東京路地ランキング

文化遺産として残しておきたい路地をランキングしてみました

シュトーレンをつくりました

近所のドイツパン屋さんの立て看板に、シュトーレンを用意いたしました、とありました。ここのシュトーレンは、ドイツ人マイスター直伝なので、味はホンモノです。ドイツ菓子というと、日本ではバウムクーヘンが有名ですが、ドイツではお菓子パンといえば、シュトーレンです。なにしろ、クリスマスが近づいてくると、国民のほとんどがシュトーレンを食べるのですから。もっとも、シュトーレンを本格的につくると、手間がかかるので、最近ではドイツのパン屋さんでも、あまりつくらず、工場で大量生産されています。シュトーレンは、日本でも、ようやく市民権を得られるようになりましたが、自家製のシュトーレンを売っているパン屋さんは、ほとんどありません。




私も、ドイツに住んでいたときは、毎年この時期になると、シュトーレンの味を楽しんでいましたので、日本に帰ってからも、なつかしくて、あちこち探し歩いていました。でも、なかなか、これはというものが見つからないので、最近は、家でつくっています。私があれこれ細かいことを言うので、今では、自分でつくることになってしまいました。とにかく、私がつくる、唯一の食べ物なのです。

難しいのは、シュトーレンと一口に言いましても、十人十色というか、店で売っているもの、家でつくるもの、それぞれが、別物と思って間違いはありません。材料は、バターが多いもの、マジパンを使うもの、ドライフルーツが多いもの、中にクリームが入っているもの、アーモンドが入っているもの、など多種多様で、それも、分量の違いによって、味・色・硬さが違ってくるので、組み合わせは千差万別です。ですから、自分の好みのシュトーレンとなると、結局は自分でつくるしかないわけです。

シュトーレンは主にパン屋で売られているくらいですから、食物分類としては、パン目、菓子科、季節菓子属です。レシピに共通しているのは、小麦粉が中心ということです。しかし、我が家のシュトーレンは、アーモンドパウダーが70%くらい入っているのが特徴です。邪道といえば、邪道ですが、おいしければいいということでつくっています。その他は栗原はるみさんのレシピをベースにしています。アーモンドパウダーは100gで200円近くと高価ですし、我が家のレシピを、店で売るとビックリの値段になってしまい、商売になりませんから、同じものは売られていません。

というわけで、悪戦苦闘しながらつくったのがこれです。




どうでしょうか。おいしそうに見えますか。とりあえず2本つくりました。さっそく少し食べましたが、いい意味でびっくりしました。今までで一番おいしいシュトーレンができました。ふつうは、少しずつ食べていって、クリスマスに最後を食べるのですが、これではあと5本くらいつくらないとだめなようです。

rojist


関連記事
スポンサーサイト
  1. 2012/11/30(金) 08:32:22|
  2. 日々のこと
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ランキングを更新しました(2012年11月度)

東京では、紅葉真っ盛りの今日この頃、紅葉の名所はどこも連日大賑わいです。世界で一番きれいな紅葉を間近で見れるなんて、日本人に生まれて幸せだなあと思います。個人的には、盛りの紅葉より、枝から落ちる途中の葉や、地面に落ちてしまった葉のほうが好きなんですが。

欧米には気候の関係で、広葉樹が少ないので、日本のようにきれいな紅葉を見ることは、なかなかできません。たとえできたとしても、日本人の季節感性とは異質のような気がします。自然と対立し、支配してきた欧米人に対して、自然と対話し、共生してきた日本人では、おのずと自然に対する感性が違っていて当然でしょう。それは視覚だけでなく、五感全体に及ぶものです。たとえば、「鈴虫の歌声を聴いて心が癒された」なんていうのは日本人だけで、外国人には「音」としてしか情報処理できないそうです。

現代の日本人も、欧米人にならって、これまで生活の利便性のためには、自然をコントロールし、利用することを、当たり前のこととしてやってきました。しかし、昨年の大震災を機に、自然との向き合い方を考えなおす方向に、ベクトルが変わってきたように思います。あらためて、自然を畏怖し、共生することを、日本人すべての出発点とした上に、国の発展を考える、という「順番」が大事なのではないかと思います。具体策をここで述べるなんてヤボはしませんが、この順番を間違えず、国を発展させる手だてはあるはずです。総選挙たけなわですが、その理念を明確に示し、実現させるスキームを提示してくれる人たちが出てきてくれるといいのですが。

それはそうと、もうだいぶ寒くなってきました。冬は、寒さで血管が収縮しているのに、血液がドロドロになりやすいので、梗塞を起こしやすいといいます。からだを冷やさず、水分をまめに摂るようにしましょう。アントニオ猪木じゃないですが、「元気があればなんでもできる!」ですから。

ムダ話が長くなりましたが、11月度のランキングを更新しました。カテゴリ欄の「最新ランキング」をごらんください。これまで、上位30位まで路地写真付で発表していましたが、できるだけたくさんの路地たちをお披露目してあげたいと思い、今月から50位までにしました。

rojist
関連記事
  1. 2012/11/28(水) 16:40:14|
  2. 日々のこと
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

武蔵野3公園(2012.11)

いよいよ東京でも紅葉の季節になりました。昨年の今頃はまだ現役でしたので、それほど目に留めなかったのですが、今年は、やたら目について、なんとなく気持ちがそわそわします。どうも不思議なものです。わずか1年で、見えるものが違っています。見えるというか、”意識して”見るものが違ってきたわけです。

視界に入っていても、それを意識しなければ、情報として脳に入らないのが、脳の仕組みのようです。たとえば、家から駅までの間、丸いものだけを意識して歩いてみるとか、赤いものだけを意識して歩いてみるとか。一度やってみてください。驚くほど、今までとは違った風景を見ることができます。先日もテレビ番組で、道ですれ違った人の特徴を聞いたところ、男性はほとんど何も記憶していなかったのです。その点、女性は気になったところはかなり覚えていました。男脳と女脳の違いもあるでしょうが、女性は、周囲を意識しながら歩いているのかもしれません。同じもの、同じ情報でも、新しい視点で見る訓練を積めば、新しい発見に出会うことがあります。これをセレンディピティといいます。

やりたいことが見つからないとぶつぶつ言っているあなた、言われた通りやっているあなた、ただスケジュールをいっぱいに詰め込んで自己満足しているあなた、実際には、脳はそれほど働いていないかもしれませんよ。「意識する」ことを意識しながら生活してみたら、来年は違った自分に出会うかもしれません。

というわけで、今回は武蔵野3公園といわれる、井の頭公園・善福寺公園・石神井公園に行ってきました。「晩秋の公園で出会うもの」を意識しながら歩いてみました。

まずは紅葉です。文字では「紅」ですが、そこは日本人の鷹揚なところで、黄色でも黄土色でも橙色でも、とにかく緑でなければいいんじゃない、というわけです。意識してよく見ると、さまざまな葉が秋の色に変わっていました。変わり方も時期も千差万別です。日本人もこういった個性が評価されるようになったらいいなと思います。

次に、公園に集う人たちです。天気がよかったためか、平日なのに、どの公園もにぎわっていました。でも公園によって特徴があります。井の頭公園には、女性・カップル・外国人が多くて、誰もが楽しそうな顔をしています。善福寺公園には、母子・ジョガーが多くて、誰もが穏やかな顔をしています。石神井公園には、ジョガー・老人が多くて、表情の乏しい人がたくさんいました。自分が歳をとってきて感じるのですが、歳より若く見える人と、年寄りに見える人と、その差が大きいように感じています。喜怒哀楽に乏しい人は顔の表情筋を動かさないから、知らず知らず顔の筋肉が緩んできて、たるみが早くなるそうです。どうせ表情筋を動かすなら、「喜」と「楽」だけにしたいですね。


rojist




善福寺公園のアートフェスタ。作品名「どんぐりのせいくらべ」。岩と波のイメージだけど、もう少しなんとかならないの?
こちらも、思い入れの強いのはわかるけど、こどもの遊びレベルかなあ





「おかあさ~ん」
おかあさんは、おしゃべりで大忙し。平日の公園の奥様密度はすごく高い





子供は遊びまくるから、夜熟睡できる。熟年も見習わなきゃね
公園の水飲み場には水筒がキープされている





光の魔術をまざまざ見せてくれる





モミジさん、去年より色っぽいね





このグラデすごいと思わない?志茂田景樹みたい
見てるだけで、なぜかうれしくなってきた





前ボケも意外に味わいがある
ちょっと絵葉書っぽすぎるかな





モミジ天井ってかんじ
掃除も遊びにしちゃう柔軟さがいいなあ





水辺のヨシ。あたりがパーっと輝いていた





カワセミを・カルガモ・ダイサギ・ユリカモメ。「カメジイ」は何時間もここにいるんだって
こっちにも





吹き溜まりで枯葉と遊ぶ女の子
これより井の頭公園。季節は変わってもいつもの風景が繰り返される





この日の公園も、写ガールが10人以上いたなあ





う~ん、なんで外国人のほうが様になるんだろう
東京都が進めている「思い出ベンチ」プロジェクトのベンチがたくさんあった





この季節、目まで黄色くなりそう
せっかくのデートなのに、スマホが相手じゃねえ





落陽に染まり始めた杉木立





しまいには、こんなふうになる
ネッシーじゃないよ





落陽の影が水面にも。あらためて太陽のパワーのすごさを実感した





親噴水の上に、子噴水乗せて
霊能者イチオシのパワースポットとして有名な弁財天。でも二社参りはご利益がないというから気をつけて





これより石神井公園。メタセコイアはジュラシックパークを思い出させてくれる





石神井公園は、平日の昼間でも散歩人がいっぱい
石神井池の水辺を照らす柔らかな陽射し





尾花がみんな同じ方向を向いている。行儀がいいね





お~い、空から見えるかい





石神井池の周りは豪邸街だから、一応撮っておこう
池のほとりの有名なレストラン





風見鶏のある豪邸
豪邸だと、枯葉の掃除もたいへんだね





あざやかなトリコロールに思わず足が止まった





水をなめるように枝を伸ばしている
しばし水鏡無私





陽を受けて透けて見える





遊具もあるし、枯葉もあるし、友達もいるし、子供たちは大喜び
子供たちだけじゃないみたい。じいさんムリするな





子供もじいさんも関係ない。ボクはじっとしているほうがいいよ
今晩はおでんにしよう





陸と水の境目がわからないね、って言っているのかな





三宝寺の墓地の向こうに突然現れた巨大な十一面観音
高野山の根本道場と同じデザインの大塔。大師に思いを馳せる





道場寺の鐘楼。お寺さんにはこれくらい控えめなモミジがお似合いかな
寒い日なのに元気に咲いてくれた。ありがとう





鎌倉様式の三重塔。美しかった

  1. 2012/11/23(金) 12:51:14|
  2. 練馬区
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

新井薬師(2012年11月)

ようやく晩秋らしいピリッとした寒さがやってきました。寒い日があるからこそ、たまの小春日和には、うきうきもします。先日、陽だまりで親子が日向ぼっこをしているのを見て、小さい頃、焚き火をして、芋を焼いて食べたことを思い出しました。そういえば、最近は、石焼き芋屋さんの売り歩く声を聞かなくなりましたし、焚き火をしている人を見ることもなくなりました。東京だけでしょうか。バーゲンやクリスマスだけが、師走の風物詩というのでは、あまりにも寂しいと思います。

そういうわけで、連想ゲームではありませんが、今回は、「垣根の垣根の曲がり角♪ 焚き火だ焚き火だ落ち葉たき♪」で知られた「焚き火」の歌の生まれた場所に行ってきました。最寄り駅は、西武新宿線の新井薬師前駅です。もちろんせっかく行ったのですから、ついでに新井薬師周辺もぶらぶらしてきました。このあたりは妙正寺川も近く、きっと暗渠や路地が見つかるかもしれない、との期待もあったからです。

先日、歩いていたら、消防庁の制服を着た3人組が路地を回りながら、防災上で問題のありそうな家を訪問しては、なにごとか、話をしていました。問題があるからといって、お金がかかることですから、すぐに対策とはいかないのでしょうが、自然災害はいつ起こるかわかりませんし、地域全体で対策を考える必要もあるでしょう。そうなると、自助と公助の範囲はどうするのか。難しいですね。

rojist




「焚き火」に歌われた、垣根の垣根の曲がり角♪ はここ





垣根の曲がり角には長~い竹塀が続く。風に揺れる木々の音が心地よい。京都にワープしたみたい





 
亀の背中に乗って竜宮城にでも行くかな
左の家、あの印はどんな意味?右の家、あの出っ張った箱はどんな意味?世の中不思議だらけで面白い





妙法寺川に流れ込む支流の暗渠。道路なのか敷地の一部なのかよくわからないところが多い




 
手前と左から流れてきた、2つの小川の合流地点は、いま八百屋になっている
古いお店には家紋が掲げられている





下を流れる川に至る階段が残されていた




 
暗渠の行き止まり。フェンスの向こうは小学校
大雨のときは、きっと滝壺に変わるのだろう





クモと雲




 
「プリンセス雅」と名づけられた桜。愛子様の誕生を祝って植樹されたという
新井薬師のねこ。やっぱり神社のねこは神々しい





「蓮は泥より出でて泥に染まらず」。そんな生き方をしたい





世間では選挙モードたけなわでも、公園では毎年同じ景色が繰り返されている




 
天下国家のあり方を考えてくれているのかな、太公望さん
崖に寄りかかっているのか、崖に飲み込まれているのか




 
妙正寺川。洪水対策のような公共工事ならいいけど・・・大きな公共工事は住民投票で決めてもいいんじゃない?
目白台地の西端にある崖線。高さ30mはあるだろう





関連記事
  1. 2012/11/20(火) 10:23:40|
  2. 中野区
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

三田・麻布(2012年11月)

麻布は何度行っても面白い。なぜかって?それは麻布ほど平地という感覚をもてない土地は、都内ではほかにないからです。イメージするとすれば、ジェットコースターでしょうか。麻布台地はいくつもの川で削られ、分断されているため、あちこちに深い谷を形作っています。谷があれば山もあり、それをつなぐ坂も多くなります。

少し冗長になりますが、今回歩いたあとを辿りながら、そこが、山なのか、谷なのかを付け加えてみます。まず、田町駅から聖坂を上り、幽霊坂を下って、三田5丁目のレトロ住宅の密集地を巡りました。その後、綱坂を上って、ヨーロッパかと見まごうばかりの整然とした三田綱町を歩き、日向坂を下って、もうひとつのレトロ住宅地、旧三田小山町の雰囲気を楽しみました。「街こわし再開発反対」ののぼりがいくつも立っていました。それから、麻布十番商店街をブラブラ歩き、大黒坂を上り、暗闇坂を下り、途中秘密のドアを通って崖上に上り、普通の道に戻ってから狸坂を上り、一本松坂を下り、善福寺への道を探したけれど見つからず断念して、スロバキア大使館下の階段と坂を下りて谷底の町、旧宮下町の長屋街で一休み。それから狐坂を上り、仙台坂を下り、再び一本松坂、続いて大黒坂を下って麻布十番商店街に戻りました。それから、狸穴の鼠坂を上り、植木坂を下り、「和朗フラット」を一回りしてから、永坂を下り、地下鉄の麻布十番駅までたどり着きました。今日はここで終わり。さあ、いくつの坂を上り、下ったでしょうか?あらためて数えたら、上り7回、下り10回でした。回数だけで距離や坂の勾配はカウントしていませんが、いかにこの街が山と谷ばかりか、わかっていただけるでしょうか。

今回ぜひ訪れたかった「和朗フラット」を見ることができてよかったです。スパニッシュ・コロニアル風の外観は、80年の歴史を経て、まったく斬新さを失っていないばかりか、さらに成長し続けているようです。水洗トイレにタイル貼りの浴室、スチームの暖房など、当時の日本では超のつくほど新しい住宅だったそうです。建物の雰囲気は写真でもわかりますが、優しい空気感は現地を訪れないとわからないかもしれません。現在では、どんな人たちが住み、どんな暮らしをしているのか知りたくなりました。

rojist




こんなに穏やかでゆるやかな空間は珍しい





壁はめくれ、瓦は崩れてる。でもなんとかなるものだ
ダンボが飛んだ、空を飛んだ、そして空を一回りした





へんなとこ撮らないでよ!しょうがないでしょ、したくなったんだから





そうそう、みんな個性があっていいよ
もうちょっとうまく化粧するほうがご利益ありそう





ゴテゴテ飾らず、すっきりしているのに、おしゃれを忘れない。美しく生きるヒントかも
民家と零細工場が共存する町、それにネコも。こういう町にイヌは似合わない





小さな手をいっぱいに広げているみたい。「わーい、わーい」。声が聞こえてきそう
まずい、悪玉コレステロールに見えてきた





震災も戦災も乗り越えた三田小山町(旧称)は開発の嵐に耐えている
坂や階段の多い町。ジムに通うより、ここに住むだけで足腰は強くなる





100年住宅をめざしたアールデコ調の小山湯。目標まであと10年。でも5年前に廃業。残念!
最近の若者にも、これくらいの生命力がほしい





ビル群が巨大な津波に見える
川が交通路として使われていた江戸時代、古川べりに材木商がたくさんいたそうだ





ようこそ麻布十番商店街へ





日本語がなければ、まるでパリの街並みそっくり。驚いた





知る人ぞ知る、秘密のドアを通ると不思議空間が広がっていた





四方を高台に囲まれた谷底に、窮屈そうに暮らすひとたちがいる





超高級マンションと谷底の長屋。ここにも格差が見えた





車幅より狭い家。どんな家族がどんな暮らしをしているんだろう
すべて石造りの安藤記念教会。ステンドグラスは中から見なけりゃねえ。閉まってて残念





外国語もある、麻布の道路標識
この子たちが大人になったとき、世界はもっと仲良くなっていると思う





モミジもいいけど、紅葉したツタはもっと深イイ絵になる
かわいいリュックがいっぱい





狸穴の奥の鼠坂。「令狸執鼠」(適材適所の意味)という言葉があるから、この2つ、まんざら縁がないわけじゃない
掘りすぎじゃないの?危ないよ、右の建物





80年を超えてなお現役の「和朗フラット」。元気をもらえた





洋の建物に和の植栽、不思議にバランスが取れている
好きだな、この感じ





暖かい光が漏れる、小さなお店。歴史の風が優しく流れている

関連記事
  1. 2012/11/17(土) 22:40:10|
  2. 港区
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

高円寺2(2012年11月)

またまた環七周辺です。 しつこく3回目です。過去2回は、首都直下型地震が起こったときに、都内でも一番危ない地域のひとつにリストアップされた場所を検証するのが目的でしたが、今回はブログですごく面白そうな路地が紹介されていましたので、ぜひ実物を見てみたいということで、そこだけを見に行った次第です。

そこは、JR中野駅の西側、現在再開発が進んでいる地域の隣にありました。再開発中の地域は、警察大学校跡地と言えばいいのか、陸軍中野学校跡地、もっと昔は、将軍綱吉の犬屋敷跡地、とにかく広大な土地に3つの大学や企業が進出してきます。香港の九龍城砦みたいな中野ブロードウェイだって、いつ解体されるかもしれません。サブカルのメッカも、大変身しつつあります。

それはさておき、その路地、といっても、実際にはほんの20cmくらいの、極小の水路を敷石で蓋をした路地です。再開発地域の隣地に見つけました。未確認ですが、おそらく、北は野方を横切って妙正寺川まで続いていると思います。一方、南は桃園川緑道まで続いていることを確認してきました。

毛細血管のような路地は、途中、民家の庭を通ったり、マンションの下を通ったりしながら、か弱く細々と、しかし、しぶとくあきらめることなく、前に進むことが本能でもあるかのように。そしてついに、桃園川までたどり着きました。なぜか私まで達成感に気分が高揚してしまいました。

「アノネ がんばらなくてもいいからさ 具体的に動くことだね」(あいだみつを)

rojist





大規模開発中のJR中野駅北口。右の黒いビルの向こう側に駅がある
隣地住宅街では、反対運動。赤茶けた看板に焦燥感がにじみ出ている





こんなに小さな暗渠は珍しい。敷石で蓋がされている





道の反対側、民家の隙間にも続いている





暗渠部分を除いて舗装した理由がわからない。先のほうには配水管が見える





路地に住む人はみんな花が好き。不思議だ
NEBRASKAって、アメリカの?右の看板、南利明、なつかしい





暗渠をたどって桃園川緑道まできた。この川では、よくめだかが獲れたんだって

関連記事
  1. 2012/11/09(金) 23:03:09|
  2. 杉並区
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

赤塚(2012年11月)

赤塚は、限りなく埼玉に近い東京にありますが、荒川も近く、水利に恵まれ、起伏の激しい土地を利用して、古墳時代から村落があったようです。みどころとしては、赤塚城址公園、東京大仏、そして、赤塚植物園、3つの緑地帯が南北に連なっています。この緑地帯はその昔、山城でしたが、それがはんぱない山城で、周囲がすごい崖地なのです。北側の荒川低地に面した崖は、都内で最高度の崖だそうです。この崖は東に1.5kmくらい断続的に続きます。また、公園の西に氷川神社がありますが、そこまでのわずか300mが谷底の様相を成し、南の植物園までの約1kmも続いていました。

そこからずっと南に行くと、東上線の下赤塚駅がありますが、その北東500mくらいのところに路地がいくつかありました。この辺りも土地の高低差が激しく、近くを流れる小川の跡なのか、農業用の水路の跡なのかわかりませんが、暗渠となっています。細い路地が5差路になっているところを見つけたときは驚きました。路地の5差路なんて初めてです。

普通の地図には等高線が描かれていないので、今回のように行ってみてびっくりすることもよくあります。特に自転車で街乗りをするとき、簡単に高度のわかるような地図があれば助かるなあと思いました。

rojist




赤塚城本丸跡の公園。樹木の向こう側は都内最大の崖がある。人っ子一人いない公園って全然楽しくない




 
年季の入っている赤塚城址の梅林
奈良・鎌倉に次いで3番目に大きい東京大仏。奈良のいかつさ、鎌倉の穏やかさ、東京は金正恩に似てる





金色堂を月に見立ててお月見といこう
小さい秋みいつけた





赤塚4丁目から5丁目にかけて、かなり大きな窪地が続く





路地だけの5差路なんて見たことない。小川の合流地点かも





赤塚の坂の過激さは驚くばかりで形容のしようがない

関連記事
  1. 2012/11/09(金) 22:54:23|
  2. 板橋区
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Rojist

rojist

Author:rojist
FC2ブログへようこそ!

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

一枚の物語 (0)
最新ランキングはこちら (1)
路地ランキングについて (1)
日々のこと (16)
千代田区 (8)
中央区 (10)
港区 (11)
品川区 (5)
目黒区 (2)
渋谷区 (13)
新宿区 (19)
中野区 (11)
文京区 (7)
荒川区 (4)
豊島区 (7)
江東区 (1)
台東区 (8)
墨田区 (5)
大田区 (2)
世田谷区 (4)
杉並区 (10)
練馬区 (1)
板橋区 (2)
北区 (5)
足立区 (1)
葛飾区 (0)
江戸川区 (1)
都下、その他 (48)
未分類 (2)

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

フリーエリア

にほんブログ村 写真ブログ 東京風景写真へ にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ