東京路地ランキング

文化遺産として残しておきたい路地をランキングしてみました

六区の夏 (2015.7)

東京観光のメッカといえば浅草寺。浅草寺といえば、三社祭と初詣。その時期、街は最高潮に盛り上がります。とはいえ、ほかの時期もごった返していますから、いってみれば年中がお祭り状態です。川向こうにスカイツリーができてからは、さらに客足が増えたようです。

不思議なもので、人が集まるところにいると、自然と気分がハイになります。テンションが上がります。同じことですね。すみません。それだけアドレナリンが出まくるのですから、必要のないものを買ったりするわけです。それで、街も繁盛する。この好循環、地方のシャッター街からすれば、うらやましい限りでしょう。

今回は、人気の雷門周辺ではなく、いわゆる六区を中心に歩きました。明治の昔、六区のあたりには、浅草のランドマークだった、通称「浅草十二階」という高層ビルがありました。当時はほとんど2階建てしかなかった時代ですから、それだけでも人が集まりますが、隣には江戸後期に開業した日本一のテーマパーク「花やしき」があり、ビルの下には、ひょうたん池という大きな池があって、池の周りに茶屋や見世物小屋がたくさんありました。しかし、いま、その十二階もひょうたん池もなくなり、池の跡地は、JRAの巨大な馬券売り場ですから、若者は遠ざかるばかり。ヘタをすると雷門のすぐ目と鼻の先に、シャッター街が生まれてしまうかもしれません。そんな斜陽から抜け出せていないのか、抜け出せそうなのか、六区の実情を実際に見てみたかったのです。

歩いてみて感じたのは、悪戦苦闘している姿がちょっと痛いな、ということです。頑張っているのはよくわかります。六区の西、国際通りには、つくばエクスプレスの駅ができましたし、浅草寺に続く西参道アーケード街もできました。アクセスは格段によくなりました。六区通りは江戸時代風に街づくりをしています。六区ブロードウェイは広くてきれいです。高層ビルも建築中です。でも、それぞれがバラバラで、どういう街づくりをしたいのかがよくわかりません。「大衆」を意識しているのでしょうが、「大衆」がなんなのかが見えてきません。いっそ、JRAもストリップ劇場もファミレスも、何もかも破壊して、街全体を江戸下町のテーマパークにするほうがいいのではないかと思うくらいです。なにしろ、観光客の半分以上が外国人なのですから。

写真は味もそっけもない、ただの街スナップになってしまいました。アルバムにするのも恥ずかしいくらいです。なぜそうなってしまったのか。美しくもない、生活臭もない、物語もない、そんな、絵にならない街でした。数年後、あっと驚くような街に変身していることを祈っています。

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歳をとっても行きたい​所はいくらでもある。​少しのシニア割引があ​れば、それだけで、生​きててよかったと感じ​る




健全すぎて衰退してし​まったストリップ劇場​だが、今、演芸場とし​てにぎわっている。何​が幸いするかわからな​いから、人生は面白い




ビートたけしの歌にあ​る「くじら屋」の店前​、「予約済」の看板に​は、たけしの顔写真が​入ることになっている




「鯨を食ってホエール​」「クラミジアの鯨を​食べたちゃった」「ク​ジラを食べたつもりが​ゴジラだった」。ベタ​なダジャレを考えるだ​けでも脳は活性化する




その街に似合う女もい​れば、似合わない女も​いる。今日も自分に似​合う街を探し続ける女​たちがいる。青い鳥を​探すように




あてもなくブラブラし​ている男たちがいた。​六区の空気を吸わない​と生きられないとでも​、いいたいのか




夏になると口ずさむ唄​。♪麦藁帽子はもう消​えた♪田んぼの蛙はも​う消えた♪姉さん先生​もういない♪それでも​待ってる夏休み。深い​意味を感じるから




道交法では、馬は自転​車と同じ軽車両。飲酒​すれば罰せられるし、​馬が飲酒すれば整備不​良になる




開業江戸時代、日本最​古の遊園地「花やしき​」。入場料900円(​シニア400円)、乗​り物100円でも続け​られる経営ってスゴイ​!




贅沢がもてはやされる​時代こそ、質素に楽し​む術を学びたい




花やしきのある街を歩​くとホッとする。心が​落ち着く何かがあるの​だろう




文字が書いてあると、​つい読んでしまう。シ​ャレた言葉があると得​した気分になるから




人は、たくさん食べる​から太るのか、太って​いるからたくさん食べ​るのか




露出の少ない大衆演劇​が大衆的と言えるかど​うかはわからないが、​若い役者が多いし、客​との距離も近い。AK​Bに似た世界がここに​もあった




おみくじの文章は、ど​んな人にも、どんな状​況にも当てはまるよう​にできている




世の中のすべて、表が​あれば裏もある。裏を​なくそうとすれば、表​もなくなるのが自然の​理。清濁併せ飲む度量​が必要だろう




自分を撮りたい人のな​んと多いこと。そんな​折、海外のデズニーパ​ークでは、7月から自​撮り棒の持込みが禁止​されたらしい




日本大好きな外国人が​増えている。街は観光​客であふれている。で​もまだ観光客数は世界​26位。目標があるか​ら頑張れる




体毛のないきれいな脚​。黒光りしている。脱​毛しているのだろうか​?




すね毛のある車夫もい​てホッ。それにしても​、こんなかっこいい若​者に笑顔で誘われたら​乗るしかないかも

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  1. 2015/07/05(日) 10:08:22|
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上野の森はアートてんこもり (2013.9)

上野公園を歩いていたら、思いがけなく、芸大祭に出くわしました。国立博物館前に、学生達が制作した巨大神輿が8基勢ぞろい。神輿ごとに、オリジナルの法被を着た男女がスタンバイをしています。200人以上はいるでしょうか。若い熱気がムンムンです。さっそく、かわいい子を探して写真を撮ろうとしたのですが・・・、なかなか難しいものです。

がっかりしているところに、突然サンバの音楽が流れてきたので、音のするほうに場所を移したところ、あのリオのカーニバルのダンサーさながら、大きな羽をたくさんつけた女子が踊っていました。観客がどどーと寄ってくるので、本人はすごいノリノリで楽しそうです。しかし、踊っているのが一人だけ、しかも、透き通るような美白の女子なので、どうもカーニバルの雰囲気がでません。ザンネン!

ということで、神輿のパレードを見送ってから、芸大本館の方へ歩いて行くと、道端に並んだアートマーケットで、アクセサリーや陶器など、学生が自作の作品を売っています。なにしろ芸大生ですから、将来大物になる人もいるはずです。今のうちに買っておけばと、やましい考えが浮かんだものの、その時まで生きていないかもしれないので、やめておきました。芸大の敷地に入ると、たくさんの屋台が競ってジャンクフードの呼び込みをしています。見るからにマズそうなのでスルー。御徒町まで行って、おいしいトンカツを食べました。あしからず。

それにしても、上野の森には、8つの美術館・博物館・音楽堂が集まっています。狭いエリアにこれだけのアートスペースが揃っているところは、世界にも類がないでしょう。

でも、あらためて考えると、アートってなんでしょう。絵画・彫刻・音楽・演劇・文学・映像・落語などなど。こうした言葉を聞けば、ちょっと敷居が高そうにみえますが、ほんとうにそうでしょうか。わたし的には、アート=表現です。生まれてこのかた、誰でも「表現」したことのない人はいません。心の中にあるものを外に出したいという衝動にかられて、自分のからだやモノを介在するなりして、何かを表現したことはいくらでもあります。その表現を第三者が認知したときが、おめでとうございます。アーティスト誕生です。撮った写真をブログに載せれば、立派なフォトグラファーです。その表現行為を生活の糧とするかどうかは別の問題です。

「どんな芸術家でも最初は素人だった」(エマーソン)。この秋、みんなでアートしましょう。

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上野アートを代表する「考える人」。この筋肉美、しかもフルヌード。悩んでいる人に見えない。多分、パンツをはこうか、はかないかを考えてるんだろう




死地に赴く人の像。死を前にして、人は何を思うのか。恐怖、未練、感謝、家族、神、死後世・・。生前一番大事だった衣食住とカネはどうでもよくなる




思いがけず、芸大祭の「神輿パレード」に遭遇。想定内の光景よりも、想定外の光景のほうが感動できることがわかった




ちょっと望遠で。えっ?へそを撮ってるんだろ?いや、たまたまだよ。それより、まつりだまつりだ、おいさおいさ




神輿が練り歩くと、大群衆もついていく。甘いものに寄ってくるアリのよう




孤高のアートもいいけど、大衆のアートもいい。たくさんの人を笑顔にさせてくれるから




この日の上野の森は、アート気分上々。担ぐ阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、担がにゃそんそん




芸大生の作品にしては、どうだかなあ
神輿を先導するサンバ娘。ちょっと違和感あるけど、サンバも肉体のアートということで。本人がノリノリなので、こちらもノリでパチリ




芸大祭。今年のテーマ「眩暈するくらい」。六感を刺激するのがアートの本質だとすれば、眩暈もそうだろう
芸大記念館。若いアートは、若いワインと同じ、造り手の汗と気負いとピュアな熱情が伝わってきて、思わず微笑んでしまう




どこの大学祭にもありそうな屋台とフードコート。違うのは、意外に高齢者が多い。若者と場所を共有することはいいことだ




シミもゴミも見方を変えればアートになる。なんて気分だけアーティストしてみたけど
TV出演者の早口は度を越している。聞き取れない視聴者が多いから、字幕まででる。日本人同士なのに。そんななか壇蜜さんのしゃべるスピードは心地いい




ミミ掛けバッグという新しいコンセプトには思わずうなってしまった。素晴らしいアート作品だ




鳥居は霊場への結界。身の回りすべて、物理的にも精神的にも結界だらけ。結界に入れていただくには礼儀が必要。当たり前のこと。私はそう思っている




災難で2度も首が落ちた大仏を、落ちないように枠にはめ込んだ。だから合格祈願のシンボルに。不合格でも我存ぜぬの顔してるけど




子供だましの噴水では満足しないあなた。死ぬまでに行きたい世界の噴水をどうぞ。http://www.tripadvisor.jp/TripNews-a_ctr.Fountains




上野の森の先住民。すごい数のジプシーがいる。生活保護は定住が条件って、おかしいよ。定住できない人のほうが辛いのに




動物園にある、世界一短い都営モノレール。終点まで1分半。動物より人気あるかも




低血圧なのに、血管が浮き出ててかっこ悪い。でもハスの葉をみて元気がでてきた




中間貯蔵も最終貯蔵もないまま、汚染廃棄物の仮置き場ばかりが増えている。オリンピックの建物でも使えば



  1. 2013/09/21(土) 08:34:54|
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ああ、上野駅。北の玄関のゆくえは・・・(2013.9)

『ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聽きにゆく』(石川啄木)
上野駅は今年7月末、130歳を迎えました。

私は、終着駅が好きです。思い浮かべるのは、クロード・モネの代表作、あの有名な「サン・ラザール駅」です。鉄骨組みの巨大屋根に煙を這わせながら、ゼイゼイハァハァと荒い呼吸を吐いて、一歩一歩、ゆっくりと入ってくる汽車の姿が印象的です。大きな窓から差し込む薄い陽光、赤帽が荷車に大きなスーツケースを山高く積み上げて、雑踏の中を縫うように歩いていく姿、もちろん無粋な改札口などはありません。低いプラットホームから裾をまくりながら列車に乗り込む女性の姿、抱き合って涙を流す人たち、笑顔を見せる人たち、ヨーロッパの終着駅にはそんな情景があります。

ゆったり構えた「サン・ラザール駅」と対極をなす、ニューヨーク、マンハッタンのセントラル・ステーションも大好きです。”Time is Money”を体感したければ、この駅に行ってください。ダークスーツの大男・大女が、ボルトのように飛ぶような勢いで歩いています。ぶつかれば大怪我をします。まるで、世界を牽引する巨大な機関車のような人たちです。

車止めの景色も、終着駅にはなくてはなりません。ところが、上野駅にある、その車止めがもうすぐなくなるかもしれません。東北縦貫線が2014年に開通すれば、線路は東京駅までつながります。東北本線や常磐線も、上野は通過駅になってしまいます。そうなれば、「北の玄関」としての役割もなくなります。

東京オリンピックが開催され、新幹線が開通した1964年、井沢八郎さんが歌う「ああ上野駅」がヒットしました。集団就職で東京に迎えられ、「金の卵」ともてはやされた若者たちへの応援歌です。そしていま、還暦を過ぎて、前期高齢者の仲間入りをするようになった「金の卵」たちは、どんな暮らしをしているでしょうか。孵化して立派な親鳥になって、たくさんの卵を産んだのでしょうか。それとも、孵化しないまま、くすみ、ひび割れているのでしょうか。

人生は人の数だけあります。どんな人生を送っていても、幸せは資産の多寡で測れないことは周知の事実ですし、「金の卵」たちが、日本の繁栄を築いてきたことも事実です。そして、上野駅が果たしてきた役割が大きいことも事実です。

いま、あらためて上野駅に大きなエールを送りたいと思います。

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東京生まれなのに、上野に行くたび、なぜか郷愁にかられる。今日も「そを聴きにきた」





まじめそうな朝の足。でも、夜になると、どの足もきょろきょろうろうろ。横になってしまう足もある。足の表情は実に豊かだ




車止めのある景色が好き。でも、外国と比べると、日本のは色気がない。なぜだろう




機能的すぎて、どう見ても色気ないなあ
車止めがあるのに、なぜこの看板?運転手に失礼でしょう




超人気のカシオペア、なかなかチケットが取れないらしい。札幌まで17時間もかかるのに。私は早く目的地に着きたい派




どの駅でも、ホームは階上か地下にある。上野駅の地上ホームは珍しい。馬車がホームまで乗り入れた時代の名残りかも




発車を待つ人たちは誰もが笑顔だった。帰りもその笑顔を見せてね




誘導標識について来たら、「五つ星広場」の看板があった。えっ?ここ?がっかり感がはんぱない。小さく「待合所」でいいよ
♪ 探し物は何ですか、♪ 見つけにくい物ですか、♪ 電車の中も、♪ ホームの下も、♪ 探したけれど見つからない




2020年東京オリンピックが決まった。東京さえ安全ならいいみたいよ。被災地の人たち、言いたいことないの?
かわいい子には旅をさせろと言うけど、なかなかその決心がつかない。かわいい子だから




小学生のとき、教室や廊下の木の床磨きをさせられた。嫌だったけど、一生懸命やったらピカピカになった。次はもっとピカピカにしようと思った




男の7割以上が、女のネイルアートを嫌う。浪費癖、料理下手、不衛生などなど、イメージが悪い。でも、女はとことんナルシスト。そんなことじゃびくともしない




多くの駅で記念スタンプを押している人を見かける。どうせやるなら、スマホに取り込めるとか、クジ付とか、もっと楽しくなるように工夫してほしい
世界20以上の店の、年ごとの限定ピンバッジを数百個コレクションしている。娘に頼まれて嫌々始めたのに、しまいに集めるのが楽しみになった




コレクションの一部。女は集めて幸せ気分になりたいが、男はその世界に浸りたいという。男のほうが病的?




その昔、ここに赤帽詰め所と両替店が隣り合わせにあった。日本のようにあちこちに両替所がない街は珍しい。オリンピックまでに増えないと外国人が困る




「ああ上野駅」が歌われてから50年、集団就職の「金の卵」たちも高齢者の仲間入り。心の駅に帰ってくる人もいる

  1. 2013/09/13(金) 07:52:50|
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かっぱ橋で景気ウォッチング (2013.6)

いま、外国人観光客の間で人気のある日本みやげって何でしょう。時計?カメラ?家電?それとも百均?これらは、いまでも人気ですが、最近注目されているのは、食品サンプルと和包丁です。食品サンプル人気は、いまに始まったわけではありませんが、和包丁マニアが増えているのは特筆すべきでしょう。テレビを見ていたら、自分の名前を漢字表記にして包丁に彫り込んでもらっている外国人がいましたし。

「恐るべき切れ味」「滑らかで、バターをナイフで切ってるみたい」「これは日本刀だよ、絶対!」、というのはネット内で交わされた、包丁に対する外国人の印象です。ほんとうは、日本刀が欲しいけど、名品になれば、数百万円以上もするので手がでない、そこで、機能性はもちろん、美術的価値も十分に高い和包丁が魅了されているのかもしれません。

これら、食品サンプルと和包丁を求めて、外国人の集まる街があります。かっぱ橋道具街です。上野と浅草の間にある、わずか800mの商店街です。厨房器具、調理器具、包装材、食器、食品サンプル、ユニフォームなど、さまざまな商品が揃っています。食関連の道具専門店街としては間違いなく日本一でしょう。

かっぱ橋の人気商品は年代とともに変わってきています。「ベルギーワッフルメーカー」、「蕎麦打ちキット」、「石焼きビビンバ鍋」、最近では「シリコンスチーマー」、そして大震災の後では、節電・節約グッズが流行りました。そこで、最近売れている商品、これから期待できる商品など、いくつかのお店で聞いてみました。

まず老舗のKA社。ベストセラーは、自社開発の鉄製フライパンです。鉄製は、耐熱・蓄熱・保温性に優れています。鉄板を数千回も叩いて締めるくらいですから、そりゃ人間より丈夫なのは当たり前です。我が家でも3年待ちで、四国のメーカーから鉄製フライパンをゲットしましたが、それだけのことはあります。

次は、刃物のKH社。刃研ぎの実演に、外国人が見とれていました。職人の仕事を間近で見ると興奮します。外国人にはダマスカス模様の包丁が人気です。切れ味に違いはありませんが、見た目はもっと大事だそうです。包丁を買っていく若者が目立ちました。

中華店舗専門のMR社の話では、中国人経営の中華料理店は増えているし、経営もうまくいっているけど、日本人経営のお店は減っているとのことです。中国人は居抜きのお店を改造するなど、やることが速いし、決断も速いのに対して、日本人は準備に時間をかけるので資金の回転が悪いようです。

蕎麦道具専門のYK社。定年後の蕎麦打ちに没頭した男達が急増したのは、もう10年も昔になります。キットで3~5万円くらいですが、その後の不景気続きで金銭的ゆとりがなくなったり、年金開始の遅れで、仕事を続けざるをえなかったりで、蕎麦打ちどころではないのが実情のようです。

食品サンプルの老舗GS社では、個人向けのサンプルキットが大ヒットしています。30分くらいかけて、こねたり色付けしたりで、マイサンプルができます。プラモデル的な満足感が得られることで、外国人もたくさん買っていきます。小学生の自由研究にも人気です。

同じく食品サンプルのMZ社の店内は大盛況でした。今の季節は生ビールのサンプルが売れ筋ですが、なんといっても、今年大ブレークしたのは、スマホスタンドです。キモイ形のアレです。テレビや雑誌でも取り上げられているのでご存知の方も多いことでしょう。スマホと食品サンプルを結び付けた発想力に脱帽です。

その他、卸中心らしいお店をいくつか回りましたが、判で押したように、ずっと景気は悪いという回答でした。それにしては、昨年や今年ヒットしている商品はと聞いても、期待の商品はと聞いても、はっきりした回答もありません。景気以前の問題かもしれません。

取材後の感想ですが、アベノミクスのプラスの影響は、まだこの街には来ていませんが、みなさんしたたかに商売をしています。かっぱ橋が、「料理好きのためのテーマパーク」と言われているのがよくわかりますし、一日中いても楽しめる街です。卸よりも小売に力をいれているお店が多かったことは意外でした。小売中心のお店は、卸専門店より愛想がいいですし、消費者の反応がダイレクトなので、それが新商品開発にも生かされているようです。面白い街でした。

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かっぱ橋道具街の入口。ジャンボコックがお出迎え。なぜかワクワクしてくる



合羽橋なのに、河童がお出迎え。いたるところ河童だらけ
こんなものまで。いっそ、河童橋に変えたらいいのに



包丁を研ぐ人。伝統技術と職人さんを守る手立てがほしい



外国人が見入っていた。人に見せる技があるってすごいと思う
プランタに入れた季節の花が、お寺のぐるりにあった。住職や檀家の心がしっかり根付いている



三十三間(約120m)の弓道場の先にあったから矢先稲荷神社。現在遠的でも60mなのに、120mとはすごい!



♪祭のあとの寂しさが ♪いやでもやってくるのなら・・・ 祭もバーゲンもたまに来るから盛り上がる。四六時中じゃ萎えちゃうよ
馬の天井絵が100枚。壮観!圧倒!三脚がないとブレて醜い。実物見るべし



この街には巨大オブジェが多い。あなたは巨大人間になりたい?それともナノ人間になりたい?
鉄のフライパンは高いけど人気。日本もいいかげんに、捨てる文化から、長持ちさせる文化に変わっていかないと



ためしてガッテンの実験で、鉄鍋を使って摂取できる鉄分(二価鉄)はほうれん草180g分もあるって。サプリやめようよ



ダマスカス模様は、外国人に超人気。性能は違わないけど、見た目が大事なんだ



包丁に名前を彫ってくれるサービスが受けている。真剣さが伝わってくる
外国人が感心する日本人発明の出前機械。空気バネは見た目もすごい。しくみは違うけど、これも耐震グッズ



包丁は英語でキッチンナイフ。違和感あるよね。別に包丁の肩もつわけじゃないけど、包丁はhochoで通してほしい



使い捨てたモノがすべてリサイクルできるのが理想。リサイクル事業が成長できるようにするのが政治の責任じゃないの
成功している中華料理店は、中国人経営の店ばかりだって。西洋料理なら日本人でも成功できるのに。なぜだろう



兜は今風に言えば「おしゃれヘルメット」。ダンディって、素足に靴じゃなくて、命がけの戦でもおしゃれをわすれないことだと思う



かんかん照りでかわいそう。帽子をかぶせてほしい。なにごともやる以上は徹底してやらないと伝わらないよ



波平さんの髪の毛が引っこ抜かれる時代。盗まれちゃうかも



でました人気の食品サンプル。やっぱりサンプルの美味しそうなお店に入りたい。きっと繊細な人だと思うから



この店では外国人に一番人気のナポリタン。ホンモノより高いんだね
サンプルキットを使って30分くらいで作る、マイサンプルが人気



自分用に買っていく人がほとんどだって。食べたつもりでダイエットしてるのかな



こんなリアルなサンプルもあるけど、これみて食欲が増す人いるのかな
制服のある店と、制服のないお店、あなたはどっちが好き?



車輪だと思ったらコーヒーミル?外人さんも見とれていた



ひところの蕎麦打ちブームはブームで終わってしまったのだろうか。男はいつも一人前に道具を揃えるけど、それからがね・・・
どこでもドアがあったら、どこへ行きたい?



マンションや風俗のプラカード持って立っている人はいるけど、さすが道具街。お店の名前も書かない。メッセージ効果としてどうなの?
それぞれの容器、どこで使われているか、全部わかったらすごいけど、それはそれで危ない食生活



お客でいっぱいの店内。この時期の一番人気はこれ。透明感と水滴が絶妙



これだけテーブルに並んでいたら、かえって食欲がなくなるかも。わたしに実験させて
今年大ヒット商品になったスマホスタンド。TVの情報番組でも引っ張りだこ。フィルター使って撮ればよかった



ほんとに美味しそう。薄くてスリムな包装材があれば、もっと美味しそうに見えるのに



「牛肉名刺入れ」って、う~ん・・。「こぼれイクラ」って、う~ん・・。やっぱりムリ
予約がとれにくい、人気の2階建てバス。乗ってる人も道行く人も笑顔になれるのがいい。でも窓磨いたほうがいいよ



  1. 2013/06/22(土) 17:42:43|
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東上野(2012年12月)

用事ついでに東上野をぶらぶら。東上野といえば、江戸初期、幡随院という大きなお寺があり、その裏に住んでいた町奴、幡随院長兵衛が有名です。やくざの仇敵、旗本奴との引くに引けない抗争で殺された長兵衛、「男の中の男」「侠客の鏡」として、芝居や映画の主役になりました。「お若えの、お待ちなせえやし」の名調子を覚えている方もいるでしょう。

歴史書には、『明暦三年(1657)七月、旗本水野十郎左衛門、幡随院長兵衛を殺す』との記述だけしかありません。このわずか一行の、歴史の断片が、池波正太郎の小説、「侠客」では、血の通った物語として、生き生きと再現されています。解説には、「大事なのは小説的事実であって、それが実際にどうであったかではない」とありますが、その通りです。小説の出来、不出来は、作家のイマジネーション力にかかっていますから。小説だけでなく、映画的事実、絵画的事実というのもあるでしょう。私にイマジネーション力があれば、もっと物語を感じさせる写真が撮れるのでしょうが。来年は右脳をマッサージして鍛えねばと思っています。違うか??

現存する最後の同潤会アパート「上野下アパート」が、2013年5月に解体されることが決まったようなので、記録に残してきました。もう83歳ですから、寿命を全うしたといっていいでしょう。お疲れ様でした。

政治ネタで申し訳ありませんが、やっぱり気にかかるのは、「アベノミクス」戦略です。名目成長率と長期金利の動きは基本的に同調しますから、単純すぎるかもしれませんが、ともに2%上昇したとすると、日本の経済規模が500兆円、借金規模が1000兆円ですから、借金の利払いのほうが2倍多くなります。借金を増やしてまで成長率を上げるのであれば、借金の利払いは、さらに増えることになります。長期金利の上昇によって、国債が投売りされるリスクもあります。こうした疑念に対して、マスコミよ、熱に浮かれず、もっとしっかり伝えてくれと言わせてください。

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地下鉄銀座線の車両たち。線路の向こうにビル、こっちにフェンスの不思議な空間





 
地下鉄の踏切。路面電車みたい
レールは暗黒の闇へ





 
旧下谷小学校。ツタの生命力ってすごいの一言





 
ほら、落葉しない生命力ってうらやましい
和風の屋根瓦の下に銅板貼りの洋風窓なんて、おっしゃれー






 
同潤会アパートで唯一の生き残り、上野下アパート。83歳。皮膚はぼろぼろでもしゃきっとしている





 
無形文化財は消えないけれど、有形文化財はいつか消えてしまう。もっと大事にしたい
すみません。すぐに出ます





 
「噺家長屋」の愛称で親しまれたけど、今は長屋じゃなくなってしまった。熊さん戻っておいでよ
ザボン細工よりも窓がかわいくて





 
陽だまりにて。まぶしくて、眼が開けられない、でも動きたくない





 
上野コリアンタウンの路地には、豚がたくさんぶら下がっていた




 
元気ですか!元気があればなんでもできる。来年も元気ですごせますように。パン、パン(かしわ手)


  1. 2012/12/25(火) 12:00:00|
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三社祭2012(2012年5月)

初めて三社祭に行きました。「200万人も見物客がいたら、どうせたいした写真など撮れないよ」という適切なアドバイスをいただきましたが、どうせヒマを持て余している身ですから、ダメ元です。

浅草駅に着いて、やっぱりダメだ、と早々にかんねんしました。なにしろ、地上に上がるまでが大混雑。そこで、混雑を避けて、浅草寺の裏手をぶらぶら。すると出番待ちの祭人があちこちにたむろしているではありませんか。町会所や民家、地べたに座っている人も。よっぽど自然な感じでよかったです。

たまたま、宮入りに向かう神輿に遭遇。最後の力を振り絞って練り歩いてきました。ガードレールに乗って、歩道の掲示板にしがみついて撮れたので満足。それより、最後に浅草のKARAに出会えたほうがうれしかったです。

途中で山谷堀を通って吉原まで足を伸ばしてきました。もちろんなんの面影もありませんが、弁財天で遊女を供養するお地蔵さんにお参りしてきました。別にお世話になったわけではありませんが、なんとなく。

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三社祭斎行700年の記念の年。さわやかな風に乗って今年もまた下町に感動が戻ってきた




色とりどりの半被に江戸の粋を感じる


 

暴れ神輿の登場を先触れする太鼓

神輿を待つ割烹着隊。履物のアンバランスがいい感じ




近づいてきた。すごい熱気ムンムン


 
女子の表情、苦痛それともエクスタシー?

行列のトリはPOLICE


 

オークス日のウインズ前は馬券買いの人たちも多くておおにぎわい

この子たちもあと数年たてば立派な担ぎ手になっているだろう




神聖が伝わってくるような巫女舞




今のうちに一寝入りしとかなきゃ、からだがもたないよ




地元ギャルは誰もが後ろ髪をアップしていた




遠くから神輿を眺める子供達




いいケツしてる




浅草のKARA




今年も無事に終えてよかった




神輿の声は路地にも届いていた




江戸歌舞伎の原点、中村座が2012年5月まで戻ってきた


 

いつの頃からか、婚活女子のパワースポットになった今戸神社にはカフェガーデンがある

いらっしゃい。招き猫の発祥の地らしいお出迎え


 

昔はひときわおしゃれなビルだったんだんだろう

昔この辺りで浅草紙を漉いていたそうな


 

吉原の見返り柳。「きぬぎぬの うしろ髪ひく 柳かな」

遊郭の弁天池の跡地に遊女供養の地蔵がある










  1. 2012/06/03(日) 22:35:14|
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谷中(2012年3月)

人生2回目の谷中です。谷中って、地図で見ると8割がた、お寺と霊園で占められています。しかも町を東西に分けて、西側半分が坂と低地。昔、谷田川が流れていたので、そんな地形になります。そのすぐ先、不忍通りの西側は本郷台地への上り坂。坂上から見ると、谷中をはさんだ向こうに上野台地が見えます。名実ともに「谷中」です。谷中の人々は、坂にへばりつくように、狭い場所で生きてきたんですね。

なぜか坂と路地は相性がいいようで、坂の多いところには路地も多いようです。谷中にも魅力的な路地がたくさんありました。谷中は寺町ゆえに、いままで大規模開発から逃れられてきました。それが、昔の街並みが残っている理由ではないかと思います。

また、谷中といえば、猫グッズ屋があるくらい、猫ちゃんで有名ですが、いました、いました。たくさん。でも観光客慣れしているせいか、生意気なんですよ。ふてぶてしいというか、逃げずに挑戦的な視線を返されたりして、こちらが気圧されてしまいます。「ちょっと通っていいですか」「ちょっとお写真を撮らせていただきたいのですが」など、下手にでてしまいました。

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谷中一番のお気に入り路地はレトロ世界にタイムスリップできる







灯明台といい、切り株といい、昔の家には何気ない小道具が似合う。それにしても家と家の間のドアの向こうが気になる







20mそこそこの短い路地商店街は家族的でいい。奥には共同便所まである







怪しいツタ屋敷のある路地







狭い路地なのに有効活用されている。まったく無駄がない







「夕焼けだんだん」は人にやさしくないのに、嫌じゃないのが不思議







死に物狂いでハンコを作られたら呪われそうで怖い




 

楽しそうに話し続ける二人。笑顔を見せて

老舗の煎餅屋にながれる時間はやわらかい







本郷台地の狸坂はロードバイクの難敵








またまた坂。都内でここだけになった富士山の見える富士見坂。しかし7km前方に高層ビル建築の計画がある。都市計画にも理念が必要ではないか








家族安泰、子孫繁栄、学問成就、旅行は安全、苦しみ病気はぜーんぶ快癒、長生きできて幸福になる、などなど人間が欲するものは全部かなえてくれるとあるが・・・





野良猫は英語でalley cat(路地猫)。世界中、路地に行けば猫に会える

  1. 2012/06/01(金) 21:27:12|
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下谷・根岸(2012年3月)

これまで人生の三分の二、40年以上、東京に住んでいます。でも、あらためて考えてみると、東京についてほとんど何も知りません。

東京の成り立ちも知りませんし、23区のうち、一度も足を踏み入れていない区が半分以上あります(電車や車で通過したところは除いて)。この下谷や根岸もそうです。

ということで、半ば緊張、半ばうきうき気分で出かけました。

で、どうだったかといえば、行ってよかった。また行きたい、です。特に、根岸はよかったぁ。漂う空気が穏やかなのに、濃いというか、いい意味で歴史を引きずっているように感じました。もちろん景観はほとんどが現代なのに、心まで許しているわけではない。ふところが深いんですね。満足!

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入谷鬼子母神近くの路地にある廃校のたたずまい







それにしてもこのお百度石は拝殿に近すぎる。ご利益あるのかな?


 

下谷・小野照崎神社の富士塚は富士の溶岩で作られている

富士塚守りの猫?




 

「おい、こうやってみろよ、気持ちいいぞ」「やだよ、汚れたらママに叱られるから」

渥美清さんが売れないころ、小野照崎神社で禁煙を誓ったら、「男はつらいよ」の主役の話があったそうだ







下町にはこうした人家が多い。東京に震災がこないように祈るだけ







昔は木の後ろにも長屋が続いていたのかもしれない。左奥の猫ちゃん見えた?







水子供養をしてもらった水子は恵まれている




 

「ヘヤー」で小笑い、小さい「ヤ」で大笑い

路地のれすとらん。ランチで5000円にびっくり。でも高いから食べてみたくなるのが不思議







路地から路地を通る人と自転車







粋な黒塀というより、華奢な薄塀?






歴史を感じるファサードがおしゃれ







横町の 又横町や 梅の花(子規) 根岸には梅がよく似合う
  1. 2012/06/01(金) 18:20:55|
  2. 台東区
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