ロジストの路地街めぐり

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい。

ムサコ初見山 (2017.8)

ID:0t9jkh
「ムサコ」が突然に、といっていいくらい、ここ数年、住みたい街ランキングの上位に顔を出しています。「ムサコ」といえば、暗くて臭い工場の街というイメージしか持っていなかったのに。今や、工場がタワマンに、下町が山の手に、見事に変わってしまったのです。ネット情報によると、高層ビルは既に15棟を超え、2025年までに、さらに18棟が建設されることになっているそうです。

東横線の住民だったこともあって、渋谷・横浜間21駅のうち、下車したことのない駅は6つしかありません。そのうちのひとつが武蔵小杉です。急行停車駅では唯一です。それくらい、縁のない街でした。それが、一躍人気の街になったのですから、その真相を探ってみたい気持ちもあって、行ってきました。

今回は高層ビルが多くて、常用している83~300mmズームでは画面に入らないため、58mm単焦点だけで撮りました。それでも足りなくて、24mm以下の広角レンズがほしいくらいでした。

「ムサコ」に住みたい理由として、アクセスが良い、憧れのタワマンに住める、キレイな大型商業施設がある、子育てしやすい環境が整っている、が挙げられているそうです。東急と南武線に加え、数年前に横須賀線の新駅が出来て、アクセスは便利になったとのことですが、結局のところ、昔と変わりません。横須賀線の駅が離れていて、乗り継ぎが面倒ですし、駅の北側や西側の住民には遠すぎて使えません。大型商業施設といっても、「ムサコ」スペシャルなものでもありません。子育てしやすい環境といっても、急激な人口増加に学校や幼保育園やあらゆる公的サービスが追い付かず。今後もタワマンが次々と生まれる予定なので、子育てしやすい環境は、そうそう整いそうもありません。となると、住みたい理由は、実のところ、憧れのタワマンに住みたい、ということに尽きるようです。しかし、豊洲など都心に近いタワマンより安いという理由も当初はあったものの、現在は新築だと坪400万円するものもあるそうです。豊洲超えです。ファミリー用では軽く億ションです。それくらい出せる人が住みたい街でしょうか。

歩いてみてまず気づいたのは、緑が少ないことです。集合住宅が多いせいでしょうか。都心のビル街でも、もっと十分な緑地スペースをとっています。再開発地区だけではありません。それ以外の地域でも緑が極端に少ないと感じました。その代わりでしょうか。駅前のショッピングセンターの屋上庭園は日本最大級だそうです。そこは、ムサコマダムとキッズで満員状態でした。地上は人があまりいないのに、屋上庭園や屋上テニスクラブは満員。住人は高層建物の中で生活し、建物の屋上で遊ぶ。これが新しい時代の街の姿でしょうか。軽いカルチャーショックを受けました。その広い屋上庭園でも、周囲のタワマンの何千何万という窓から監視されているようで、息が詰まりそうです。住民は何も感じないのでしょうか。ビル風の強さも気になりました。強風による事故も多発しているそうです。また、少子化もあり、同じ年齢層の住人が多いこともあり、数十年後、ゴースト化している郊外ニュータウンの二の舞にならないとも限りません。

住みたい街と住みやすい街とは違うことがわかりました。

rojist






駅前バスターミナルからは、林立するタワマンが見える。




駅前ショッピングセンターの屋上庭園は日本最大級らしい。地上よりたくさんの人がいてびっくり。




屋上を取り囲むタワマンたち。屋上にいるのに息苦しい、不思議な感覚。




うわさのムサコマダムもたくさん。




なぜか白のストローハットを被るムサコマダムが多い。




自信のある人にハットはいらない?




人工的な遊びしかしらないで大人になるのだろう。




ムサコあるある現象のひとつ。




タワマン住人は共働きが多いので、ジイジバアバは忙しい。




フードコートもマダム&キッズでいっぱい。




ショッピングセンターの外には、まだ昔の街が残っていた。なぜかほっとする。




待機児童が増え続けるムサコ。コインパークの上に今月新設された小さな保育園があった。




狭い歩道に襲い掛かる、油まみれの黒い排気。




南武線側駅前は、東横線側とは景色も人も違う。ムサコ格差?




神を睥睨するタワマン。




北口にはタイ系の店が多い。




動脈瘤で凸凹の壁。早く治療してあげないと。




地元というだけでは生き残れない時代。




ナマもの売りに必要な、品揃えと照明と声がない。




意外に緑が少ないこの街の、路地奥に見つけた緑。




思わず立ち止まってしまう。文字霊の力。




開発の波にどこまで耐えられるか。駅前の老舗たち。地面師に注意しよう。




見上げると巨大な津波のようなタワマン。




センターロードという小さな居酒屋街。




場末臭がしみついている。




屋上テニスクラブは、子供たちで満員。




またひとつタワマンが生まれそう。

スポンサーサイト
  1. 2017/08/15(火) 11:29:25|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ハマに花見に行ったけど (2017.4)

昔から、遠出してまで、桜を愛でたり、花見酒を飲むのは面倒くさいたちです。それが、還暦を過ぎて、写真をやるようになってから、花見に出かけるようになりました。花見でウキウキしている人たちを見ていると、こちらも愉快になります。あくまで外野席としてですが。

今年は友達に誘われたこともあって、横浜まで行ってきました。京急の黄金町で下りて、大岡川沿いを港まで行ってみることにしました。初めての大岡川です。「大岡川プロムナード」と呼ばれているくらいですから、さぞかし素敵な所だと想像を膨らましたのですが、黄金町から次の日ノ出町までの川沿いは、ちょんの間が密集した私娼街だったとのことです。今は小さな入口が続くプレハブが立ち並ぶくらいで、あまり妖艶な空気は漂っていませんが、プロムナードと呼ぶのは、だいぶ盛り過ぎ。それでも、川沿いの桜が美しいなら、マイナスを補ってくれるのでしょうが、その肝心の桜がまだ満開には至らず、残念でした。

ということで、気を取り直して、みなとみらいから山下公園まで足を伸ばしました。この日は風が強かったのですが、好天に恵まれて、久々に海の香りにも包まれて、気持ち良かったです。

今回横浜を巡ってみて感じたのは、桜ということに限って言えばですが、意外に見どころが少ないということです。まだ満開ではなかったこともありますし、内陸部の名所を訪れたわけではありませんが、都内のほうが、質量とも圧倒しているのではないでしょうか。加えて、花見には、桜並木の適度な道幅や川幅、通り抜けや花見場所での利便性や安全性、景観、名所巡りのアクセス、周辺環境・施設の充実などにも気を使わなければなりません。もはや、桜はただ「あればいい」だけの存在を超越してしまったのかもしれません。

rojist







一枚の絵で東京をイメージさせるのはムリがある。でも、これ一枚で、誰もが横浜をイメージできる。




桜と聞いて、ピンク色をイメージする人が多い。思い込み?人の観察眼はあてにならない。




「羽衣」の称を与えよう。




白は邪魔をしないのに主張が強い。不思議な色だ。




港から数キロも離れた大岡川にまで観光船が通る。行儀よく座っての船旅は、ちょっと窮屈かな。




たくさんの人が桜バックに自撮り。自分好きもほどほどにしてほしい。




成長の速さには個体差がある。人間だって大器晩成する人は多い。




大人になってもピンク好きな人は多い。就活もピンクで通せばいいのに。




地元の人が「緑の桜があるよ」と教えてくれた。他と違うことっていいことなんだ。




手をつないで歩くお年寄り。外国では仲睦まじいとみられ、日本では介護しているとみられる。




ソープチェーンがボクシングジムを経営。考えてみたけど、どうしてもつながらない。




ソフトクリームを逆さにしたよう。溶けて落ちちゃうよ。




なんの花だろう。まあ、紅白で縁起が良さそうだからいいや。




ユニークな「はいチーズ」ポーズに、弟もびっくり。




一寸先は見えてるようで見えてないことを知っておいたほうがいい。




父と息子のピクニック。親の時代も、自分の時代も、こんな父じゃなかった。時代のせいにしたくはないが。




光を透過させたり、反射させたり。額縁にもなる。窓は面白い。




お釈迦様の台座みたいで神々しい。名前は知らない花だけど。




3年以内に3割が退職する新卒。最大の理由は「仕事が自分に合わない」。すでに自分は完成しているってこと?へえ~。




自分が見えていない世界の方が、とてつもなく大きい。それを知っていて、損はない。




昔、籠に鳥、今、籠に観葉植物。




水陸両用バス。水に入るところを見たかった。世の中99%以上がすれ違い。




カモメがずっと船を追いかけている。楽しそうに。きっと遊んでいるんだ。




雨が水に落ちた瞬間、雨が雨でなくなる?実に儚い。




観光写真っぽいのを、そっと撮ってみる。これが意外に恥ずかしい。


  1. 2017/04/13(木) 13:16:31|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

春の江ノ電めぐり (2017.3)

神奈川県には、それこそ数えきれないほど行っているのに、藤沢下車は初めてです。江ノ電乗車も初めてです。縁がなかったのでしょう。帰ってから地図を見てみたら、近場の駅でも、ほとんど降りたことがないのです。これは驚きです。還暦を越えて、世の中を多少でも知ったつもりでしたが、実は何も知らないのです。まったくの自由人ではありませんから、物理的に無理からぬことかもしれません。考えてみれば、行動域だけではありません。知識の量や経験の深さや人脈の多さなど、どれをとっても、自ら得たものはささいなものです。要するに小さな人間なのです。偉そうにしてはいけないのです。我以外皆我師です。それを再認識しただけでも、儲けものでした。

話がよけいな方向に行ってしまいましたので、もとに戻します。今回の江ノ電めぐりは、「藤沢」から「極楽寺」まで行って、徒歩で「江の島」まで戻ることにしました。極楽寺という駅には、名前もあるのでしょう、たくさんの観光客が訪れていました。しかし、極楽らしい何かを感じたいと念を込めても、何もおりてきませんでした。

次の「稲村ケ崎」からは、海沿いをぶらぶら。個人的には、夏の海より好きです。ごみごみするのは都心だけで十分ですから。アニメで有名な「鎌倉高校前」には、たくさんの観光客が。特に踏切周辺は、ナニコレ珍百景状態です。どの駅周辺か忘れましたが、普通の和風レストランの前にフジテレビ名で「立ち止まりを禁止します」なんて、失礼な看板がありました。後で調べたらドラマのロケ地だったようです。テレビ恐るべし。

「腰越」では漁港に行ってきました。人が働く場所は、ほかの場所より温度が高いというか、熱が漂っているようで、気分が高まります。漁港だけにあちこちの店のメニューにシラス丼がありましたが、どこも値段が高め。漁港なんだから、「安くて旨いはず」がくつがえされて、ちょっとがっかりしました。「江ノ島」駅へ続く江ノ電の電車道に、気張っていないレトロさがオシャレな古い建物が軒を連ねていました。昔は街道筋だったのでしょう。ほんとうに素敵な街並みでした。今回最高の発見でした。

rojist







住宅の間からぬっと顔を出した「えんのくん」。これから海に行ってくるって?また干物を買いに行くのだろう。




旅は極楽寺から。極楽って、きらびやかな場所ではなく、実は、質素な場所かもしれない。




極楽洞。トンネルを抜けるとそこは極楽(寺)だった?




昔からのコンビニ。お客との会話にマニュアルなんてない。




コートを脱ぐと気持ちが軽くなる。肩こりも軽くなる。




頭も軽くなる。




海の見える寺(成就院)。海を見るとどうしても被災地に思いを馳せてしまう。自然に逆らうのが文明ならば、行き過ぎないほうがいい。




美しい海が広がっていても、足元だけを見て生きるしかできない人もいる。




海の見える床屋。




海の見える小道。




もはや千日回峰行。




海沿いの普通の和風料理店の横に意味不明な看板。TVドラマのロケ地のようだ。TVの影響恐るべし。




線路沿いの3連階段。毎日?ムリムリ。




五感を感じる写真が撮りたくて。難しいなあ。




自転車と並走。心地いい生き方のスピードって、どうだろう。




短い車体に細い軌道。線路に優しい電車。




TWINの景色。




わあ、チメタイ。




威風堂々。からだの大きさには関係ないようだ。




江の島まで泳いじゃおうか。




ビールと焼き鳥=外人女性のランチ。




単線の狭い踊り場。江戸しぐさに似たマナーを感じて心地いい。




やってきました。アニメで有名な踏切に。




中国人観光客が群がるその踏切。車内の客が多くて車窓からの海が見えにくい。




自分好きな人。




駅のホームから直接お墓詣りができるって。




午後の漁港には残り香だけが漂っている。




黒々、ふさふさの時代が懐かしい。




うわあ、かっこいい!海近住人の特権。




これぞ接近。




まるで映画セット。修理したばかりの自転車を見送る輪業店の奥さんがすてき。




古い商店でも、ニーズに応じて柔軟に変化しているようだ。「貸自転車」の看板の方が目立っている。




また来てね。


  1. 2017/03/28(火) 16:43:43|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

マラソン見る人、時々、走る人 (2017.3)

3年ぶりに行ってきました。東京マラソン。今年からゴールが変わりました。40キロを過ぎて丸の内仲通りに。素敵なオブジェやハイソでオシャレな店がたくさん。思わず口笛を吹きたくなるような並木道なんて、めったにありません。自然石を敷き詰めた舗道なので、多少は走りにくいかもしれないけれど、沿道を埋め尽くす応援の声が、そんな不安なんて忘れさせてくれます。そして行幸通りを左に曲がると、突然皇居の圧倒的な緑が目に飛び込んできて、あっという間の100m。ゴ~~~ル。ほっとして振り返ると、赤煉瓦の東京駅舎が、ランナーたちを優しく包みこんでくれます。完走を讃えてくれます。こうした風景+アルファのもてなしに、感動したランナーは多かったと思います。すばらしいじゃないですか。走らなくても、イメージしただけで、涙腺が緩みます。

ところがです。ゴール周辺にはまったく近づけないのです。最後のデッドヒートも、ふらふらになりながら完走をめざす姿も、万歳しながらのゴールインも、ゴール後の表情も、まったく見えません。がっかりです。明らかに過剰規制です。スタッフばかりが見物しています。その反動で、仲通りが超満員で身動きが取れません。それなのに、レストランが歩道にテーブル席を出して営業しています。おかしいでしょ。こっちを規制しないと危険でしょ。来年に向けて改善してほしいものです。

3年前に見たときは、ランナー側も応援側も、コスプレイヤーがたくさんいて、スポーツというより、どこもかしこもお祭り状態でした。それが今回は、だいぶ少なくなって、真剣に走る姿が多くみられました。なんと96%が完走したそうです。42キロですよ。面白半分では、とてもじゃないけれど、完走はできません。

今回は、スタート地点の新宿、10&28キロ地点の日本橋、そしてゴール地点の丸の内を、移動しながら撮影したのですが、いずれも沿道には黒山の人人人で、ランナーに近づけません。ということで今回は、マラソンを取り巻く人たちの雰囲気を中心に、ランナーの画も時々交えたアルバムになりました。

rojist






この日、東京が揺れた。36000人が走ったから。




走っている女性は美しい。普通の人も美しく見える。だから走る女性が増えている。




スタートして1km、余裕綽々。




大切な人を探しているふう。もう少し近くだったらよかったね。




以前はコスプレイヤーが多かったけど、今は真剣なランナーが増えている。




ランナーをバックに。あ~楽しい。




4人娘。左の2人は姉妹だね、きっと。




あ~たいくつ。




新宿大ガード下。高見から見物。穴場だった。




なんでこっち向いてくれないの。




走ったら腹が減るのに(ホームレス氏)。




影も走る。




歩行者天国でもないのに新宿東口が埋まった。




上はランナー、地下はまだ夢の中。




日本橋を渡ったら10キロ地点。まだまだいけそう。




こんなサービスほしかった。




「ママ」が走ってる。




「お父さん」も走ってる。




救急隊。出番がなければいいね。




夫婦?兄弟?親子?よく似てる。




道端に高そうなレンズがたくさん。




太ももとどっちが重いかな。




わかるわかる、時間かかるし。




ジャージに「チームみつお」?気になる。




次ぎ、どこいこケロ。




ポーチ持って走ってもカッコいい。




トップ争いに、走る人たちも応援。




上り坂にのぼりがたくさん。国技館みたい。




そろそろゴールの皇居前に移動。




遅刻する人とは、あまり関わらないほうがいい。後悔する人生になるかもよ。




シルバーシート。




混んでんだから、こんなとこで、食べるなよ。




参加賞のメダル@皇居前。




走り終わったあとのバナナと水は、メロンとシャンパンよりうまい。




おつかれさま。

  1. 2017/03/07(火) 09:31:11|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2016年の物語<総集編>

2016年が去る。申年が去る。前年に続いて、おみくじで「凶」を引いて始まった今年ですが、大晦日を迎えるこの時まで、無事にいられるだけでも、幸運です。「凶」だからといって特に注意したことはなかったのに。神様仏様、すみません。信心深くないから、かえって、無事だったのかもしれません。

世の中、今年も事故事件が絶えなかったですが、小市民の世界では、大きな事故事件もなく過ごすことができました。大イベントとしては、昨年11月から始まった自宅の新築工事が今年7月末の引越しをはさんで、問題がもぐらたたきのように出てきて、結局10月までかかってしまいました。まだ落ち着かないものの、新居で新しい年を迎えることができそうです。

その間も、写真はずっと撮り続けていますが、だんだんとブログを更新する間隔があいてきていることは気になっています。街撮りなので、ネタ切れということはないのですが、からだの老化とカメラの老化で、キレがなくなってきたというか、フットワークも落ちてきているので、そろそろギアチェンジをしないと。

ということで、新しいカメラに変えようかと思っているところです。そうすれば、モチベーションもあがるし、今よりいい写真(うまい写真ではありません)も撮れるという、ほのかな希望も生まれてきますし。

今年撮った写真の中から、世相を感じたものをピックアップして、2016年の総集編としてアルバムにしてみました。では、みなさま、良い年をお迎えください。

rojist





1月「かいぼり」@井の頭公園。カネもモノも国債という借金も、コレステロールも便も無駄な人脈も、何事も溜まり過ぎはよくない。早め早めに始末をしよう。




2月@善福寺池。梅のしずくが夕陽の水をかき混ぜながら広がって行く。申年の梅は縁起がいい。でも塩分過多に注意。




3月@ニコタマ。薄ら笑いの人が増えている。収入の多寡は関係ない。幸せを感じている人ほどよく笑う




3月@小石川。リタイヤしても背広という鎧を脱げない元リーマンが多い。これも脳梗塞?




5月@馬事公苑。老いらくの恋の悩み相談が増えている。悩むことが見苦しいとは思わない。でも、相手を思いやる度量がないのは見苦しい。




6月@井の頭動物園。ゾウのはな子が逝った。たくさんの献花や供物でいっぱいの運動場。でも、自分は静かに逝きたい。




7月@新居。空家問題がクローズアップされている。考えれば考えるほど、根が深い。




8月@中野。ブロードウェイが50歳を迎えた。老いてますます盛ん。見習わなければ。




9月@中野。今年出会った一番の笑顔。




10月@新宿。小池都知事の誕生で、東京には問題がたくさんあることがわかった。




11月@皇居前。秋は駆け足で通り過ぎる。秋が見えなかったら、ワーカホリツクの疑いあり。過労死する前に、手を打たないと。




12月@哲学堂公園。年金は減るし、社会保険料は増えるし。責任者でてこい!
  1. 2016/12/31(土) 15:19:21|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

NEW HOUSE (2016.8) 1

2ヶ月以上のご無沙汰です。カメラが壊れたわけではありません。長い夏休みだったわけでもありませんし、長い入院生活をしていたわけでもありません。世界一周旅行を楽しんでいたわけでは、もちろんありません。

新居に引越しする前の準備が、思いのほか、長引いてしまいました。やっと7月末に引越しが終わりましたが、欲張ったせいか、荷物が収まりません。コレを入れれば、アレがでてしまう。まるでパズルのようです。つまるところ、新しい器に合わせた生活をすることになるのでしょうが、未練を断ち切るには時間がかかりそうです。こんな状態なのに、前の家にはまだ荷物が残っています。いずれ取りに行ったり、残ったモノはゴミに出したりしなければなりません。

豊かな人生をおくるには、モノよりヒトを大事にしなければ、などと、よく言われますが、言うは易く行うは難し、です。こだわりの段階では、手放せる心の余裕がありますが、執着の段階に至ると、手放すことができなくなってしまいます。なにしろ、我が家にはオタク気質が3/4もいますから。人生最後の引越しになるかもしれない、この機会に、どうすれば執着を手放せるか、家族全員で考え実践していこうと思います。

さて新居ですが、昨年12月に基礎をやり始めてから、すでに9ヶ月。間取り設計から計算すればなんと18ヶ月。大事業です。屋内はほぼ終わりましたが、屋外はもう少しかかりそうです。正直、長かった、古希を越えていたら、これほどのエネルギーは残っていなかったでしょうし、寿命が縮まってしまったでしょう。そんなに時間をかけて、さぞ満足のいく家になったと思いきや、それがまあ反省ばかり。ああすればよかった、こうすればよかったの連続です。図面と現実は違うとはわかっているつもりでも、実際に生活してみないとわからないことだらけです。ここは、器に合わせた生活をするように切り替えるしかありません。

とりあえず、新居の写真を撮っておきりました。家のカケラばかりですが、これも我が家の記念碑のひとつですから。

rojist





やっとできた。9ヶ月、長かった。歳もとったよ(お前が言うか)




レンガのゴツゴツ感がはんぱない。体当たりしたらケガをする。



食事中はテレビを見ないことにした。慣れるのはけっこう辛い。




アーチは満足感が高いけど、それがなぜだかわからない。



ガラス食器の耐震対策は未解決のまま、とりあえず置いてみた。



プチ贅沢。ブルーベリージャムは100%にこだわりたい。




浴槽。このラインに惚れた。




前の家から連れてきた人たち。夜中に動きそうだけど、動かない。




初めてのシェードカーテン。脳のシワもこれくらい密になって降り畳まれているといいな。




ウシの個体差があるから、2つとして同じナメシ革は作れない。人間の肌質も同じ。化粧品は本来オーダーメードがいい。




人間も家も、腰周りはちゃんとカバーするほうがよさそうだ。




うずらの殻っていうのを使ってみた。すごい数。調湿機能に優れているらしい。




365日、下を向いているネコ。猫背になっちゃうよ。




記念に絵を描いてみた。タイトルは"I'm home"(ただいま)。




LEDで、コンパクトで、間接照明で、自分で取替えできる。そんな照明器具を探し回った。




たかが巾木だからこそ、主張させてみた。




直線デザインは心が引き締まり、曲線デザインは心がなごむ。




リモコンは目立つところに置けば、忘れることはない。




オタクの本棚には、背表紙のない本が多い。




???




住宅の入口を開放するか閉鎖するかは、その家族の生き方に通じるかもしれない。




光がなければ陰翳は生まれない




ちょっとでも欠けがあると、ほかの建材なら返品されるところだが、レンガだけは、それがかえって味になる。




大発明でなくても、改良に次ぐ改良があるから産業が成り立つ。地味な努力が花を咲かす。




35度を超える日の昼間、君はなぜ日なたに。




アイアンの素材感も捨てがたい。




空き巣に対策万全なところを見せるのも一策。




階段は5mmでも高さが違うと体感できるから不思議だ。




毛深い木もあれば薄毛の木もある。木にもホルモンが関係するのかな。




雨樋にトゲ。防犯は未然に防ぐのが上策。




四季折々のナチュラルデザインがもっとも贅沢。




パターン模様は安心感を与える。東京オリンピックのマークもそうなのだろう。




街中に防犯カメラが当たり前の世の中になった。監視社会でないと安心が保てない皮肉。




灯りとレンガのコンビには温かみがある。







  1. 2016/09/03(土) 13:04:20|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

sayonaraはな子、sayonaraジョージ (2016.6)

先日、井の頭自然文化園の人気者、アジア象の「はな子」が69歳で逝きました。最近は、運動場に出てくることも減っていたし、病気がちとの報道もあったので、もうそろそろかもしれないと思って、2回ほどご機嫌を伺いに行ってきたばかりでした。亡くなってから数日後、新聞で「さようなら、はな子」の特集がされていました。お気に入りのテレビ番組「ドキュメント72時間」(NHK)でも放映されていました。

象舎での献花が6月9日までとのことでしたので、ぎりぎりでしたが行ってきました。既にたくさんのお花やお供物が山のように供えられていて、それ以上の高さに、全国、いや世界中から届いた手紙が積まれていました。想像以上の「はな子」人気に、驚きです。

「はな子」が亡くなったからというわけではありませんが、吉祥寺から少し離れた場所に引っ越すことになりました。わたくし事ですが、いままで何度も、吉祥寺や善福寺近辺の写真ブログを掲載させていただきました。この辺りの街がほんとうに好きでした。高級住宅地なのに、全然きどっていないし、といって、猥雑な感じもありません。駅前を、メガストアの出店や有名店のクローンみたいな店ばかりで埋め尽くした無機質な街と違って、小さくてもユニークな店が多く、緑が豊かで、カルチャー度も高く、老若男女、誰もがうきうきする街です。難を言えば、都心から離れているのに、不動産が高すぎることです。それゆえに、吉祥寺には適当な物件が見つけられず、仕方なく、少し離れた場所に新居を構えることにしたわけです。

いままでは、少なくても毎週1度は散歩していた街でしたが、来月には引越しをするので、同じペースで訪れることは難しくなります。でも、来ますよ。何度でも。

ということで、「はな子」にも、「ジョージ」にも、一応区切りの意味で、ブログを掲載させていただきました。

さようなら、そして、これからもよろしくお願いします。

rojist







はな子の思い出になっ​てしまった写真。「顔​ぐらい見せろよ」なん​て、ムリ言ってごめん​。立っているのもしん​どかったんだよね




「プオ~」という声を​聞けなくなってしまっ​た象舎。いまはもう、​臭いもしない




同じ団塊世代で、これ​だけ癒しと元気と優し​さを、惜しげもなく振​舞ってくれた仲間は少​ないだろう




たくさんの献花や供物​でいっぱいの運動場




献花は6月9日まで




全国からたくさんの手​紙も




全国からたくさんの絵​も




男だって動物だもの、​抱かれるなら優しい女​性がいい。探すのは大​変だけど




からだはユーモラスな​のに、目は怖い。笑っ​ていない。人間にもい​る。外見に騙されない​ようにしないと




熱中症にならないよう​に日陰にいる。人間よ​り賢いかも




コウモリが撮れない。​何度やっても。このま​までは地球外生物にさ​れてしまう




マグロのように動き続​けるためか、リスの寿​命は4~5年という




カエルの子はカエルっ​て。オタマジャクシだ​ろが




同じ方向を向いて、同​じように考え、同じよ​うに行動していれば、​ぶつかることはない。​至極当然のこと




行きたい公園のランキ​ングがあれば、間違い​なくNo.1に選ぶだ​ろう、井の頭公園。あ​りがとう




無料ヒサロ




トラックの決まったコ​ースを走りたい人もい​れば、何もない広い場​所を自由に走りたい人​もいる




影よりも速く走ろうと​している人がいる




見た目、筋肉と脂肪の​区別がつかない人もい​る




オレサマのお通りだ




水溜りは自然のキャン​バス。プロの絵描きで​もかなわない(再掲)




セグウェイの幅で寄り​かかって自由に走れる​車椅子があったらいい​のに




あの世の公園を想像し​てみた




機械音は宙に消え、宙​は自然音を生む




楽団ひとり




この距離が縮まるか開​くかは、本人たちにも​わからない




息の合わない二人は、​早めに別れる勇気も必​要。この先の何十年は​長いから(再掲)




メタボシミュレーショ​ンシャツ




人気の「中道通り」に​また新店がオープンす​る。外観もそうだし、​今どきハンバーグで勝​負する?




この店、今日テレビで​紹介されていた




はいてますよ




中道通りでは、オシャ​レな店ごっこが繰り広​げられている




イベントのあるなしに​関係なく、TVでおな​じみこの道は、年中行​列が絶えない(再掲)




隣の店も負けずにTV​取材が多い。羊羹は朝​5時前に並ばないと手​に入らないので、この​時間は最中めあての列​(再掲)




吉祥寺名物「豆腐ドー​ナツ」。どうしようか​な、どうしようかな。​ドーナツひとつに、頭​の中はいっぱい(再掲​)




わかりやすい


  1. 2016/06/13(月) 18:15:15|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

横浜は五月晴れ (2016.5)

GWも終わって、落ち着きを取り戻した五月、のはずだったが。週末の横浜は、疲れをどこかに置き忘れて来たような人たちばかり。どこもかしこも、アドレナリン出っぱなしの人人人。加えて、最近は、外国人の多さも混雑の一因になっています。え~!、こんなところにも?と驚きよりも、感嘆に近い感覚をもってしまうくらいです。

友人が主宰する写真クラブの写真展が横浜であったので、それを覗いてから、バスで三渓園へ。しかし、運が悪いというか、山下公園でトライアスロンの国際大会が開催されていて、交通規制のため、バスがほとんど動きません。欧米の都市では当たり前になっている、P&R(パーク&ライド)の施設を充実させて、街の中心部では、公共交通機関以外は乗り入れ禁止にしていただきたいものです。特に、こういう行事があるときは。オシャレな街を標榜する横浜なら、できますよ、是非やるべきでしょう。

諦めムードで、のんびりバスの旅を楽しみながら訪れた「三渓園」。初めてです。横浜通の写真仲間と一緒でなければ、不案内だし、きっと来ることはないでしょう。地主みたいに大きな顔をしているネコちゃんに挨拶をしてから、持参したおにぎりをぱくついて、いよいよ散策です。密生する睡蓮の白さに心が癒されました。園内では、結婚式の格好をした男女が、記念写真を撮っている姿を、あちこちで見かけました。最近は、結婚式の“前”撮りが流行っているそうです。

めったに来ない横浜ですし、天気もよかったので、三渓園から山下公園まで足を伸ばしてみました。到着する頃にはトライアスロンも終わって、後片付けをしていました。たまたま、公園内ではスプリングフェアが開催されていて、きれいな花でいっぱい。ということで、花撮りをしましたが、これが大変で、翌日突然鼻水とクシャミが止まらなくなりました。典型的な花粉症の症状です。しかも重症です。GW前に終わったのに、いきなりの再発で、治るまで3日間かかりました。花で症状がでたのは初めてなのでびっくりです。花粉アレルギーだから、樹木だろうと、花であろうと、花粉に反応するのは、当たり前といえば当たり前。まあ、からだが反応できるのは、まだ細胞が元気な証拠なので、ありがたいと思うようにします。

ものは考えようとは、よく言ったものです。物事には両面あるので、一面的、偏見的な見方はしないようにしたいものです。

rojist






赤い靴の少女に懺悔す​る少女




落ち着きのない水影




潮来の花嫁、みたいな




午睡を楽しむ睡蓮




何かを叫んでいる白い​手の人たち




ブラインドを覗けばい​つも異空間




自然味に欠ける村落




歪みの7分割




現代の傘地蔵




先の見えない岐路




苔はガンより強し




低体温の待合




すっぱいの発生装置




老人ホームの杖




振り向かないほうがい​い娘




神は言われた、「光あ​れ」




大きすぎる耳かき




ポーズのとり方を忘れ​たネコ




郊外まで侵食する異邦​人




反抗期にはきっとブル​ーまみれになるピンク​まみれ女児




トゲの付け忘れで反則​負けしたバラ




うなされそうな夢




咀嚼の様子が見える口




高層草




三日月顔の人




ナマ足の誘惑




赤と黒の二人劇

  1. 2016/05/24(火) 09:37:29|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

冬の洛陽 (2016.2)

『しぼったばかりの夕陽の赤が 水平線からもれている・・・』。夕陽を見ると、つい口ずさんでしまいます。夕陽を見ると条件反射的に。拓郎ファンなら誰もが口ずさんでいるでしょう。全国津々浦々で。「洛陽」という歌です。でも、ひとりでいるときだけです。夕陽はひとりで見るものだから。誰かと一緒でも、ひとりで見るものだから。同じ夕陽を見ながら、たくさんのひとりが、それぞれに口ずさむ。繋がっているから。拓郎のファンは。

同じ夕陽を見て、たまらなく寂しくなる人がいれば、勇気づけられる人もいます。悲しくて涙する人がいれば、美しさに涙する人もいます。切なくて心が張り裂けそうになる人がいれば、温かさに心が癒される人もいます。十人いれば十人が違う思いを抱きます。それでもいいのです。そもそも、いっときたりとも、同じ思いを抱く人なんていないのですから。それでもうまく繋がるのが人間です。人間の人間たるゆえんです。夕陽はそんな演出をする、夕陽の夕陽たるゆえんです。

近所の公園に洛陽を見に行きました。穏やかに優しい赤に染まっていました。真冬なのに、温かさを感じる赤です。最初はゆっくりと、途中から速く、黒のシルエットが目立ってきます。なにをそんなに駆け足で退場しなければいけないの。待っている人がいるわけでもないのでしょうが。そんな戯言も聞かぬふりして、あっという間に姿を消してしまいました。洛陽です。つるべ落としのように。でも気をつかってか、しばらくは赤い残り香で包んでくれます。残照です。これがまたいい。つかの間の「なごり」はたまらなくセクシーです。二度と巡り合わないかもしれない、たぶん巡り合わないだろう。だから燃えます。萌えじゃないです。永遠なんてないってことがわかっているから燃えます。真っ赤に燃えます。

そんな赤を思って今日も洛陽を見ています。

rojist






夕陽で花の色が変わる​ように、環境で人が変​わるのは不思議じゃな​い。変化は成長の証だ​から




早く開花する花もあれ​ば、遅く開花する花も​ある




和を乱しているのが自​分だってこと、気づい​ていても、自分にシカ​トしている人のなんと​多いこと




・・・・・・・。とき​に言葉が邪魔になるこ​とがある




節穴があると覗きたい​衝動にかられるのが人​情。でも、情報過多社​会では、節穴さえもな​くなってしまった




白梅の 香り夕陽に 溶けこみて




梅のカーテンで夕陽が​優しく感じる。歌って​よ♪夕陽の歌を♪




夕陽の水はいつもより​温かい?




パルクールという、建​造物を飛び移るスポー​ツがはやっているとい​う。スポーツってなん​だろうか?




誰もいないベンチ。せ​っかく夕陽で温まって​いるんだから、誰か休​んでいってよ




昼と夜の間の木




夕陽を浴びれば、増え​てくるのだろうか、寂​しくなった髪




ホップステップジャン​プ。人生、そんなにう​まく行くもんじゃない​。だから楽しいんだよ




世界がだんだんオレン​ジと黒のツートンカラ​ーになってきた




落陽はウサインボルト​みたいに速い。瞬きす​る度に落ちていく




アヒルが寝床に帰る。​急いで帰る。でもアヒ​ルの寝床ってどこにあ​るのだろう?




ああ残照のなんと寂し​いことよ




柳と落陽、不思議とお​似合いだ。音もなく沈​んでいく落陽、音もな​く揺れている柳。それ​にしても静かだ




梅のしずくが夕陽の水​をかき混ぜながら、広​がって行く




地球は自転している。​夕陽を眺めていると、​それがわかる。驚くほ​どに




昼間気づかなかった電​柱や電線。こんなに空​を塞いでいるとは




夕陽が急坂の壁に反射して、背がどんどん伸びてくる




どんなすきまにも夕陽​は届く。見習わなけれ​ば。手を抜かない仕事​を




夕陽が沈む頃、赤い木​の軍勢が勢いを増して​くる




赤い建物軍も勢いを増​してくる




あ~したてんきになぁ​~~れ


  1. 2016/02/20(土) 21:51:30|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

泥の海 (2016.2)

「泥」はなぜ「どろ」なんだろうか。どろどろだから「どろ」なんでしょうけど、土と水が混じりあった状態を「どろどろ」と表現した人の感性には「イイネ」を送ります。そういう意味では、社会に根付いた言葉を発明した人には、ノーベル賞を与えてもいいのではと思います。それくらい、「どろ」という音の響きは無性にアドレナリンを放散させます。

飽きずに泥を眺めていると、まれにプシューという音がして、泥の下から気体が出てくるような感覚に襲われます。もちろん空耳です。でも、泥の下には街があって、生物がいて、それはそれで泥の世界として成り立っているように。泥の表面が干上がって、固くなって、呼吸ができなくなってしまったときが世界の終わりなのでしょう。そんな勝手な妄想で時間が経ってしまいました。

前置きが長くなりましたが、今回は「泥の海」がテーマです。またまた井の頭公園では「かいぼり」が行われています。4つの池が重なり合っていて、昨年末に1つ、年が明けて残りの3つをやっているので、現在は4つの池の水が抜かれています。時々雨や雪が降るので、カラカラにはならなくて、泥の海状態です。これだけ大きなモノクロの世界が目の前にあると、何かしら心がざわついたり、妄想にふけるのは、不思議ではないでしょう。

ということで、写真を撮ってみて気づいたのが、モノクロ色の世界でした。色のない天然色というのでしょうか、言い過ぎであれば、貧相な天然色でもいいでしょう。でも、妙に落ち着きます。普段撮っている総天然色もいいのですが、副交感神経が優位なときには、総天然色は疲れます。ハイなときは総天然色、ローなときは貧天然色。どちらもいいと思います。少し写真のフレームを拡げられた一日でした。

rojist






黒い世界に引きずり込​まれてしまう恐怖は、​視力を失うことでしか​逃れることはできない




一度きりなら、泥の川​に浸かった人生も悪く​ない




水を抜かれて、知らぬ​間に干からびてしまっ​た。最後の瞬間まで一​生懸命エラ呼吸してい​たのだろう




錆付いた水道管やガス​管を見ると、自分の体​内の多くの管を見るよ​うで、ゾッとする




乱暴なほど勢いがあっ​た頃のオシッコがなつ​かしい




「生きるために食べる​のが人で、食べるため​に生きるのはデブ」と​は至言




乾燥肌ならまだいい。​鮫肌になったらたいへ​んだ。「よく言うよ」​(サメ)




ずさんな杭工事で突然​住まいが傾いてしまっ​たら。テレビ見て笑っ​てられないかも




K4テレビもいいけど​、世の中見えすぎてい​いことなんてそんなに​多くない




きれいな噴水も元を明​かせばこれ。追求クセ​はいい加減にしておこ​う




波紋を呼ぶ人、波紋を​切る人、波紋に飲み込​まれる人。百人百様な​のが人間。無理やりパ​ターン化することもな​い




泥の海で生き抜くのは​たいへんだ。逃げ道が​ない




寒空ベンチにはそれぞ​れの人生が見える




息の合わない二人は、​早めに別れる勇気も必​要。この先の何十年は​長いから




陸に上がった白鳥が悲​しい目をしている。な​んとかしてくれって言​ったってムリだよ




いくら真実が知りたく​ても、毒々しい真実な​ど知らないほうがいい




掃き溜めにツル、みた​いな女性に謙譲の美徳​を求めるのは酷かもし​れない




隣の芝生は遠くで見て​いるからキレイに見え​る。そんな経験を何度​したかな




泥は泥、川は川。お互​い適度な距離を保って​いれば、争うことはな​い




川のないところにだっ​て川はできる。弱みが​ないと思い込んでいる​人が狙われる。日ごろ​の心がけがだいじ




飛ぶ鳥跡を残す




泥の海では水切り遊び​ができない。歩くこと​もできない。「できな​い」ばかりでは何も始​まらない




混沌の舌がよだれを垂​らしている。くわばら​くわばら




みっともない高齢者が​増えている。なぜ高潔​に生きられない。メタ​セコイアの立ち姿を見​習えよ




赤い川。水は素直に真​実を写す。写真も「真​」実を「写」すもの。​小細工のやり過ぎには​注意したい




明と暗のイメージが画​一的なのが気に入らな​い。明に暗あり、暗に​明あり。世の中はすべ​てグレーの階層ででき​あがっていると思う


  1. 2016/02/06(土) 10:12:12|
  2. 都下、その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

Rojist

rojist

Author:rojist
東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ボチボチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

一枚の物語 (0)
最新ランキングはこちら (1)
路地ランキングについて (1)
日々のこと (16)
千代田区 (8)
中央区 (10)
港区 (11)
品川区 (5)
目黒区 (2)
渋谷区 (14)
新宿区 (19)
中野区 (13)
文京区 (9)
荒川区 (5)
豊島区 (7)
江東区 (1)
台東区 (8)
墨田区 (5)
大田区 (2)
世田谷区 (4)
杉並区 (10)
練馬区 (1)
板橋区 (2)
北区 (5)
足立区 (1)
葛飾区 (0)
江戸川区 (1)
都下、その他 (49)
未分類 (2)

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

フリーエリア

にほんブログ村 写真ブログ 東京風景写真へ にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ