関係がぎくしゃくしています。国内でも秘密保護法が公布されました。国は国民を守るためにあるのか、国民は国を守るためにあるのか。それともほかに解があるのか、じっくり考えてみるのもいいでしょう。

討ち入り後、浪士たちは、両国の吉良邸跡から高輪の泉岳寺まで、12キロを歩いて凱旋しました。浪士たちは、途中何を見ながら、何を思いながら歩いたのでしょうか。そこで、この日、この凱旋ロードを辿りながら撮り歩くことにしました。といっても、東銀座から泉岳寺までは地下鉄で楽をさせてもらいましたが。このルートは、過去数え切れない人たちが歩き、そして本やブログに紹介してきました。似たようなカットであれば、載せる意味もありませんから、ちょっと視点を変えたり、途中寄り道をしながら楽しいアルバムつくりをめざしました。

泉岳寺では、若くして殉じた浪士たちのお墓にお参りしました。線香に煙るお墓を見ながら、自分は美しい命の燃やし方ができているだろうか、考えてしまいました。

rojist



好々爺に見える吉良さん。年寄りは、自分じゃ人の役に立っていると思っても、そうじゃない。長生きしてもいいから、もっと謙虚に、もっと感謝を。私も含めて




吉良邸跡は、今日も超満員。もっと広くしとけばよかったのに
切腹させられた浅野さんや浪士たち、切り殺された吉良さん、どっちが人生を全うできた?どっちもできてない。運命のせいにもできない。平々凡々で満足しよう




討ち入り後、回向院に冷たくあしらわれた浪士たち。その回向院は今も隆々としている。世の中情に棹させば流されるってこと




2013年の犬の漢字名ランキング。オスは空、小太郎、福、メスは小梅、姫、花。好きにしたら
お墓参りにも作法があるらしい。過不足のない作法は気持ちがいいけれど、作法の押し付け、作法のための作法は、それこそが不作法




落ちるとすぐに掃かれてしまうから、落ちたくない気持ちもわかる。応援してあげるよ。頑張れるだけ頑張りなさい




日ごろ世話になっている俳諧仲間の基角(芭蕉の弟子)に詠んだ大高源吾の句、「日の恩や 忽ちくだく 厚氷」。本懐を遂げた源吾の男気が伝わってくる
耳がないとバケットにならないけど、耳があるとサンドイッチにならない。どっちにしても、耳好きってけっこう多い




一年中楽しめる柑橘類は、バナナと並んでカジュアルフルーツの横綱だと思う。道行く人にいい香りも運んでくれる。ただひとつ、落ちる前に獲ってほしい




有名じゃないけど、いなくちゃ困る人って、たくさんいる。それなら、なれそうな気がしない?有名になるためにムリしなくていいし
堀部安兵衛の住居跡は、この旗だけ。乞われて浅野家臣になってわずか5年で討ち入り。いまどきの若者なら転職してるね




訪問入浴って介護する方はすごい重労働。これでは従事者が増えないよ。軽くて折りたたみタイプがあればいいのに。子供の頃の行水みたいでいいかもよ




大きなコッペパンでランチ。お茶とコーヒーもあるし、不満はない。あっ、ランチョンマットに使う袋が風で飛んだ。見てないで早く取りに行きなよ




新大橋。シンプルといえばシンプルだけど、どこか味気がない
昔の新大橋がこれ。ゴッホが模写したほど有名な「大はしあたけの夕立」の絵。どうせ造るなら、何百年たっても好かれる橋にしてほしい




「蓑虫の 声を聞きに来よ 草の庵」。芭蕉庵跡。浪士たちがこの前を通ったのは、芭蕉が奥の細道の旅に出た8年後だった




芭蕉庵の近くにある萬年橋。人気ドラマ「男女七人夏物語」のロケ地だった。小ぶりだけどいい感じのメカ味だしてる




ちょっと清澄庭園に寄り道。♪かもめが飛んだ♪ 肩甲骨がやわらかいのでびっくり。肩こりもしないんだろうな。うらやましい




カモが枝に止まっている、ふうな構図。誰も動かず、ずっと、ただ水の動きに身をまかせている。力入れると疲れるから?




千手観音みたいな枝ぶりの松。こんなに手があっても、正確に使いこなす脳に自信がない
下町なのに、山の手っぽい店。そのせいかお客がいない。場にふさわしい雰囲気って必要なんだ




憂いを含んで、妙にセクシーなキリスト像。こんな目で説かれたら、参っちゃう人もいるかもね



 
永代橋のふもと近く、浪士たちが甘酒粥をご馳走になった乳熊味噌屋の跡。私も甘酒をご馳走になった
筋骨たくましい男性的な姿と評される永代橋。浪士たちが渡った当時は、もちろん鉄橋ではないし、現在より150m上流にあった。富士の絶景ポイントだった




旧築地外国人居留地に立つ、コリント洋式のカトリック築地教会。全部で13のキリスト会派が教会を造ったという。ハコモノが大事なんだ?




聖路加病院の裏手、この辺りに、昔牧場があって、そこの長男が、なんと芥川龍之介。人生って先が読めないからこそ、不安だけど楽しい驚きもある




聖路加病院とその周り、9千坪が浅野家の上屋敷だった。その前を通った浪士一行、きっと涙にうち震えていたと思う
浅野家取り潰しの跡に、中津藩が来て、そこで解体新書も慶応義塾もできた。時代はいつも世の中を翻弄する




「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」。学問に貴賎の違いがあってはならないけれど、いまだに機会平等にならない。ほかはいい、学問だけは平等にして




浅野家上屋敷前で涙した浪士たちは、築地本願寺の前を無言で通り過ぎたのだろうか




脳は見えない部分を補って見るのが得意だけれど、人の心を見るのは不得意かもしれない




こう見ると、江戸時代、圧倒的に人気の名前は「右衛門」「左衛門」だった。今風の名前より、よっぽどわかりやすい
討ち入りの服装、実際にはバラバラだったらしい。そりゃそうでしょ。人生、最後くらいKYでもかまわない




浪士ゆかりの地を訪れる人は引きも切らない。ミーハーでもいい、足しげく会いにいってやってほしい




死んだら、仏前にラベンダーのアロマ線香やアロマキャンドルなんか供えてほしい。オシャレだと思うけど、ムリかな。誰かやって!テラピー効果で生き返ったりして




浪士たちの7割が10~30代の若者だった。今の時代に生まれていたら、こうして手を繋いで年の瀬を楽しんでいたかもしれない。合掌


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  1. 2013/12/16(月) 09:31:48|
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小さい秋み~つけた (2013.12)

井の頭公園を散歩していたら、「ちいさい秋みつけた」の歌碑がありました。ただ、歌詞を何度読んでも、感性が鈍いせいか、「ちいさい秋」がなんなのか、わかりません。「ちいさい秋」があるのなら、「おおきい秋」もあるのでしょう。けれど、そもそも秋にサイズがあって、それが大きかったり、小さかったりするわけはありませんから、きわめて情緒的な表現なのでしょう。とすれば、私に情緒力が不足しているから、わからないことになるので、ちょっと悔しい気持ちにもなります。

それなら自分で小さい秋を見つけに行こうと思って、出かけたわけです。まず、大自然の中の秋は、どうみても大きい秋だろう、絢爛豪華な秋も、大きい秋だろう、メジャーな紅葉スポットも、大きい秋だろう、秋のファッションも華美過ぎるだろう、ということで候補から外しました。そこで、人気スポットではなくて、身近に秋を感じられる場所を選んでみました。

選んだのは、井の頭のほか、善福寺、小金井、殿ケ谷戸、武蔵野、太田黒、甘泉園、戸山の各公園、それに鬼子母神と、三の酉の花園神社です。数回に分けて、自転車で巡ってきました。

どの場所も紅葉真っ盛りでした。紅葉といっても、紅もあれば黄もあれば橙もあります。それらの中間の色もあります。実に多種多様です。なかでも、真っ赤なモミジのある場所には、たくさんの人だかりができています。外国には真っ赤なモミジがありませんから、外国人もたくさん群がっています。誰もがパチリパチリやっています。

そういう私もパチリパチリやり始めました。しかし突然、ちょっと違うな、これは小さい秋ではないな、と思い至ったのです。そんなかんなで、自問自答しながら、小さい秋を撮り集めてみました。

写真を撮りながらも、「小さい秋」って何だろうと考えてみたところ、結局のところ、「小さい秋」とは、「小さな死」なのではないかと思ったしだいです。唐突に怖そうな言葉ですみません。

万物は生まれれば、必ず死にます。大きな死である生命のおわりを迎えるまで、小さな生死を繰り返しています。私達のからだでは毎日3000億個以上の細胞が生まれ変わっています。毎日ですよ。新陳代謝と言ってしまえば、「あ、そう」、ですんでしまいますが。細胞が壊れ、だんだんと縮んでいって、これ以上縮めなくなると、こんどは、新しい細胞が生まれ、生のエネルギーが充満してきます。そういう意味でいえば、眠ることも小さな死でしょう。オーガズムは文字通り小さな死です。

植物にとっては、晩秋から冬にかけて、ちょうど今頃が小さな死を迎える季節なのでしょう。だから秋は、アンニュイで、エロチックなのかもしれません。

人間にとっての秋から冬にかけては、基礎代謝が上がってきます。この時期に燃えるからだになれば元気になりますが、小さく縮まっていれば、脂肪として貯えられてしまいます。気をつけましょう。

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モネを彷彿させる自然の絵画。二度と同じ絵にめぐり会えないから撮るほうも緊張する




この歌が生まれた井の頭公園に行けば小さい秋に出会えるかもしれない。毎日たくさんの人が小さい秋を見つけにやってくる




劇団四季の「オペラ座の怪人」が今年25年目を迎えた。映画の「マスク」、ハロウィン、仮面舞踏会。なぜ人は仮面にあこがれるのだろう
冬も間近になると、真昼でもあちこちに長い影ができる。背が高くなったみたいで、少し気持ちがいい




紅く大きなモミジを撮る人が多い。個人的には魅力を感じない。モジミは侘びの世界にこそ生きると思うから




メタセコイヤの下にいると、自分が小さいことに気がついて、心が素直に、気持ちが楽になる




トランクス好きはアクティブでノリがいい。ブリーフ好きは真面目で変化を嫌う。ボクサー好きは知的でスマート。ビキニ好きはナルシスト




歳をとっても仲のいい男女は、適度な距離をキープするのが上手だと思う




カメラの前に枯葉を投げてみた。別に意味はないけど、やってみたくなる場所ってあるもんだ
しらさぎはいつ見ても真っ白。汚れた場所でも汚れない。しらさぎの皮脂で化粧品を作ったら売れるかも




欠点のない人はいない。欠点を隠しとおせる人はすごいけど、欠点をさらしながら人を引き付ける人はもっとすごい
影が客体でなく主体に成り代わるときがある。映画でも主演賞の俳優より、助演賞の俳優のほうが存在感のあることが多い




水鏡の美しさにびっくり。下を仰ぎ見るという不思議体験のできる殿ケ谷戸公園




好きな色を聞くと、ほとんどの国で青と赤だった。でもロシアと中国は黒と白。国の体制に影響されることがあるのかも




錦秋絵巻は柄でもない。モミジは小ぶりがいい。一輪挿しが似合うから




曇りガラスは、見えすぎないからこそ、エロティズムを増幅させる




3Dの世界を2D風に撮ってみた。こんな柄の裏地があったら使ってみたい




黄斑変性と白内障を同時にわずらうとこんな風に見えるかも。やっぱり定期健診は欠かせない




葉は周りから枯れてくるようだ。人間は内からも外からも、どこからでも枯れる。いっそ枯れることに抵抗するより、美しく枯れたいな




まず旧約聖書の海割れの奇跡の様子が目に浮かんだ。そのあと、わたあめが。連想は時空を超える
「群れず媚びず  置かれた場所で 咲けモミジ」。撮ってちょうだいと、聞こえたような気がして




小粒のダイヤモンドのようにキラキラと輝く穂。一陣の南風に、みんな揃って北を向いた




多年草のように毎年生まれ変われる人生と、人間のように長いけど1度きりの人生。どっちでも選べるとしたら、どうする?




樹齢600年、幹周8mともなると、根はごつごつした岩のよう。そういえば、先日小笠原で新しい岩礁ができて、日本が少し広くなった
フランスじゃ落穂拾いだけど、東京じゃギンナン拾いが晩秋の風物詩。ギンナンの地雷原を抜けたところで、すれ違った人がイヤな顔した




貧乏で病気の母親に薬が買えない子に、ススキでみみずくを作って売りなさいと、鬼子母神のお告げ。飛ぶように売れて薬を買うことができたそうな




雨にも負けず風にも負けず、ひとりしがみついたまま朽ちるのと、地面まで落ちて仲間の濡れ落ち葉と共に朽ちるのと、どっちを選ぶ?




こぼれ落ちるような秋の彩りに、しばしうっとり。そのままで生け花になっている。人気の紅葉スポットじゃないから、ひっそりとして、得した気分




ローラースケートの音がしたので、振り向いて反射的にパチリ。びっくりしてブレた。ちょっと見せすぎじゃない?
女性ホルモンが少なくなると、皮膚が乾燥してしわっぽく、薄くなる。でも女はそれからが強くなり、長生きする




ここ4年間で40%も減ったホームレス。オリンピックに向けてさらに減るだろう。この人みたいな度胸があればどんな仕事もできると思う
お尻も冷やさないほうがいいと思うけど。それよりも、犬や金魚なら出目がカワイイのに、どうして人間だと駄目なの?




花園神社は、2年ぶりの三の酉で、日も暮れないうちから大賑わい




もちろん、神頼みの大好きな女子たちもお参り。なにをお願いしたのかな
熊手のご利益は1年限定。毎年初心に戻ってがんばってほしいから




大入り袋はうれしいけど、会社だと所得税がかかり、ポケットマネーだと贈与税がかかる。税金払ってもいいから、たくさんもらいたい




熊手を買って、景気づけをしてもらって、満面笑みのおばあちゃん。来年もずっと笑顔ですごせたらいいね




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  1. 2013/12/05(木) 08:59:10|
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Author:rojist
東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ボチボチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

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